北海道斜里町『知床』峰浜小学校発みんなのブログ!

峰浜小学校のみんなが学校や地域の情報を発信していました。閉校で学校はなくなっても、いつまでもみんなの心のふるさとです。

漁師さんが使っていた鹿の角

2006年06月13日 | 峰浜のこと
今日は運動会のふりかえ休日でした。

「鹿の角、お父さんが使っているけど、見に来ない?」

アミティーさんがさそいにきてくれました。ぼくは、まだお昼ご飯を食べていなかったので、

「ご飯を食べてから行くね」

と答えました。
お昼ご飯を終えた後、郵便局の近くの海岸に行きました。そこには、アミティーさんのお父さんがいました。アミティーさんのお父さんは

「ロープをつないでいるところ、見せるね」

と言って、鹿の角でロープのつないであるところに隙間を作り、そこにもう1本のロープをつないでいました。
ぼくが、

「鹿の角、ぼくはさわったことがありません」

と言ったら、さわらせてくださいました。
この道具は、鹿の角のとがっているところを切って、つけねを削って、つけねのほうに穴をあけ、ひもを通して作った道具だそうです。
鹿の角は、すべりやすくて、隙間をいれるのに適しているから使っている、と言っていました。
鹿の角はまるでナイフのようでした。

歳三くん