ミンメイのあちこち旅日記

日本&アジアを巡るフリー旅日記

鮫の廃墟・八戸漁連跡

2012-10-28 | 2012・10 八戸
八戸線の鮫駅を下車して、蕪島方向に海沿いを10分ほど進むと見えてくるのが
かつての「八戸漁連」の建物。






2012年10月に訪れた時は、震災の影響かと思っていたけど、
帰宅後調べてみると、もっとずっと前から廃墟のようになっているとか。
(事務所の看板が出ているので一部は現在も使われているらしい)

まるでユトリロの絵画のような風情。



日中でも物悲しい雰囲気が漂うこの建物、陽が落ちたらちょっと怖いかも・・。

八戸漁連前の海で舞うカモメが、さらに郷愁を重ねていく・・そんな場所でした。




八戸線・鮫駅~蕪島

2012-10-27 | 2012・10 八戸
八戸線のなかでも、一番のお気に入り「鮫」駅。

いかにも海!といった駅名のこの駅、本数の少ない八戸線ですが
八戸~鮫駅間は1時間に1便は運行されていて安心。

今日は本八戸から4駅、約20分でもう到着。


初めて来たときとほとんど変わらない木造駅舎。


・・と思ったら、以前はなかった「鮫オブジェ」発見!
2011年5月ライオンズクラブ5周年記念のものだそう。かなりリアル。


待合室にあった観光ポスター。大正14年創業!そうだったのか。


メインロードを散策。
線路より上のこのあたりは津波被害を免れたそうで、
レトロ昭和建築の趣きのある街並みが続きます。






不動産屋の名前にも海の香りが。


通りの左手には港に続く踏切。


踏切を渡って、蕪島へ向かう道にはまだ震災の傷跡が残っていました。


草が茂っている空き地も目立つ海沿いの通り。


蕪島から駅方面への眺め。
あちこちで復興工事が進んでいて、元気づけられた「鮫」でした。



本八戸街歩き

2012-10-25 | 2012・10 八戸
八戸から八戸線に乗って2駅、本八戸はその名の通り八戸の中心地。

駅南口を降りて町の中心街までは歩いて10分ほど。
目の前のバス通りをさけて右手のちょっとマイナーな道を行くと・・
見えてきたのは「八戸マロン劇場」じゃなかった「八戸マノン劇場」
隣には「娯楽の殿堂」と書かれてる・・なつかしいフレーズ!!


撮影した午前中には閉まっていて「閉館かな?」と思ったのですが
夜タクシーで通り過ぎた時には確かにネオンがついていました。


ゆるやかな上り坂を歩き、町の中心部「十三日町」到着。ここはショッピング街。
中心部は三日町、十八日町など数字で町名が並んでいます。


見落とすほどさりげないのが作家、三浦哲郎の生誕碑。


あちこちに高校野球準優勝&レスリング金メダルのおめでとうメッセージが。


みちのくプロレスの公演も間近いようで。グレート・サスケの名前がなつかしい・・。


長横町に入ると新宿の飲み屋街っぽく昼間はものさびしい雰囲気が漂ってます。


なぜかヨコスカ。明るいせいかマイナー感ひしひし。


ビルごと飲食業のテナント募集。すぐはじめられそう。


交差点を左に行くと街外れといった感じ。昔ながらの家や看板が視界に入ります。




そして夜。吉永小百合がここに立ってJRポスターの撮影をしたという「たぬき小路」


みろく横丁屋台村。にある あじの「めん匠」 
今回食べ逃した「八戸ラーメン」にチャレンジするためにも、必ずまた行きます八戸!

