.045.065.085.105

爆音上等!すわべーすブログ「ていおん!」

意外な仕様です!

2024-06-26 17:08:49 | ベースの話題
エピフォン・ニューポートベース、なかなかセッティングに難儀しています。

ネックはほぼ真っすぐだと思うのですが、やや順反り気味にした方が良さそうな気がします。
しかし現状でトラスロッドは効かない位まで緩めてあり、順反り方向には調整出来ないのです。

と言うのも、一般的なアジャスタブルトラスロッドはネックが弦に引っ張られる方向に反る「順反り」の矯正は出来ても、その反対方向の反り「逆反り」は矯正出来ないのです。
これはロッドに加工されたネジを締め込む方向の一方通行でしか調整出来ないからなのです。

どうにかならんかな?と思いながらトラスロッドのナットに六角レンチを突っ込んで緩める方向に回してみたら・・・

あれ?

本来ナットを緩める方向に回したら手応えは軽くなって行き、最終的にナットは外れてしまうのです。
しかし緩める方向に回しているのに何かテンションが掛かって行く手応えがあります。


デュアルアクショントラスロッド

これ、もしかして逆反りにも効く両方向トラスロッドなのかな?と感じ、少し多めに緩め方向に回してみたら、ネックは順反り方向に動きました。

エピフォン公式サイトの機種別ページを確認したら、トラスロッドの項目に「デュアルアクション」と言う記述が有ります。
これは間違い無いですね、逆反りにも効く両方向トラスロッドが採用されています!
(フェンダーで言う「バイフレックストラスロッド」です、この辺はメーカーによって呼び名が違います)
さらに調べてみたら、現行のエンバシーベースやジャック・キャサディベースにも採用されていますが、サンダーバードやヴィオラベースは普通のアジャスタブルのようです。

正直、この価格帯の機種に両方向トラスロッドが採用されているとは思いませんでした。

現在、ほんの少し順反りと言う方向に調整して様子を見ていますが、これで確実にセッティングは進歩しました。
同時にナット溝が浅いのは間違いないと確信です。
ただ、私は削る方向の調整がとても苦手なのです(汗)
削り過ぎても大丈夫な所ならともかく、ちょうど良い所で削りを止めないといけないのが苦手で(汗)
ですので、ナット溝の調整だけはプロにお願いしようと思っています。

ブリッジはやはり弦ごとに調整できる物に交換したいなぁ・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 訃報 | トップ | -T 1-1 D(甲子園) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ベースの話題」カテゴリの最新記事