エレクトロニック/テクノメモ12(2021)

エレクトロニック/テクノメモ12(2021)


Nubya Garcia

エレクトロニック/ブロークンビーツ/ジャズ/ワールドミュージック
UKの女性サックス奏者「Nubya Garcia 」の曲の
「Kaidi Tatham」のリミックスバージョン。
ジャズ/ワールドミュージック要素とブロークンビーツが
適度にクロスオーバーしていて、
都会的に洗練されてて小洒落た感じがあって、
所謂Nu Jazz作品とは違う聞き味があってよいよい。
なお彼女の作品自体はレベルの高い新世代のジャズ作品と言った感じで
サックスの演奏は個性も魅力も技術があって素晴らしいですし、
他の演奏陣のレベルも高いわで
圧倒的な個性には欠けるかもですが中々に良い感じです。


Priori
7
テクノ/トランス/アンビエント
ディープでコアで細密でトランシーなアンビエントテクノ作品で、
独特の浮遊感と科学的な無機質感と無菌室的な潔癖感があって、
第三の目が開く的な独特の覚醒感と瞑想してるような感覚が同居してる感じがあり、
音の取捨選択や強弱の付け方や音響なんかも拘りまくりですし、実に素晴らしい！


GCOM

エクスペリメンタル/IDM/アシッド/アンビエント
スペーシーで神秘的で壮大。
「スペースオペラ」であり「宇宙における人間の心の心理学的調査」でもある作品らしいです。


Monobox

アシッド/トランス/ミニマルテクノ
緊張感ある音と反復される音の組み合わせ方や音数の匙加減が絶妙。
基本的にはシンプルでやってる事はよくあるミニマルテクノなのに、
こんなにハイセンスで格好良くて気持ち良いのは、
流石はRobert Hood と言わざるを得ない。


Black dog

アンビエント/ミニマル/エレクトロニカ
シェフィールドのブルータリズム建築にインスパイアされた作品。
曲構成や音の強弱や反復する音の音量が絶妙で、
荒涼とした感じながら暖かみを感じますし神秘的な美しさがあり、
良い意味でレトロな感じがあってメロウでエモささえ感じてよいよい。


Otto A Totland

ピアノ/アンビエント
物悲しくもあるし優しく暖かみも感じる…


Wild Up

エクスペリメンタル/アンビエント
一部ではアンビエントの王様とか呼ばれてるんですが、
神秘的で美しい感じや癒し要素もあるとはいえ難解で怖い感じや不安な感じもあるんで、
ジャケのように気づいたら入水しててヒャッハー！な気分になるなwww
アンビエント作品としては難易度高めなんで初心者にはお勧めしませんw