八戸でみやげを買う

2012-10-24 | 2012・10 八戸
旅のおみやげは地元のスーパーへ!
八戸を中心に店舗がある三光ストア。鮫駅前にありました。


南部せんべいは上棚から下棚までの圧倒的なスペースでの品ぞろえ。


せんべい汁用のおつゆせんべいや、せんべいの耳など
東北でしか見られない豊富なバリエーション。さすが地元。


横浜で買うと500円近くする大好きな「スタミナ源たれ」が特売で198円!
ピリ辛の辛味家、塩焼のたれなどもそろっています。
北あきたにごり酒、こちらも特価で580円。
いちご煮カンもここで買うと¥980、お土産に買ってきました。


すぐ近くには八百屋「やおせい」が。いろんな種類のりんごが山盛り。


残念ながら重くて買えませんでした。


思わぬ発見がある地元のスーパー、やっぱり行く価値大!ですね。

本八戸その他店舗情報はHPで。「三光ストア」


本八戸でカラオケ・ピエロ

2012-10-23 | 2012・10 八戸
出発まで小一時間・・旅先で何をしたらいいかわからない、そんな時。
最近は地元のカラオケ店に行っています。

今回はやたら目立つ看板の「ピエロ」に。このあたりは本八戸長横町の「カラオケ地帯」


午前中とはいえドリンクオーダーも不要で室料のみの激安価格。


エントランスはこんな感じ。


午前中にもかかわらず、ヒトカラの男子やおばさんグループなど次々に入店していきます。


受付を終えて2階に行くと、店内は明るくていい感じ。


部屋も思ったよりキレイ。

BUT,クーラーをONにすると・・ちょっと臭い・・。
でも「騒音防止のため窓は開けるな」と書いてある。うーん、真夏はキツそう。

1時間歌って祝日価格ひとり160円でした。東北復興にも貢献できるかな?

ピエロ・  ビール1杯無料のクーポンはこちら
JR八戸線本八戸駅/ 青森県八戸市大字長横町4-4 TEL 0178-45-1431
営業時間 【日~木曜日】10:00~翌5:00
     【金・土曜日・祝前日】10:00~翌6:00 定休日 なし

予算 昼 500円 夜 1,500円 席数 14部屋 (1部屋6人位)


里山夢食堂

2012-10-22 | 2012・10 八戸
本八戸にサバだしラーメンがある!と聞いてここ、「里山夢食堂」へ来てみました。
「八戸ポータルミュージアム」の2階にある、県内の地産地消をテーマにした明るいお店。

 
キッチンでは地元のおかあさんたちがスタンバイ。

 
サバだしラーメンの文字が見えてきました・・・。


八戸をはじめ、青森特産品もたくさんそろってます。


お食事メニューはこちら。


一番人気の日替わりランチ・500円。おかわり自由。体に良さそう!


すっきり塩のサバだしラーメン・450円。焼き豚ならぬ揚げサバ入り!


あっさり醤油の煮干しラーメン・450円。


どちらもやさしい味でした。

『里山夢食堂』・「八戸ポータルミュージアム」 はっち2階 
 〈営業時間〉11:30〜18:00 ランチタイム11:30~15:00
 〈定休日〉毎月第2・第4火曜日

「八戸ポータルミュージアム」
〒031-0032 青森県八戸市三日町11-1
TEL:0178-22-8228 FAX:0178-22-8808
開館時間9:00〜21:00
休館日毎月第2火曜日(休日の場合その翌日)・1月1日及び12月31日

交通〈バス〉 八戸駅東口から八戸市中心街方面行き約25分
      「八戸中心街ターミナル(八日町)」下車すぐ
  〈鉄道〉 八戸駅からJR八戸線「本八戸駅」下車徒歩約11分
  〈車〉  八戸駅から車で約15分

本八戸・サバの駅

2012-10-21 | 2012・10 八戸
♪はるばる来たぜ八戸~♪
秋といえばは秋サバ。サバといえば八戸!今回のたびの大きな目的でもあります。

今回向かったのは本八戸の「サバの駅」
もともとはお隣、みろく横丁の屋台村にあったのですが、出世して隣のビルに出店。
  

なかなかこじゃれた店構えになっています。


カウンターには数人の板前さんが。


地酒の並んだ壁の向こうは個室になっています。


メニューは当然、サバ、サバ、サバ!のオンパレード。

サバーガーやサバンドなどの無国籍?サバ料理もあり期待大。

お得コースメニューもあります。
マル得3800円コース・生ビール1杯&地酒飲み比べセット&サバ料理7品。
サバコース・サバ料理8品(飲み物別)かなりお得感あり。


福幸(ふっこう)の灯りコースは料理7品&ビール&純米酒のセット。


今回はアラカルトで。お通しはなぜか豚シャブ。


イチオシのサバ串1本450円。サバつくね1本230円。

つくねは・・やっぱりつくねでした。おでん感覚?

