海来日記(みらいにっき)

ダイビングでの海の生き物達との出会いや、陸の生き物達との出会い、その他日常のふとしたことを感じるまま綴った徒然日記です。

見ました?

2009-11-29 | Weblog
今日も思ったより穏やかな天気
いい感じですね


さて、今日の夜、NHKの「ダーウィンが来た」をご覧になりましたか?
ん~、面白かったですね~


「カエルアンコウ」


エスカなし、エスカを使った狩
どっちも堪能しちゃいました。

カエルアンコウを狙うミノカサゴ

実際、あんな風にミノカサゴって近づいてくるよね~
とか思いながら見ることでした


伊豆も宮崎も面白いですね。
そして鹿児島でも、カエルアンコウやら、イロカエルアンコウやら、ベニカエルアンコウやら、クマドリカエルアンコウやら、人気者が見られます



これからも海さん、楽しませてね~ yuu

看板作り:その2

2009-11-28 | Weblog
今日も鹿児島は、いいお天気でぽかぽかです
あ、でも北海道とか、北の方では寒くなるそうですね


さてさて、先日から作業している看板作り。
昨日、chocoが、メインの看板ボードの色塗りをしました


表側と裏側で雰囲気変えようと2色に分けてみました。



今のところ、イメージ通りに進行してます
…といって、これだけ見てもどんな看板になるか、分かりにくいですよね


さてさて、こっからが、より慎重になるところです。
看板に文字とか書いていく作業が待ってますからね~


上手くいくかなぁ~ yuu



ビンカンな子たち

2009-11-27 | Weblog
今日も日中は汗ばむくらいの陽気でしたね
そんな今日もダイビング日和


中に入って見ると、相変わらずソラスズメダイやらイトヒキベラやら目いっぱい群れてます。そんな風景に感謝しながら奥へ進むと




スナダコでしょうか。ビンの中から顔をのぞかせてます
うにょ~っと動きながらこっちをうかがってます。

そのすぐ近くにはこの子



カンの口に、クロイシモチが見えます。ちょっと見えにくいかな

ビンやカンの口によくいるといえば、
代表格は勿論この子



ミジンベニハゼ
遠くを眺めて、もの思いにふけってるのかなぁ

そんなビンやカンの住人たち、(ん、住魚かあ、住タコ含む
下手に近づけば警戒する「ビンカン」な子たちなわけで。。。

ゆ~っくり時間をかけて近づきます


なのに、急にミジンが引っ込んだから
「なんだどうした
と思えば、近くでは無頓着に近づいていくこの子が



すぐ隣(30cmくらい)にいたわけで
カメラにも入りきらない近さ


しかも、近くにいついたと思ったら、まるで犬みたいにまったく離れないもんだから、しばらく顔をずっと眺めてました。


ミノカサゴってよくいるんだけど。。。

…案外、愛敬あるのね

近くをマルヒラアジがぐるぐる周り、浅場に戻ればカマスの群れに遭遇
さらにはハタンポの大群を眺めてエキジット


そんなこんなで、今日もいっぱい楽しんじゃいました~ yuu



看板作り:その1

2009-11-26 | Weblog
ん~いい天気になりましたね~海もべた凪だし、絶好のダイビング日和


ところが、今日は海に行きたい気持ちを抑えて、別のお仕事です。
幸か不幸か、今日はお客さまもいらっしゃらなかったので、約1年半ぶりのDIYです
晴れた日でないと、作業が出来ないんですよね~。。。


で、何をするかというと、「看板作り」



今までも、看板はあるにはあったのですが、

「小さくて見えない」、「もっと目立つ場所に、バ~ンと立てんかぁ」
とかご意見をいただくことも多く、
しかも、3割くらいのお客さまが、通り過ぎたりしてましたからね、さすがにこれじゃマズイでしょ
…で、ようやく思い立ったのでした


