いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

手術前説明、リスクを並べ立てられる

2012-04-28 13:14:31 | 脳腫瘍(闘病)
夕方からY先生による手術の説明。
事前の外来で「ひとりで聞く」と言ったのだが、
家族の同意も必要とY先生に言われたので、
叔父夫婦に来てもらう。
カンファレンス室に呼ばれ、Y先生と病棟の若い先生方が4名いて、
腫瘍が脳幹を圧迫している拡大画像があった。
(やはり、聴神経でなく脳幹を選びましたね)
Y先生は真顔で、
「聴力はよかったですが、神経がしっかりしているのでしょう」
は?
「片耳の手術をして、もう片方まで悪くなることもある」
事実でも無茶苦茶な話に聞こえる。
よく知られていることだが、
手術前説明では、起こり得るあらゆるリスクを並べ立てるのだ。
小さい定型的な手術でさえ、このときの説明を聞くと、
「生きて帰れるのかな…」と思うものらしい。
ましてや私は、脳の、とりわけ難しい手術だ。
わかっていても、改めて狼狽する。
「安全な手術方法もあるが、神経が絡んでいて見通せないので、
今回はオーソドックスな方法でやります」
それしかないんですね。
Y先生に命預けていますから。
渡された手術説明書を見ると、
病名が「右脳腫瘍」に変わっていた。
私は素人ながら、
「基本は髄膜腫だけど、聴神経腫瘍も含む」と
思っていたので、新しい病名に納得する。
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