めろんそーだ

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「魔法少女まどか☆マギカ」第8話感想

2011-03-24 23:28:31 | 魔法少女まどか☆マギカ感想
「魔法少女まどか☆マギカ」第8話感想です。
【ネタバレを含みますのでご注意下さい】

血塗れで魔女を倒したさやかは、
手に入れたソウルジェムを「借りを作りたくない」という理由で
杏子に渡してしまいます。

ふらふらになりながら、まどかと一緒に帰るさやかですが、
さやかの戦い方を心配するまどかと口論に。
「痛みがないから感じない」というのは、
さやかが魔法少女になる前の上条君と重なるなぁ。

「だったらあんたが戦ってよ」

さやかは冷たい目でまどかを突き放し、1人で走り去るけれど、
その後泣きながら後悔しているので、
言動にはソウルジェムの濁りも影響しているのかも。

一方、杏子とほむらは、ほむらの家で「ワルプルギスの夜」の対策会議。
統計的に出した「ワルプルギスの夜」の出現予測に対し、
この街に「ワルプルギスの夜」が以前に現れたことはないという杏子。
…やっぱりループしているのかな。
ほむらが転校してくる~これまでの話→「ワルプルギスの夜」の出現→第1話の冒頭
→まどかが契約して魔法少女になる→?(世界崩壊とか?)→最初に戻る…かなぁ。

ここでキュゥべえ登場。さやかの消耗が激しいことを伝えます。
ソウルジェムが汚れを吸い過ぎるとどうなるか、ほむらは知っているようですが…

次の日、学校にさやかは来ず、昨晩声を掛けなかったことを後悔するまどか。

放課後、仁美は上条君に告白しようと一緒に帰り道を歩いています。
まどかはさやかが昨日から家に帰っていないことを知り、探しに走ります。

その頃さやかは、ベンチに座って話す仁美と上条君を、柱の陰から観察中。
…顔が陰になっている分、正直に言おう。怖い(--;ブルブル。

でも、心を壊したまま、魔女の手下を斬り続けるさやかが痛々しい(;-;)

どういう時間軸なんだろう。
仁美と上条君の様子を見ていられなくなって、飛び出して魔女退治、かな。

魔女の手下ばかりを倒しているので、グリーフシードを手に入れられず、
消耗し続けるさやかの元へ向かったほむらは、
彼女を助けるために自分が持っているグリーフシードを差し出します。
しかし、ほむらの本当の目的を感じ取っているさやかは、その助けを拒みます。

ほむらの目的は、破滅していくさやかの姿をまどかに見せないこと。

これ以上まどかを苦しめる位なら…とさやかを殺そうとするほむらを、
杏子が止めて、さやかはその間にふらふら逃げて(せめてグリーフシード持って逃げてー(T×T))、
ほむらも手榴弾?のようなものを使って姿を消します。

あぁもう悪い予感しかしなくて、ハラハラすらしないよ!!

さやかが乗っている電車での男性2人の会話がもう(^-^#
さやかじゃなくても殺意を覚える気が。
この場面、モノトーンなのが凄い効果的。
さやかの目には、もう世界はこんな風にしか見えないんだなぁ、って。
美しい守るべき世界には見えなくなっちゃったんだなぁ、って。

その頃、さやかを探しまわっているまどかの前に現れるキュゥべえ。
キュゥべえには、魔法少女を元に戻すことは出来ないようです。
そういう願い事は叶えられないのか…

でも、まどかが力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、
宇宙の法則を捻じ曲げることも可能だそうです。
理論的にはあり得ない力をもった存在なのだとか。

さやかを助けられると知り、キュゥべえと契約しようとするまどかの目前で、

…キュゥべえが蜂の巣にー!!!( ̄□ ̄;)

寸での所でキュゥべえをほむらが撃ち殺し、契約を止めます。
まどかに泣きながら、彼女自身の大切さ、
自分がいなくなったら、守ろうとした人がどんなに悲しむかを伝えるほむら。
ほむらどこかで会った記憶を思い出しかけるまどかでしたが、
再びさやかを探しに走って行ってしまいます。

自分がそこにいることで、誰かを悲しませないようにしたり、
幸せにしたり出来ることもあるのですけどね。家族とか友達とか。
“幸せが普通過ぎて願いが浮かばない”と、
最初の方でまどかとさやかが言っていたように、
なかなか気付けないものなんだなぁ…まだ中学生だしなぁ。

ここで初めてほむらちゃんが「まどか」って呼んだのが、ぐっときた。

まどかを追いかけられずにいるほむらの前に、キュゥべえ(別固体)登場。
「私が死んでも変わりはいるもの」状態らしい。

いや、勿体無いからって食うなよ!食うなよ!
…もうコイツは何が何やら(--;

ほむらがキュゥべえを殺したのはこれで二度目。
そして、キュゥべえはほむらの能力が時間操作であること、
彼女がこの時間軸の人間ではないことを言い当てます。

キュゥべえ=インキュベーターの目論見を阻止することを宣言するほむら。

「incubator」=孵卵器、保育器、培養器などの意味。

一方、駅のホームに座り込むさやかを、ようやく見つけた杏子。
しかし、さやかのソウルジェムは汚れを吸い過ぎていました。

「誰かの幸せを願った分、他の誰かを呪わずにはいられない。
あたしたち魔法少女って、そういう仕組みだったんだね」

あたしって、ほんと馬鹿。

そう言って涙を流した次の瞬間、さやかのソウルジェムが割れて、
中から出てきたのは…

「この国では、成長途中の女性のことを“少女”と呼ぶんだろう?
…だったら、やがて魔女になる君たちの事は、“魔法少女”と呼ぶべきだよね」

「魔法少女」ってそういう意味か!!

…やられた…
いろいろとやられっ放しです…

宇多田ヒカルの「誰かの願いがかなう頃」という歌を思い出します。
「誰かの願いが叶う頃 あの子が泣いてるよ」
「皆の願いは同時には叶わない」
っていう歌詞が印象的で、何て詞を書くんだこの人はと思ったけど、
正にそんな感じのお話だなぁ、まどかは。


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