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経行(キンヒン)のすすめ 改訂版

2020-05-21 19:11:00 | 日記
座って真言念誦や懺悔の行をしていると時に集中していると、ときどき気が頭に登って、雑念や妄想が多くなってきて疲れてくることがある。

そんな時は一度、座を立って経行をする。

それは6 M ぐらいの直線距離を5から10分くらい往復する。それだけの場所がなければ、部屋のなかをグルグルと時計回りに回れば良い。

その時は手は合掌して正面を見ること。

立ち止まったまま.ゆっくりすって吐く時には足を一歩出す。これを左右交互に繰り返す。

出だしの足は左右どちらでも構わない。

その時には足の裏を意識すること。

歩き始める前に足の裏で床をつかむつもりでぎゅっと力を入れる。これを3回から5回くらいすると足の裏を意識しやすい。

慣れてくると片足をうかすとき「おん しゃれい それい」と小声で唱え、それをまえに一歩出す時に「そんでいそわか」と小声で唱える。これを互いにくりかえす。

この経行だけでも歩く瞑想になり、心が浄化されるので機会があったら短時間でもやると良い。



※21:25に少し改訂しました。