MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

奄美大島ではサルトリイバラの仲間では唯一の赤い実・アマミヒメカカラ

2020-01-05 18:33:01 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)


葉裏


今までにササバサンキライサツマサンキライハマサルトリイバラカラスキバサンキライと出してきましたが、これらすべては黒い実のなるサルトリイバラの仲間で、奄美大島では唯一このアマミヒメカカラが赤い実をつけるサルトリイバラです。しかし、サルトリイバラの様に一房に多数つけることはなく、1~3個止まり。
沖永良部島から南の方には本土と同じように赤い実をつけるオキナワサルトリイバラというのがある。


かっては屋久島に産するヒメカカラと同種とみなされていましたが、奄美大島のは2016年にアマミヒメカカラとして独立しました。

 

なお、最近の研究の結果、湯湾岳の植物で名の変更になったのは2種で

 ユワンツチトリモチ→ヤクシマツチトリモチ →同種となった

 ヒメカカラ→アマミヒメカカラ       →別種となった        

  

    この記事は2009年の記事を訂正して再投稿しました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マメヒサカキ | トップ | 今日の大瀬海岸の鳥見 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。