野原うた

日々美しい自然の花や生き物などを紹介するブログ。

オニタビラコ

2007-02-03 | 双子葉植物・キク亜綱
呪文のようですが、この黄色いお花の名前です。

鬼田平子とかきます。
田平子というのは葉っぱがぺったりと田んぼに張り付くように生える姿が由来だそうです。
オニとは大きいという意味。「タビラコ」とにていて、タビラコに比べて大きいのでつきました。

ちなみにタビラコというのは春の七草に出てくる、
ホトケノザの別名です。和名ではコオニタビラコ( Lapsana apogonoides)というのが正式。
コオニタビラコの栽培は難しく、あの籠に入った七草セットを生産する方は、
苦労して、野山で集めてきたりもするという話をききました。

それに比べて、この写真のオニタビラコ(Youngia japonica )はどこでも生えてますね
食べられなくも無いらしいのですが、毛が生えててかたくて苦いらしいです

☆学名をごらんいただけばお分かりかとおもいますが、実はオニタビラコとコオニタビラコ(=タビラコ)は属が異なります。
コオニがヤブタビラコ属(Lapsana)オニがオニタビラコ属(Youngia )です。