主、真に蘇り給いたればなり、アレルヤ。
・・・神は、キリストがこの世の贖いのために捧げ給うた生贄を受入れ給うた。
贖いの業は、十字架上に行われ、御復活によって保証されたのである。
キリストが、罪と死とに対して真の勝利を得給うのは、その御復活によってである。
・・・毎日のミサ典書 発行者:フェデリコ・バルバロ 昭和33年 ドン・ボスコ社刊より引用
Easter Sequence
御復活の続誦
Victimae paschali laudes
immolent Christiani.
キリストの信者達よ、復活の生贄に賞賛を捧げよ。
Agnus redemit oves:
Christus innocens Patri
reconciliavit peccatores.
子羊は羊を贖い、
罪無きキリストは、
罪人を御父と和ませた。
Mors et vita duello
conflixere mirando:
dux vitae mortuus,
regnat vivus.
死と生命とは、不思議な戦いを行い、
生命の創り主が死に給うた。
しかし見よ、今や生きて統べ給う。
Dic nobis Maria,
Quid vidisti in via?
Sepulcrum Christi viventis,
et gloriam vidi resurgentis:
マリアよ、我等に告げよ、
道で何を見たかを。
活けるキリストの墓と、
蘇り給うた御者の栄光とを私は見た。
Angelicos testes,
sudarium et vestes.
Surrexit Christus spes mea:
praecedet suos in Galilaeam.
その証人なる天使、
布と服とを私は見た。
我が希望なるキリストは、蘇り給うた。
ガリレアで、汝等を待ち給う。
Scimus Christum surrexisse
a mortuis vere:
Tu nobis, victor Rex miserere.
Amen. Alleluia.
我等は、キリストが真に死から蘇り給うたのを知る。
勝利の王よ、我等を憐れみ給え、アメン、アレルヤ。