サラダ。八戸のサラダはどこも味付けがしょっぱい。これぞ東北?


サバ竜田揚げ780円。これはボリュームあり。


サバ棒寿司ハーフ4カン1150円。銀色に光る姿が感動モノ。


ふんだんにサバが乗ってます!


シメのサバだしせんべい汁700円。魚臭さは全然なし。あっさりして美味。


しっかり!サバを堪能した夜でした。

サバの駅・HP http://www.hachinohe-sabanoeki.com/

本八戸・禄文銭

2012-10-20 | 2012・10 八戸
本八戸の繁華街のど真ん中、みろく横丁の真向かいにある居酒屋 「禄文銭」



ちょっとレトロな外観と店先の「クリーミーたこ焼き」の匂いにつられ、
暖簾をくぐってみると・・中はまったりと「酒場放浪記」風。

やたら元気のいい店員がいない脱力感が最高(笑) 落ち着けます。
客層は若者からオジサン、カップルまでかなり広め&ジモティ率高し。

魚は八戸前浜直送。オールワンコイン以下の良心的お値段!うれしい限り。


やっぱり銀サバ焼き¥470 うま~!


禄文銭おすすめのクリーミーたこやき¥380 けっこう大玉。ふわふわ感あって◎


魚ばかりじゃありません。鳥正肉串3本¥380 


他では見たことがない「鮫生酢¥500」珍味。


活ホタテ貝焼¥480 ホタテが大きい!


そして最後は〆のラーメン。あっさり味の小どんぶり。


八戸の居酒屋気分を満喫できました。
おっと、せんべい汁を忘れてた・・。これは次回の宿題に、また来ます!

禄文銭 青森県八戸市六日町29 

[TEL]0178-45-8398
[定休日]なし (但し大晦日・元旦は休み)
[営業時間]17:00~24:00

本八戸・SweetPeach スウィートピーチ

2012-10-19 | 2012・10 八戸
夜になると飲食街の灯りがにぎやかな本八戸の六日町。
昼間はうそのようにひっそりしています。

そんな六日町の交差点にあるおしゃれなケーキ屋さん、スウィートピーチ・sweet peach



店内はイチオシのシュークリームを始め、おいしそうなケーキが並んでます。
おもわずくつろぎたくなるいい雰囲気。ちょっと一休み♪


ショーケースの中から好きなケーキを選べるうれしいケーキセット¥600.
ハロウィンシーズンのパンプキンプリンをチョイス。


こちらは贅沢なシュー&ケーキセット¥700.満足感あり♪


シューセット¥450もあり。ランチもおすすめです!

スウィートピーチ HP・http://www.sweetpeach.jp/shop/index.html

〒031-0033
青森県八戸市六日町22モリカイビル1F
TEL/FAX0178-24-5501
年中無休
駐車場なし
月~木 10:00 - 21:00
金・土 10:00 - 22:00
日・祝日 10:00 - 19:00



久慈銘菓・ぶすのこぶ

2012-10-18 | 2012・10 八戸
いちど目にしたら忘れられないキャッチーなネーミングの「ぶすのこぶ」
久慈駅前の沢菊さんが昭和46年!から売り続けている人気商品。


「ぶすのこぶ」この外見から察するに、三陸海岸のとある岩のイメージ?
と思い込んでいたのですが・・・。
中のパンフレットを読むと、"ぶす"はあの不細工のブスとは一切関係ないことが判明。

その昔この辺りに"ブシ"と呼ばれる陽気なアイヌが住んでいて、
そのアイヌたちが好んで集まった窪地を"こぶ"と呼んでいたため、
"ぶすのこぶ"とはアイヌの住むくぼ地という意味。("ぶす"はブシが訛ったもの)
なるほどよく見るとカニ達のうしろにはアイヌ人の姿が。



「ぶすのこぶ」のあの姿は 「くぼ地の小川で遊ぶ蟹たちの卵」 がモチーフなんだそうな。

う~ん!こんなに歴史の重みのある、奥の深いお菓子だったとは・・。

沢菊・HP http://www.sawagiku.jp/items/busu.html