こころの探求

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ほとけにまかせた人

2020-05-21 21:21:37 | 日記
密教門ではないが、妙好人、浅原才市の境涯はほとけにまかせきっている。その道歌を味わいたい。


如来さんはどこにをる 
如来さんはここにをる 
   
才市が心に満ち満ちて 
なむあみだぶつを申しているよ


ほとけから
ほとけをもろうて
なむあみだぶつ

なむあみだぶつが
わしのほとけよ



死ぬるは浮世のきまりなり
死なぬは浄土のきまりなり
    
これが楽しみ 南無阿弥陀仏
世界をおがむ 南無阿弥陀仏  
世界がほとけ 南無阿弥陀仏


ええな 
せかいこくうがみなほとけ 
わしもその中 
なむあみだぶつ


経行(キンヒン)のすすめ 改訂版

2020-05-21 19:11:00 | 日記
座って真言念誦や懺悔の行をしていると時に集中していると、ときどき気が頭に登って、雑念や妄想が多くなってきて疲れてくることがある。

そんな時は一度、座を立って経行をする。

それは6 M ぐらいの直線距離を5から10分くらい往復する。それだけの場所がなければ、部屋のなかをグルグルと時計回りに回れば良い。

その時は手は合掌して正面を見ること。

立ち止まったまま.ゆっくりすって吐く時には足を一歩出す。これを左右交互に繰り返す。

出だしの足は左右どちらでも構わない。

その時には足の裏を意識すること。

歩き始める前に足の裏で床をつかむつもりでぎゅっと力を入れる。これを3回から5回くらいすると足の裏を意識しやすい。

慣れてくると片足をうかすとき「おん しゃれい それい」と小声で唱え、それをまえに一歩出す時に「そんでいそわか」と小声で唱える。これを互いにくりかえす。

この経行だけでも歩く瞑想になり、心が浄化されるので機会があったら短時間でもやると良い。



※21:25に少し改訂しました。









認めて、まかす

2020-05-21 09:14:29 | 日記
懺悔行をしていると様々な感情が湧いてくることがある。

懺悔はあくまでも、懺悔することに焦点を当てるのが重要なので、その時は一度休んで少し深呼吸して、感情を何とかしようとせず、ただ今自分の状態を認めること。

後は真言を唱えて仏様にお任せする。

素直にお任せして清めてもらうという気持ちでいることが大切だ。