初めに、看板のイメージを浮かべて材料を買いためます。
この辺は、先日の寒~い雨の中済ませました。もうぶるぶるでしたな



んでもって、いよいよ作業開始



柱に杭を取りつけます。柱は園芸用のものです。
次に柱同士をくっつけてセットにします。まずは平板で仮止め



なんでセットにするかというと、台風対策ですね。
強風が吹いたとき、1本じゃ弱いといけないので。2本をつなぎ合わせたら強くなるだろうと


さらに、補強と台座を兼ねた板を打ち付けます上の写真では右隣に見える板を載せて、ネジで締め付けます。



ん~、インパクトドライバが大活躍この機械は便利だわ~


そのあとは一旦、塗装作業へ組み立ててからではペンキも液だれして塗りにくいですからね




色が大分着いたでしょ


そしてラティスを看板のメインボードの支えにするので、これも塗装します



上の方の写真と比べると、大分落ち着いた色になったかと


ところで、何でラティス
って思われたかもしれません。

看板を大きな一枚板にすると、風をもろに受けるでしょ。ラティスにすれば風の抜け穴があって、ちょうどいいんじゃないかな、というアイデアだったんです。
さて、どうでしょうね

…園芸用に作られてるから、その他の用途には使用しないで、とか書いてあるけど、きっとこれは防護柵とかに使うなという意味と理解してあとは、柱も補強してるし、ま、いいかと


ちなみに、ラティスに乗ってる4本の棒は、メインの看板ボードの台座にするつもりです。


今日の作業ではここまで。
さすが素人だけに、時間がかかります


次は、看板ボードの作業が待ってます。
デザインが問われますなま、でもそこはやっぱり素人ということで


さてさて、どんな風になっていくのか、ふふふ~ん、今から楽しみです yuu

砂地の向こうに

2009-11-25 | Weblog
今日は昼からぽかぽか陽気でしたね~
なんだか汗ばむくらい

このところ海は透明度がとってもGOOD
ただ、潜るだけで癒されます。

お客さまからも、

「ちまちましたのより、こういうダイビングが好き
っていう声も

あ、私はどっちも(マクロもワイドも)好きなんですけどね


さて、今日も透明度はまずまず
砂地に行けば



向こうの方までよく見えます
砂地もきれいですね~


こうなれば、向こうまで行ってみましょ
でも、一面の砂地だし、

「向こうってどっち




「どっちだ?どっちだ?」
ササハゼもそんな風に言ってるのでしょうかね


行く先は、西北西
濁っていては、正体のわからない子を見に行くのです


いましたすぐに見つかりましたそれもいっぱい



今までチンアナゴなのかアキアナゴなのか、遠くて分からなかった子たち。
透明度が高ければ、ちょっとは見えてきます


もう一つおまけに



それにしても、うにょろうにょろと体を出してるもんですな
これはアキアナゴでしょうね


今日も、砂地の向こうで元気な姿に出会えました
しばらくお天気もいいようですね。またいい日になりますようにyuu







酸化銅は方言?

2009-11-22 | Weblog
このところ北風モードで、寒くなりましたねでも、数日すればまた少し暖かくなるようで

そんな今日ですが、海況も回復して透明度も上がってました


昨日からお越しになったお客さま、
海外赴任が決まったとのことで、最後の日本旅行にと、はるばる鹿児島にダイビングにいらっしゃってくれました

なんてご縁ありがとうございます


講習後、初のファンダイビングとのことでしたので、ざっくりおさらいからさせていただくことに。



ところが。。。



他店で受けた講習では、かなり内容を省かれてて、とても大事なスキルを全然やってないことが判明
同業者として、腹立たしくなるやら情けないやら


…というわけで、今回はファンダイビングという名の講習からスタートに


初めは、浮力コントロールに苦労したようですが、
アドバイスをさせていただくと、潜る度にコツをつかんでいかれます


そして、今日にもなれば



どうです?見事な泳ぎっぷり表情もかっこよく決まってますね
ご自身からも、

「だいぶつかんできましたぁ」

との嬉しいお言葉
となれば、こちらにもご案内です



浮力コントロールの求められるサンゴのポイント
ん~、今日の海はここ最近で一番いい感じ
ご機嫌です~


アカオビハナダイや、ミジンベニハゼ、ガラスハゼ、
そして壁のように群れてるクロホシイシモチやソラスズメダイ、など見て堪能します



お客さまからも
「ここが一番好きな雰囲気でした
とのこと

とっても上手になったし、最後まで楽しんでいただけてよかったでした


んん~やっぱりダイビングはいい
鹿児島の海は、まだまだシーズンですな


とはいえ、海から上がるとやっぱり寒い
ついつい、


「酸化銅」


って声も出ちゃいます


。。。「酸化銅」


いや、「寒かどぉ」だわ

ま、分かる人には分かるという、懲りない私の方言(放言)でした yuu





ところ変われば…

2009-11-17 | Weblog
数日間は、寒い日が続くようですねでも19日ごろからは、海は穏やかになりそう


さてさて、話は変わりますが。。。


洗濯物って普通はどこで乾かしますか?

