猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

元気でね 河原の野良猫 タイラ

2022-03-14 19:21:18 | 日記

 

河原の野良猫タイラです。

 

古株ニャンコだったのですが、2月9日を最後に姿を消しました。

ある40代の男の方に気に入られて、引き取られていったそうです。

 

河原のにゃんずの中では体も大きくて強い子で、他の猫たちに怖がられていましたが、

たくさんの子供たちも残した、河原のお父さんでした。

 

以前からいる、たまり場のムーちゃん、スージー、エムちゃん、ミンツにとっては、

追いかけられたり、ケンカを売られたり、もう… トラブルメーカー💦

タイラが来ると、穏やかなたまり場に緊張が走る💦 そんな存在でした。

だから

いつも、1匹狼で、仲間がいませんでした。

 

だけど人間にたいしては、友好的で人懐っこくて甘えん坊でした。

もしかしたら、以前、飼い猫だったのかなぁ… 

寂しがり屋だったのかも知れません。

大人になってから現れたから、過去は永遠の謎ですよね。 

 

河原にいた、子猫たちの多くは、どうやらタイラがお父さんみたいでした。

だって、なぜか、母猫たちも子猫も、怖がらずに近くにいたし、タイラも子猫たちには優しかったのです。

タイラの子供は、

ペリー、アヤン、チャッピー、ハン、ナーガなどなど、みんな賢くて美男美女揃いでした。

 

昨年、ボランティアの方に一度保護されて、去勢手術を受けてからは

何だか以前より、攻撃的な一面がなくなって、穏やかになった気がします。

 

最近では、資材置き場で

のんびりと、

ハン(多分、タイラの最後の子どもかな?)と一緒にお昼寝したり、

オスミちゃん(たくさんの子供を産んで、やはり避妊手術を同じころ受けた母猫)と

日向ぼっこしたりしている穏やかな姿が印象に残っています。

 

この絵は、最近の

満ち足りたような、優しくて穏やかな表情のタイラです。

何かこの表情を見ると、ほっこりとあたたかい。

心が平穏でやさしい気持ちになります。

 

 

このまま、ずっと河原で生きていくのだと思っていたのに。

お別れは本当に突然ですね。

 

強い性格の故、いつも単独で、河原では友だちがあまりできなかったタイラ。

でも本当は寂しかったのかも知れません。

新しく出会った優しい人にそんな甘えたい気持ちを受けとめてもらって、

いっぱい愛されてほしい。

そうして 幸せになってね。

 

これまで、ありがとう。

たくさんのかわいい子猫たちを残したよね。

河原のお父さん。

元気でね。 さようなら。 タイラ。

 

途中経過ものせます。

 

私が描いた絵は、

里親会の応援グッズとして、販売させていただいています。

友人がもう10年以上、里親会の活動を、保健所などの応援も得て、続けています。

そちらの資金に少しでもお役に立てたらと思っています。

 

kinako-japanのオリジナルアイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)

 

 

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