最近の外灯周りに現れるヤモリ
外灯周りの生物は光に誘われて現れる昆虫とそれを捕食するヤモリ、クモ等。現在、ヤモリは2種。画面では外灯左に2匹のヤモリが確認できる。
上のヤモリ
トリミングで尾を確認すると尾に棘状の鱗がある、これはホオグロヤモリの特徴だ。先の方は無いけれど尾が切断され再生したのだ、再生された尾には見られない。なお、この個体は雌で腹部に卵が2個ある。ホオグロヤモリの主な生息場所は民家等建物で山地の天然植生には観られない。「チッ、チッ、チッ」とよく鳴く。
下のヤモリ
このヤモリは第一指の爪が比較的発達している。ということで、タシロヤモリだ
図鑑の解説文によるとタシロヤモリは記録上、奄美、沖縄、宮古、八重山諸島に広く分布することになっているが、近年、奄美大島と周辺小島以外記録が無いという。
オンナダケヤモリも見られたが、最近は観られない。それぞれの勢力争いがあるのだろう。