山梨県のレッドデータブックによると、
県内ではすでに絶滅したと考えられる種で飼育や栽培下でのみ存続している種を「野生絶滅」としています。
2018年版では、ラン科のサルメンエビネ、サギソウ、トキソウ、そしてキク科のフジバカマの4種。
昔の本に書いてあったカイサカネランなどは入っていなかったので、選定にはなにか別の基準もあるのかもしれません。
それに一番近いのが絶滅危惧I類、特にIA類でごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高い種と定義されています。また中には情報があまりなく、「評価するだけの情報が不足している種」を情報不足(DD)というカテゴリーに分類されていました。このカテゴリーのもの中にはもしかしたらもう絶滅なものもあるかもしれません。
なんとか生息地を見つけたいものです。
レッドデータブックを見ると絶滅危惧IA類中にはメッシュ(10km四方範囲)が1で分布が偏っているものがあります。たぶん実際には三次メッシュ(1km四方)で管理されているようなのでメッシュ1でも生息地が多数あるのかもしれませんが近い場所というのはやはり環境変化などの影響を一緒に受ける可能性があり絶滅のリスクも高いと感じます。
そういった種も生息地を見つけたいものです。
今年、このような見つけたい植物のリストをつくり、過去の生息情報やネットの情報を蓄積していくことにしました。
私一人ではとうてい見つけることができないのでそのうちのいくつかについてはここで集めた情報をつづっていきたいと思います。同じ思いをお持ちの方 よろしくお願いします。
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