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Maroon 5 - She Will Be Loved (日本語訳付き曲解説)

2022-09-02 11:08:46 | 日本語訳付きの曲解説
好きな洋楽の日本語訳(和訳)付き曲解説。

※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。


今回紹介するのは、
「本当の自分」や「愛」という物が分からなくなってしまった、
「女の子(Girl)」に向けられた歌詞の曲である、
「Maroon 5」の「She Will Be Loved」なんですが、
原曲の「Maroon 5」は大人っぽい落ち着いたアレンジなのもあり、
「女性」に向けられてるようにも聞こえるので、
今回は「女の子」に向けられてる感じが強い、
「Runner Runner」というポップパンクバンドのカバーも一緒に貼ります。

大人の方は「Maroon 5」を、
若い方は「Runner Runner」を、
最初に聞いてから、
聞き比べるとより興味深く聞けるかと。



◆She Will Be Loved
☆Maroon 5

☆Runner Runner

Beauty queen of only eighteen
(まだ18歳のビューティークイーン(=美人コンテストの優勝者)
She had some trouble with herself
(彼女は自分自身にいくつか問題を抱えていた)
He was always there to help her
(彼はいつも彼女を助ける為にそこに居たけど)
She always belonged to someone else
(彼女はいつも他の誰かの為に在った)

I drove for miles and miles
(何マイルも何マイルも車を走らせて)
and wound up at your door
(気付いたら君のドアの前)
I've had you so many times
(何度も君を抱いたのに)
but somehow
(どうしてだろう)
I want more
(もっと求めたくなる)

I don't mind spending every day
(毎日を費やしても構わない)
Out on your corner in the pouring rain
(君の近くから離れたら土砂降りの雨の中なんだ)
Look for the girl with the broken smile
(痛々しく笑う少女を見つめて)
Ask her if she wants to stay awhile
(しばらくここに居てもいいか尋ねるんだ)
And she will be loved
(すると彼女は愛してくれるんだ)
And she will be loved
(そして彼女は愛されるんだ)

Tap on my window, knock on my door
(僕の窓をタップして,僕のドアをノックして)
I want to make you feel beautiful
(君は素敵なんだと思わせたいんだ)
I know I tend to get so insecure
(不安で堪らないのは分かるけど)
Doesn't matter anymore
(もう何も問題なんか無いよ)

It's not always rainbows and butterflies
(いつも虹が出ていて蝶々が飛んでる訳じゃない)
It's compromise that moves us along, yeah
(僕達を前に進ませるのは妥協なんだ)
My heart is full and my door's always open
(僕の心は満たされているからいつもドアは開いている)
You come anytime you want, yeah
(いつでも好きな時に入って来なよ)

I don't mind spending every day
(毎日を費やしても構わない)
Out on your corner in the pouring rain
(君の近くから離れたら土砂降りの雨の中なんだ)
Look for the girl with the broken smile
(痛々しく笑う少女を見つめて)
Ask her if she wants to stay awhile
(しばらくここに居てもいいか尋ねるんだ)
And she will be loved
(すると彼女は愛してくれるんだ)
And she will be loved
(そして彼女は愛されるんだ)
And she will be loved
(すると彼女は愛してくれるんだ)
And she will be loved
(そして彼女は愛されるんだ)

I know where you hide alone in your car
(君が独りで車の中に隠れているのは分かってる)
Know all of the things that make you who you are
(君が君で居る為に何が必要なのか全て分かってる)
I know that goodbye means nothing at all
(別れには意味なんか何も無いんだ)
Comes back and begs me to catch her every time she falls
(彼女はいつも落ち込む度に帰って来ては捕まえていてと懇願する)

Tap on my window, knock on my door
(僕の窓をタップして,僕のドアをノックして)
I want to make you feel beautiful
(君は素敵なんだと思わせたいんだ)

I don't mind spending every day
(毎日を費やしても構わない)
Out on your corner in the pouring rain
(君の近くから離れたら土砂降りの雨の中なんだ)
Look for the girl with the broken smile
(痛々しく笑う少女を見つめて)
Ask her if she wants to stay awhile
(しばらくここに居てもいいか尋ねるんだ)
And she will be loved
(すると彼女は愛してくれるんだ)
And she will be loved
(そして彼女は愛されるんだ)
And she will be loved
(すると彼女は愛してくれるんだ)
And she will be loved
(そして彼女は愛されるんだ)