「外で物干しざおに~」
っていうのが普通かと思えば、どうもアメリカでは事情が異なるようです

外干しすると罰金まで取られる州条例があったりとか

…なんでか

どうやら、洗濯物とは、乾燥機で乾かすものらしくて、
外干しするのは、乾燥機もない貧しさの象徴なんだとか



「えぇ~」とびっくりです


この考え方は結構浸透してるらしく、外干ししている地域は、それだけで不動産評価額が下がるとかの風評も


ところ変われば、ずいぶん考え方が違うんですね~
日本だったら、お陽さまにあてたほうが、乾きもいいし、殺菌効果も高くて清潔なんて、言われたり。

あ、もちろん乾燥機は便利だし、存在を否定する気はないですけどね


でも、最近はアメリカでもエコ志向があるらしくって、
電気代のかかる乾燥機を使わないと、それでけで数%の二酸化炭素の軽減になるとやらで、見直しされつつある、とかいう情報でした。


へぇ~、ほぉ~と思いつつ、
やっぱり、自然ですむなら、自然がいいなぁ
とも思うことでした yuu

ポケットの中に…?

2009-11-15 | Weblog
今日も北風が強いですね~
それでも明日、あさってくらいは、ちょびっと海況はよくなりそう


さて、つい先日のこと。。。


お天気もよかったので、ご機嫌でダイビングへ
すると現地で地元の方(年の頃は70過ぎくらいでしょうか)が、なにやら作業中。


「こんにちはぁ~」とあいさつ


。。。(お返事ありません)


こちらをチラッと見たか見なかったか、気づいてないのかな

ま、それはそれとして、じゃ、潜る準備を
ということで、器材をからって(鹿児島弁で「背負って」の意味)、海へとよいしょよいしょと段を降りていきます。

すると、先の男性が、人のよさそうな笑顔とともに

男性「こんにちはぁ」って。

yuu 「こんにちはぁ」(あ、さっきは気づいてなかったのかぁ)

男性「どっからきやったなぁ?かごいま?」
(注:どこから来なさったの?鹿児島から?)

yuu 「仁王崎です~」

男性 「におぅざっ?えぇ~、そりゃ。」(またニコ~って)
(注:仁王崎?まぁ、それは(すぐ近くだね))

yuu 「はい、近くです~。」

男性 「そんたぁからって、おもかろだい。」
(注:そんなの背負って、重いでしょう。)

yuu 「ですね~、20kgくらいありますよ~。」

男性 「ぼよ~っ20キロッわっぜかなぁ」
(注:えぇ~20kgすごいなぁ)

yuu 「はい~慣れますけどね。でも、こういうトコ降りる時は気をつけますよね。」

男性 「ほい、これ。」


と、出てきたのは「大きなミカン」。やっぱり笑顔

なんとズボンのポケットから出てきた~(よく入ってたな~

yuu 「ありがとうございます~」

と、もらったはいいけど、器材からってるし潜りに行きたいけど、このまま海には行けないわね~
そこで、ご厚意に応えるべく、来た道をまた段を昇って車まで帰ることに

すると男性、もう一つミカンをズボンのポケットから出して、今度は、段の中層で自分で食べ始めました
(えぇ~一体いくつポケットにミカンが入ってたんだぁ


さて、また段をよいしょよいしょと降りて、男性とすれ違い。

yuu 「じゃ、行ってきま~す」

男性 「けがしやんなぁ。」
(注:けがをしなさんな。)

yuu 「はい、ありがとうございます


そんなこんなして、なんとなくほのぼのしながらダイビングへ行きました。

あ、自分のなんちゃって鹿児島弁では、上ので合ってるか分かんないけど、
とりあえず、地元の人の言葉が大体聞き取れたことに、自分でも内心

「よしっ

と嬉しいひと時だったのです。
鹿児島に来たばっかの時は、地元の人の会話を聞いても、

「ん~にゃ、さっぱ分からんどぉ

だったからね~

ん?その頃は、
「いやぁ、全然分からない」って言ってたか


ま、ともかくふふふ~ん、というわけで海でもこの日は



大好きなアカオビハナダイ(幼魚)の可愛らしさにも癒され、気持のいいことでした yuu










ほとんど病気~!?

