Benedeictus Iesus in sanctissimo altaris Sacramento.

いと尊き聖体の秘蹟に在し給うイエズスは、賛美せられさせ給え。

主の御復活おめでとうございます。

2015-04-05 20:43:53 | FIDEI

主の御復活おめでとうございます。

「キリストよ、私は昨日、主の墓に入った。そして今日、主と共に復活する。」

これはビザンチン典礼の歌である。神は、キリストがこの世の贖いのために捧げ給うた生贄を受け入れ給うた。贖いの業は、十字架上に行われ、

御復活によって保証されたのである。キリストが、罪と死に対して真の勝利を得給うのは、その復活によってである。そこで、イエズスの行い給うたことは、

人類の頭として、神秘体なる教会の頭としての業であった。こうして、キリストの光栄は、贖われた教会の上に、我ら各人一人一人の上に照り映えるのである。

キリストの復活は、我らの復活の始まりである。霊的に言えば、聖寵の生命によって、我らは既にキリストと共に蘇ったのである。

洗礼は、この復活の始まりであるから、復活の夜に授ける習慣となっている。

御復活の主日の目的は、全て、信仰、希望、愛において主と共に蘇るということである。

「毎日のミサ典書」 ドン・ボスコ社刊S30年より引用

今日、私たちの霊魂に生じた新生命への喜びを感謝し、与えてくださったイエズス様とともに歩みましょう。

イエズス様はすぐそばに居られます。御聖体の全実体変化したホスチアの見えない実体に居られる如く

贖われた私たちの霊魂のうちにも居られます。これは真実です。己が霊魂を注視しイエズス様と共に行きましょう。

 

 


祝!主の御降誕おめでとうございます。

2014-12-24 22:16:06 | FIDEI

祝!主の御降誕おめでとうございます。

 

天地を統べ給う全能永遠なる天主、主は御自らをこの世の小さき者に現し給いしにより、

我らは心よりへりくだり、御旨に適いて御子の御降誕をふさわしく祝いまつらんと望み奉る。

願わくは我らをして御子にならい、主がいと小さき者に約束し給いし御国に至らしめ給わんことを。

天主の御子なる我らの主イエズス・キリストによりて願い奉る。アーメン。

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”人となり給いし天主のみ言葉” なるイエズス様、全宇宙を創造され存在させておられる神である故に、

この世においては貧しい馬小屋でお生まれになられ、そして十字架上のご死去に至るまで謙られた。

至高にして全能永遠の御方だからこそ最も小さくなれる。

そして、罪と死を滅ぼし、御復活により、やはり無限の神御自身であることを示された。

神御自身が地上で示されたこの徴。・・・大きいもののうちには無く、小ささのうちに在る。

 

 

 


Immaculate Conception

2014-12-08 22:28:27 | FIDEI

Immaculate Conception B.M.V

 Ave Maria!! 

 創造主なる神と被造物世界との計り知れない隔たりにおいて、造られた世界で罪に喘ぐ人類のため、救世主なるイエズス様は世にお降りになるに当り、神なる御自身を産み育む「母」マリアを、かくも驚嘆すべき仕方で相応しく準備された・・・・。それは、地上において我々を御自身の御血によって贖い、再び神の子として命を与え救う為であり、聖マリアの無原罪の御宿りは救いの神秘と密接に繋がり、御託身の玄義をより一層崇高にさせる。・・・この「聖マリアの無原罪の御宿り」の大祝日を全教会とともに称え賛美します。

この幹に原罪の節なく、自罪の皮なし。

Haec est virga, in qua nec nodus originalis,nec cortex actualis culpae fuit.

V:嗚呼、童貞マリア、御宿りに汚れなかりき。

In conceptione tua, Virgo, Immaculata fuisti;

R:我らのために、御身の産み給いし御子の御父に祈り給え。

Ora pro nobis Patrem, cujus Filium peperisti.

 


悲しみの聖母

2014-09-15 22:25:05 | FIDEI

悲しみの聖母

イエズス様の十字架刑に母として立ち会い、御苦しみを捧げられた御母聖マリアの御心は私を救う為、(あなたを救う為)の御苦しみであった。

神の御ひとり子の命の犠牲により贖われた私の(ななたの)高価な命。・・・永遠の生命に至らんことを。キリストの十字架の傍らに立たれた御母聖マリア、我らのために祈り給え。

続誦(スタバト・マーテル)
悲しみの御母は、涙にむせびつつ、御子のかかり給う十字架の下に立ち給う。
嘆き悲しむその御魂は、剣で貫かれ給う。
神の御独り子の、尊い御母は、深く悲しみ給う。
尊い御子の御苦しみを見て、慈悲深い御母は、悲しみに沈み給う。
かくも悩み給うキリストの御母を見て、ともに泣かない者があろうか。
かくも御子とともに苦しみ給うキリストの御母を見て、ともに悲しまぬ者があろうか。
御母は、御民の罪のために、イエズスが鞭打たれ、責められ給うのを見給う。
御母は、最愛の御子が、苦悶のうちに息絶え給うのを見給う。
愛の泉なる御母よ、私にも御悲しみを知らせ、ともに泣かせ給え。
神なるキリストを愛する火をわが心に燃やし、御心に相応しい者とならせ給え。
ああ御母よ、十字架に付けられ給う御子の苦悶を、私にも分かち給え。
命ある限り、あなたと共に泣き、十字架のイエズスを慰めさせ給え。
私は、十字架の下に、あなたと共に立って共に悲しもう。
童貞女のうちで最も聖なる童貞女、私をも共に悲しませ給え。
キリストの死とその苦難を私に悟らせ、その傷を覚えさせ給え。
私にも御子の傷を負わせ、その十字架と御血とで酔わせ給え。
聖なる童貞女よ、審判の日に私を守り、地獄の火より遠ざけ給え。
ああ、キリスト、私の死のとき、御母によって勝利の報いを得させ給え。
肉体は死んでも、霊魂に永福を与え給え。アメン、アレルヤ。