ゲシュタルトの祈り(『』内)
『私は私のことをする、あなたはあなたのことをする。
私はあなたのために生きているわけではないし、 あなたも私のために生きているわけではない。
あなたはあなた、私は私。
【もしも、お互い出会うことができたら、それはすばらしいこと もし出会えなくても、それはしかたのないことさ】』
「あなたはあなた」のところに「〇〇さんは〇〇さん」と相手の名前を入れて応用しても良い。
また【】内は略しても大丈夫。
これを相手が気になって苦しい時に気が落ち着くまで繰り返し唱えるのである。
そうすると相手との間に、精神的境界線を作っていくことができる。
こうやって結界して精神的に距離を取り分離してしまうのだ。
相手の問題を自分の問題のように取り込んでしまう場合それを分離する必要がある。つまり、アドラーが言うところの課題の分離にも役に立つ。
するとかなり楽になる。が、これは守りである。
なにぶん「立ち向かう人の姿は鏡なり」なので、今度は積極的に対応する祈りがある。
これらを臨機応変に使って自分のこころ安らかにしていくのだ。
続く