マンションの隣の家のおばさんから、
亡くなって早々に、
「お線香をあげに行きたい」
と言われたのだが、今日の午後、
やっと実現した。
なしてそんなに日にちが掛かったか?
お隣なのに…
父が亡くなった時に仏壇を買い、
職場の同僚に高級線香も貰ったが、
母がぜん息で線香の煙がダメな為、
買い足すことはなかった。
線香関係の仏具もどこかにしまい、
母が亡くなっても線香をあげることを思い付かず、
正直にその旨を話したが、隣のおばさんは、
やっぱり線香をあげないと気が済まないらしく、
内心、「手を合わせるだけじゃダメ?」
と思ったが、仏具を探し出し、線香を買い、
あ、ろうそくも必要なんだと買い、
気持ちの整理と部屋の整理が付いた今日、
お声掛けした次第。
「あの人とあの人にも、声を掛ける」
と他のおばさんも来た。
で、その後、小一時間、母を偲んだ。
母の最期の様子とか、
「緩和ケア病棟って、個室代が高いんでしょ」
と聞かれたり、お墓の話になったり…
他のおばさん達も、こどもが娘だけだから、
墓じまいして永代供養墓に移すと言っていたな。
それが当り前になった時代なのね…