Please don't try so hard to say goodbye
(お願いだから無理しないで,さよならを言う為に)










「美人コンテスト」で優勝した事で、
大勢の人から持て囃されたり、
いろんな男に言い寄られて、
一番良い男を恋人に選んだつもりだったけど、
その恋人に浮気されたりして、
本当の「自分」と「愛」というものが分からなくなってしまう。
でも僕は本当の君を知ってる
本当の君は美しくて素敵なんだよ。
もう独りきりで隠れていなくてもいいんだ。
本当の自分を隠しておかなくてもいいんだ。
無理に笑わなくてもいいんだよ。
僕なら君の全てを受け止めてあげるよ。
君が土砂降りの雨の中に居たって、
ずっと君の近くで傘を差して居てあげる。
君の為に毎日を費やしてもいい。
君が近くに居ないと土砂降りの雨が降ってるみたいなんだ。
だから僕と一緒に居てくれないかな?
すると君は本当の愛を知ることが出来るよ。
そして「別れ」に意味なんて何も無いんだ。
だから別れを告げる事に対して、
そんなに無理しなくてもいいんだよ。





「失恋ソング」でいて
「自分探しソング」でいて
「ラブソング」でいて、
「応援ソング」でもあるという、
幅広い女性に向けられた歌詞で
まあ甘くてセクシーでロマンティックでエモい!
こんな事を言ってくれる人が近くに居れば、
みんな幸せになれる!
みんな愛される!

カバーの「Runner Runner」の方は、
爽やかな感じでキラキラしていて、
ポップでパンクでカラッとした感じで歌ってるので
夏っぽい感じや青春感あって甘酸っぱくも聞こえるので、
初めの歌詞に出て来る「18歳」感や学生っぽい雰囲気が良く出てると思うし
良い意味で軽めで子供っぽく聞こえるので、
「女の子」に向かって歌われてる感が強く出てるんだよねー!

オリジナルの「Maroon 5」の方は、
R&B要素もあるムーディーで大人っぽいアレンジで、
甘くてセクシーでロマンティックで瀟洒!
切ない感じもあるけど、
しっとりしていて大人な感じで、
エモいと同時にセクシーでクールですし、
全てを包み込むような優しさと、
大人の包容力があるので、
歌詞通り「女の子」に向けられている感もあるけど、
「女性」に向けられてる感もあるんだよね!絶妙!


という事で、
初めの歌詞で「18歳」と明言してますし、
サビで「Girl」と言ってますが、
内容は子供向けというより大人な感じですし、
恋愛関係や人間関係で悩んでいる全ての年代の女性に、
優しく寄り添っているような感じもある曲なんで
「18歳」じゃない方は頭の中で勝手に変えて聞くといいですよー。
個人的にもオリジナルの「Maroon 5」の方は、
「18歳」よりももう少し大人な女性のイメージ…
…仕事を始めて理想と現実に悩んでるような女性のイメージが浮かびますし、
別れるかどうか悩んでる人の背中を押してくれる曲でもあるので、
好きに解釈して聞くのが正しいかと。




※一応追記補足
Maroon 5のMVは浮気というか、
お互いに恋人が居るけど惹かれあって関係を持ってしまい、
最後に恋人の女の子(Girl)にバレて、
女の子が悲しそうな表情でそれを見つめて終わるという内容になってますが、
これは歌詞の内容をMVにしているのではなく、
歌詞の女の子(Girl)が経験したストーリーをMVで見せていると思われます。
浮気相手の女性がトラブルを抱えてるので
一見すると歌詞の内容を準えてるように見えるかもですが、
浮気相手の女性は「Glrl」じゃないですし、
ちゃんと歌詞読めば分かるように違います。
このMVの後に歌詞のサビに出て来る男が登場して、
歌詞のようなストーリが繰り広げられると。
この時代はこういう捻くれた&ブラックユーモアのある見せ方のMVはいくつかあったように流行ってたんですかね…
見た感じだと彼女の母親と関係を持ったように見えるので、
彼女は恋人に加え母親にも裏切られた訳ですし、
これによって家庭も崩壊したかもなんで、
もう誰も信用出来ないし泣くしかないよねw
昼ドラも真っ青なえげつなさやわ~w
なおスマパンなんかは更にダークで、
歌詞と真逆な感じに見せる鬱MVだったし、
こういう部分にアメリカの闇と深さと巧さも感じる…

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