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爆音上等!すわべーすブログ「ていおん!」

かつての名機です!

2020-01-22 01:29:00 | 自作エフェクター
このカテゴリも久しぶりですね(笑)

ここ数年、私のエフェクターボードの根幹を担っていたデバイスがこちらです。


PMP BUF E945

70年代末~80年代初頭にプロミュージシャンがこぞって使っていた名機です。

しかし実はこの製品、電気楽器の音を劇的に変える訳では無くてむしろ「変えない」と言う事が最大のポイントだった物なのです。

正体はポール・リヴェラが設計したバッファアンプです。
機能の違いによって何種類かラインナップされていましたが、これは一番多機能な物です。
まあ、多機能と言っても機械式スイッチ3個による切り替えなので多寡が知れていますが、それは今の目線での話です。

当初はスチール板のプレス筐体でしたが、ほどなくしてアルミダイキャストとなります。この「PMP」=Professional Music Productsと言うブランド名は後に「PMG」=Professional Music Gearとなりますが、内容は同じ物です。

AC100V電源を使ったバッファアンプが心臓部です、このバッファアンプで信号を劣化に強いローインピーダンス化し、エフェクトループのON/OFFに加えて分岐された出力の選択。
さらに信号をブーストする事も出来ると言う、とても欲張りで高品質な物です。

反面、大きくて重い筐体は嵩張って持ち運びにはとても不便です。


つい2週間前

現在のエフェクトボードはこのPMP E945が中心でした。
エフェクトループにA/B切り替えはチューナーアウトとして使用していました。
ブーストは使わないので、スイッチにアルミチューブを被せて誤操作を防いでいました。

しかしこの筐体サイズのせいで、エフェクトボードの発展性が阻害されていると言う事実はよろしくありません!


この位のサイズに出来ないか?

タカチのダイキャストケース「TD6-11-3N」です。
サイズは64.5mm×31.8mm×115.5mm、コンパクトエフェクターとしては丁度良い大きさです。
このサイズに収める事が出来れば、もう1台位エフェクターを繋ぐ事が出来そうです。

とは言え、E945の回路は公開されていません、今後もお目に掛かる事は出来なさそうです。

ですので、回路としてはE945と違っていても良いので必要な機能を盛り込む方向で考えてみました!

つづく
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2 コメント

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Unknown (shinmei_t)
2020-01-22 06:48:25
おー、興味深いシリーズですね!こういうことが自分でできるのが本当に羨ましいです!楽しみにしてますね!
返信する
Unknown (管理人)
2020-01-23 00:33:16
shinmei_tさん>

ありがとうございます!
ちょっと(?)マニアックな記事になってしまう部分もあると思いますが、ご笑覧頂けましたら幸いです。
返信する

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