Romance Kobo Diary

ミルキー・ポピンズ(上月美青)の晴れ、時々韓国ライフなDiary

『先生の日』 ~韓国のPTA事情~

2005-05-14 | Korean Life
今日、韓国は『師匠の日』。つまり『先生の日』です。
学校の先生に感謝の気持ちを贈る日・・・。
<ええ、あるんですね、こちらには・・・ 

日本ですと、母の日、父の日と続くわけですが、
韓国は、父母の日(としてまとめてやる)に続いてこの先生の日がきます。
その前日は、学校の付近や、商店街に臨時花屋がたくさんできるんですね。
学生のいる母達が、みなピンクのカーネーションのミニ花籠やらミニバラの花束やら、買っています。
2000ウォン(200円)くらいからあります。高いものはすごいでしょうが、
うちもまぁ、一番リーズナブルなラインで準備しておくのです(笑)

さて、今日、当日は、子供達が皆、フラワーブーケからバラ一輪まで
それぞれ手に持っての登校…。
帰ってから、娘に聞くと、持ってきてない生徒はいなかったとか。
<うーん、さすがだ……
先生が、その花をどうやって持ってお帰りになるのか、ちょっと、疑問が残るところですが

こちらは、こういうのがあるんですよ。
先生によく尽くして、我が子を良く見てもらおうというか。
さらに子供達への親からの差し入れも、公然。
日本人から見ると、ちょっとどうよ? って感じなんですが
良し悪しはともかく、堂々とやってます。

夏になると、給食当番のときに、アイスクリームをクラスの生徒人数分買ってくるママ。
給食食べ終わって、帰るときに一本ずつ貰い、学校の廊下を食べながら歩いて帰っていきます。
普段の授業中に良くできましたキャンディ(チュッパチャプスみたいなのね)は当たり前。
(これも親の差し入れですね)
さらに遠足などのときになると、《先生へのお弁当差し入れ合戦》などもあるそうで、
<そんないくつも貰っても食べ切れないじゃんか・・・(汗)
あと、生徒達への、お菓子やドリンクの差し入れとか。

こういう中ですから、クラスの親を束ねるPTAクラス会長、副会長ともなると、自腹切っての差し入れも、ものすごいらしいです。
会議のときの親達への差し入れとかも含め、ひと月に3万円も4万円(つまり40万ウォンくらい)もかけるお母さんまで、いらっしゃるそうな。
……ちょっとここまで来ると、信じられない感じですが、そこまでしても、先生と親交を持ちたくてやるんだそうで。

<付き合いきれないので、もちろんやっておりません……

それでも、日本からのおみやげに、先生用菓子折と、クラスメイト用キャンディを、パパに言われてそれぞれ買って帰りましたよ。

でも、日本ではありえないと思うなぁ、こういう習慣。
<あったら、大問題になるんじゃあ……