母の訪問入浴は2週間毎だが、
前回は、直に死にそうな状態でお休みした。
というより、お風呂はもう無理だと母は言った。
訪問看護で、清拭、洗髪、お股洗浄はしてもらうが、
お風呂はもう無理か、入らせてあげたいと思うが、
母は、それどころじゃないんだよと怒る。
お休みしたのは3回で、前日に連絡したが、
昨日の朝、母が、
「入りたくないけれど、お前に任せる。
全然動けないけれど、それでもいいのか、
聞いてみて」
と言うので、訪問入浴事業所に電話したら、
「バイタル(入浴前に、体温・血圧・酸素を計測)が
問題なければ、いい」
と言われ、決死の覚悟で、今朝、入浴した。
本当に「お風呂で亡くなってもいい」とまで。
大分前に見せてもらったが、
(板ではない)担架を初めて使われた。
服の脱ぎ着も寝ながらふたり掛かりで、
担架にくるまれて(だから、板じゃない)、
浴槽に運ばれドボン、洗浄が終わると、
また担架にくるまれベッドにドスン。
ドライヤーで髪を乾かすのも寝ながらで。
聞いたら、担架を使う人の方が多いと。
後で聞いたら、担架に乗って動かずに楽だと。
今まで大変だったから、使えばよかったと。
以前から使うかと聞かれ、母が断っていたのだが。
それでも入浴で疲弊し、よく寝ている。