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神様の位をあげるもの

2020-07-31 01:01:00 | 日記
御成敗式目の第1条に「神は人の敬いによりて威を増し、人は神の徳によって運を添う」とあります。

神様はお祀りする私たちの敬いを受けてそのお力を増やしていきます。
そして私たちはその神様のお徳によって天運が加えられるという意味です。



さて、稲荷山の眼力社の参詣者をお世話する茶店「眼力亭」の女将さんから伺った話です。

稲荷山の茶店は単なる休憩所ではありません。

旅館業の許可を得て、昔は泊まりがけで稲荷山を巡り、夜中に滝を打たれたるなどの、修行をする人たちの休憩所になっていました。

よく砂澤たまゑ先生が茶店に来られ、その時に眼力亭の神棚を拝んでくれたそうです。

女将さんに、「お家で祀っている神様の位をあげるのも、下げるのも、拝むその家の方にかかっている」と教えてくれたそうです。

そして、「あなたは厳しい修行する必要はなく、ただお参りに来られる人のお世話をしてください」と申されたそうです。


このお話は私たちにも大変参考になります。

神仏のご加護を得るために、まずは自分の仕事を誠実に行うことです。

そして、日々信仰する神仏に手を合わせてお祀りすることで、自分の守護神の位が上がり、お徳を授かるのです。

冒頭の御成敗式目で示していることが、現代の霊能あるオダイさんに通じているのです。

神様は祖霊信仰が主です。

ですから、これはご先祖様のご供養にも関係があります。

私たちのご先祖様が、神仏との仲介を取ると私の恩師が言っていました。

恩師のお姉さんは不動明王のオダイさんで、例えば病気の人のご祈祷をした時に先祖が出てくれば助かると教えられたそうです。

日々先祖に感謝して手を合わせ供養を心がけることで、そのつながりが強くなるのでしょう。







土用行

2020-07-30 07:07:03 | 日記
稲荷山で土用行をおこない、各施主、修行者のために山の神蹟に灯明をあげ滅罪生善を祈念いたしました。

眼力亭の女将さんから、砂澤たまゑ先生の逸話をお伺いすることができました。

先生は眼力大神の前で自分が引き連れてきた信者さんのためのお伺いをすると、信者さんに応じた神様が降りて来るそうです。

しかし中には神様が降りてこない人がいたとのこと。その時はあなたには今回は神様が降りてきませんときっぱり告げていたそうです。信仰の世界は真剣勝負で不心得な人には神様は感応しないということです。

眼力さんが降りてきてお告げをつけることはよくあったそうです。
その時「眼力じゃ!」と名乗りを上げるのですが、人に応じて大変厳しいときもあり、厳しい男の神様なのかと思っていたら、穏やかに名乗り、優しくお告げをつげる時もあるそうです。

続く
















稲荷山修行

2020-07-28 21:57:54 | 日記
お稲荷さんでご縁のあった道人に色々とご教示をいただいた。

神様にお願いする時には、本当に気持ちを込めて土下座するぐらいにして真剣に祈願をする必要があるとのこと。

今日は稲荷山の南谷にある行者道から修行させていただいた。

弘法ヶ滝遠景

弘法大師が杖を使って掘ったという伝説がある。滝の水源。

上に同じ。昔は池があったようである。杖の池という。

山をさらにあがると何箇所か修行者用の滝がある





行者道を稲荷山にむかってかなり登って行くと大岩大神と言う巨大な磐座がある。



こちらは水量が増えた薬力の滝
一番上流で水は冷たい。




瀧行

2020-07-27 18:58:28 | 日記
今日は伏見稲荷の弘法ヶ滝で土用行をさせていただきました。

水量も多く、なかなか冷たい!













神仏との関わりは人間関係のごとし

2020-07-27 09:41:43 | 日記
神仏からの功徳を授かるには、神仏との関係性が大切。

密教では様々な供養法があるが、基本はインドの接客作法である。
それは、神仏との関係が人間関係に似ていることを物語っている。

普段は疎遠なのに困ったときだけお願いします!という方がいる。

あるいはこれこれのことをしますので!という取引をするかたもいる。

もちろん、はじめはそれでもいいだろう。

しかし、いつまでたってもその調子で成長がないのでは神仏も「ちょっと待てよ!」とお考えになるかもしれない。


やはり普段からの絆を深めることが大切である。