家族に病人がいると、心が重くなる。 笑顔が消えてしまう。
まして、治らない病をかかえてしまうと 逃れられない どうしようもない重い辛さだ。
猫も家族だから 同じ。
闘病生活をしている猫がいる。
そういうツイッター、ブログを読むと 心が痛む。 どんなに辛いだろうな。
私も何度か、犬や猫との別れを経験した。
猫や犬は 人よりも短い生を生きているから 別れは避けて通れない。
今、こうやって、元気で 心配なく 日々を過ごしていられるのは
本当に貴重で 幸せなことなのだと 改めて思う。
でも いつか別れはやってる。 辛いけれど…。
15年以上飼っていた犬を亡くした友人が、
あと15年、20年ということを考えると、もう犬は無理かな…と淋しそうに言っていた。
ペットロスを経験すると、もう二度と犬や猫は飼いたくないということもよく聞く。
確かにそうだ。 こんなに辛いなら はじめから飼わない方がいい…。
だけど 振り返ってみると、
自分の人生の中で 寄り添ってくれた 犬や猫たちから
私たちは なんてたくさんの
優しさ、慰め、癒し、励まし、いたわり 愛くるしさ 無垢な心…等々
そんな多くの心を豊かにしてくれる宝物を もらってきたのだろう。
命の重さも はかなさも 別れの辛さも
身を以て 教えてくれたのだ。
病と闘うことになってしまっても
最後まで 生きることにひたむきな君たち。
ほんとうにありがとう。
そんな貴重な命を、私たちは 預かっているんだね。