2009-11-12 | Weblog
昨日より北風も弱まり、海も穏やかになりました

そんな今日は、友人が船を出してくれたので、ボートダイビング


透明度はなかなかgood
水深25mまで降りると、こんな感じ~



イサキの群れむれ~
ムレムレしてるけど、湿気が多いとか言うわけじゃないですよ~


。。。


えっと、そのあともクチグロになったイシダイや、ウメイロモドキとか見ながら楽しみます

この場所では、よくヒメゴンベを見かけるんだけど、案外写真が難しい
1枚。…ダメだわ。2枚。…ん~ダメだね。
てな調子で、あきらめ加減でシャッターをきると



わぉ2匹に増えた~びっくりしたぁ
ま、写真の出来はともかく、こんな出会いもあるから海は面白い

水深が深いポイントなので、いつもより早目の安全停止へ
でも、まだ終わらない~

水面みれば、こんなのも



アオリイカ(ミズイカ)の群れ~
イカの泳ぎ方ってふわふわしてて面白いね~

いやぁホント堪能ダイビングでした






って、いつもなら終わりそうだけど、今日のブログはさらに続くのです


そのあと、ビーチダイビングへGOしちゃいました


随分慣れたこの子



どんどん近寄らせてくれます
ヒレナガネジリンボウ。ん~かわいい

どのくらい慣れてきたかというと~、
カメラを超えて顔のすぐ横までホバリングしてくるわけ。
ここまで来ると、なんだかペットかなんかみたい
顔がはっきり見えるもんね~
あ~かわいいん~メロメロですな

もっとも、顔の横まで来られたら写真なんか撮れないから、カメラの意味ないんだけど


そのあとは、この子



ミヤケテグリかなぁと思いつつ撮ってみたんだけど、どうでしょうね。



さて、だいぶ潜ったので、エキジットしようとしたら。。。


水面に「ニシキフウライウオ


えっ水面に


…って、よく見たら、これ



スギか、何かの枝じゃん~


ここまでくると、ほとんど病気かな~
ま、楽しいからいいっか懲りずに潜ろうっとさyuu

孔明も泣いている。。。

2009-11-11 | Weblog
今日の朝は、雷やら大雨ですごいことでした
日中は明るくなったけど、北よりの風が強まりましたね



ところで最近、痛々しい事件がありましたね。。。
島根県立大学生の事件

失われた命はもう帰らない。。。
でも、ご家族のためにも事件の全容が早く解明されることをお祈りします。。。


その事件の現場となった広島県~島根県にかけての

「臥龍山」


私も島根県に住んでいた時に、この山には、よく登ってたんです。
中腹には、おいしい湧水が出てるので、皆さんポリタンクやペットボトル持参で汲みにきてました

近くには、サギソウやウメバチソウといった、とてもかわいい花も咲いてて、癒されたものです


あの山で、そんな事件が。。。


さて、こんなことで有名になってしまった臥龍山ですが、
本来、「臥龍」にはこんな意味があるんです。

大辞泉によると

1 臥(ふ)してうずくまっている竜

2 《「蜀志」諸葛亮伝から。天にも昇る勢いや能力をもちながら、じっと横になって寝ている竜に、蜀(しょく)の諸葛亮(しょかつりょう)をたとえたもの》すぐれた能力をもちながら、世に知られていない人物。「―鳳雛(ほうすう)」

ということです。

2の方を少し補足すると、

その昔、中国三国志において、有能な武将に恵まれながら、軍師がいないため世に羽ばたくことができなかった「劉備」が、是非とも会いなさいと紹介を受けたのが「臥龍」なる人物です。
晴耕雨読の生活をして、世にでることのなかった「臥龍」。
劉備による「三顧の礼」によって、ついに世に出た「諸葛孔明」という有能な軍師こそ「臥龍」と呼ばれた人物でした。

この人がいなければ、劉備も蜀も、今もって話題になることもなかったでしょう
そんなすごい人


そんな臥龍の名を持つ山だったので、
いつも登るたびに、孔明の話が脳裏にあったことでした



今回の事件。。。
孔明も臥龍も泣いている。。。


どうか一日も早く、全容解明されることと、平穏な山に戻ることを願っていますyuu