Romance Kobo Diary

ミルキー・ポピンズ(上月美青)の晴れ、時々韓国ライフなDiary

ちび2のお友達

2005-05-24 | 雑記
あれからバタバタしてて、またしてもさっぱり何も書いていない。
昨日はお客さんが見えたり、このマンションの瑕疵補修工事のことで会合があったりと、入るときはまとめて来るものだ。
明日は学校の参観日だし……。


さて、そういう中で、最近ちょっとばかり、心を痛めていることがある。
ちび2(小学一年)のお友達、Sちゃんのことだ。

その子は家が近いので、よく遊びに来る。だが、来始めた頃からとても困ったところがあった。
マズ、我が家の奥の部屋の白い壁紙(まだ新しいんですっっ)に蛍光ペンで落書きされ、怒りを通り越してあきれてしまった。
小学一年生がすることか? と。
雑巾でふいても消えないので、ついに修正液でごまかした。
そのときは、翌日にしれっとやってきたその子に、よっくよく言い聞かせ、その日は家には入れなかったのだが……。

その次は、いっしょに遊びに来た他のお友達の持っていた、その子の家の鍵を隠した。
買い物から戻ってみると、その子が泣いて鍵を探しているので、うちの娘達を問い詰めたところ、Sちゃんが持っていったと白状した。
鍵はクローゼットの中から出てきた。
うちの娘達は、そういった意地悪の類に本当に免疫がない。
のでどうしたらいいかわからず、ボサーッとしていたようだ。 (ーー;)ウウーム
あ然とし、うちの娘達には、「そういう時はなぜやめろと言わないか」と怒った。
そして、またSちゃんは、しばらく来ちゃダメと言って帰した。


でもほとぼりが冷めるとまた来る。
そしてSちゃんは、大人にはとてもいい子に見えるのだ。
なんでも、はいはいと良いお返事して……。
おやつあげるとお代わりくれと言ってくるし、いったいどういう家庭なんだろうと
ある日、本人に色々聞いてみて、良くも悪くも納得した。

……ママもパパも、その子にほとんど時間を費やしていない。

まぁ、おそらくそうだろうとは思っていた。
非常にいそがしい共稼ぎの両親。当然家族計画にしたがって子供はSちゃん一人だけだ。
そして家の前で園芸店を営む祖父母に任せきりで、ママも毎晩7時くらいに帰って来るらしい。
多分、家に帰ってきた後も、戦争のように家事をこなして終わってるんだろうな。
まして、おじいちゃんに、そんな子供のこまごました面倒が見れるはずがない。
当然、おこずかい貰って、あとはほったらかし。

昨日も、6時前になったから家に帰れと言って帰らせても、
「おじいちゃんがもっと遊んできていいって」と言って、また来る始末だ。
<あのな、うちはもうすぐ夕飯の時間なんだけど・・・(ーー;)

家に一人でいても退屈だと言って、家になかなか帰りたがらない理由はわかった。
そしてSちゃんがどうしていつも、とてもさびしそうな目をしてるのかも。
「宿題しなさいよ」とわたしが娘に言う横で、「オンマから言われたことない」と言っていたのも。

うーん、うーん、うーん。
一度Sちゃんのママに会う機会があったら、言ってやりたいような気がする。
多分、ママは子供のサインに何も気付いてないんだろうから。

とはいえ、昨日、また来たSちゃんに、それならパパが帰るまで外で遊びなさいと、ちび二人と一緒に出したら、今度は夕食の時間になり、パパが帰って来ても帰ってこない。
探しに行くと、路地で三人ボーっと立っていた。ちび2が涙目になっている。
どうして帰ってこないんだ、とうちの二人にきつく言うと、
「だって、Sちゃんが、家に帰っちゃダメって言うんだもん」と、ちび2が泣き出す始末。

ばか~~、ねーちゃんが何しとるか~! と思わず、ちび1(小2)をまた怒ってしまった。

ああ、つくづく箱入りなヤツら……。
こんな調子で、何やら、せちがらそうな今時おチビの世の中を、果たして渡っていけるのか、とても不安になる今日この頃である。