わたしはこの「ネコ草」がないと、生きていけないの。
おかあさんが、わたしのごはんの用意をし始めると、すぐ草のところに行ってムシャムシャ。消化剤代わりかな。
あと、寝る前に何か口寂しい時も、草の前でしばらくボンヤリしたりするし。
夏は草が生えるのが速いからいいけど、冬はなかなか大変。
うちには3鉢のネコ草あって、少しずつ伸び具合が違うの。
10センチくらいが食べごろらしいけれど、伸びすぎちゃうことも . . . 本文を読む
「ココちゃんは『ラの音』で鳴くね」って、時々おかあさんが言うのよね。
そしたら昨日、テレビである作曲家さんが「ラの音は楽しい音です」って言うのを聞いちゃいました。
ドはお父さん的な音、ソはお母さん的な音、子ども的な音はミなんですって。
で、ラがあるとちょっと変化があって、楽しくなるらしいの。
歌の中で、大事な部分にラが出てくるんですって。
電話のツーっていう音も「ラ」らしい。
わたしの鳴く声で、み . . . 本文を読む
おかあさんがわたしのフードを病院にもらいに行ってくれました。
そこでのおはなし。
あるおじさんが診察室から出てきました。
「点滴してきたよ」とみんなに言いながら、キャリーを開けるとそこにはかわいいミケネコが。
まわりのおばさんたちが寄ってきて、そのミケちゃんを囲むと、おじさんとネコ談義を始めました。
ミケちゃんの名前は「チビちゃん」。19歳なのにチビちゃんです。
週1で点滴に通ってます。腎臓が悪い . . . 本文を読む
もう我慢できない、おなかすいた~って起きちゃったの。
それが朝の4時半ごろ。
ワーワーとわたしがあんまり騒ぐので、おかあさんはしぶしぶ起きてごはんを用意してくれました。
ごはんをもらったうれしさに、おかあさんの足にまとわりついてゴロゴロ言っちゃったのね。でも、そんなこと無視しておかあさんはまた寝床に。
わたしは食事して、そのまま茶の間の座布団でくつろいじゃいました。
おかあさんはいつも5時半に起き . . . 本文を読む
おかあさんがお医者さんにお薬をもらいに行っている間、わたしはいい子にしていました。
帰って来てから、お庭に出してもらった時見つけちゃいました。
ピーマンが1個だけ成っているのを!
そして、最後の力を振り絞ってイチゴさんが実をつけているのを!
おとうさんが「少しなら切り取ってもよし」と言ってくれたセロリの葉っぱもね。
わたしが転がして遊ばないうちに料理しちゃおうと、おかあさんは今夜の献立に使ってしま . . . 本文を読む
「きょうのココちゃんは、特にかわいく感じるぅ~」
と、きのうの夜、おかあさんはわたしを見て言いました。
すると、おねえちゃんがしみじみとこう言ったのです。
「おかあさん、疲れてるんじゃな~い?」
たぶん、おねえちゃんにも経験があるのね。
疲れていると、わたしがいつにも増していとおしく、かわいく見えるらしい。
アニマルセラピーなどという言葉が聞かれるようになりました。
ただわたしがここにいる、という . . . 本文を読む
おかあさんが新聞で見つけた写真がありました。
ペットのページに載ってた「ルドルフ君」。わたしと同じキジネコさん。
まだ6ヶ月で、窓の外の小鳥を見ようと立ち上がったところを、この飼い主さんが撮って投稿したみたいです。
ネコなのに猫背じゃなくって、姿勢がいいわねえ。
え、写真じゃないって?
これは、おかあさんがその写真を見て描いた絵なんです。
ちょっとエジプトの壁画のネコみたいになっちゃったけど、です . . . 本文を読む
去年の秋、お花が咲いたイチゴさん。とうとう実が成りました!
寒い冬も越して、じっと耐えて可愛い実をつけて・・・。
おとうさんの「もう食べられるからね」という言葉を真に受けたおかあさんは、今朝この大きい方の実をプッチンともいでみると、アララ
何と裏側がまだ真っ白。
ごめんねえ、イチゴさん。
でも、せっかくなのでいただきました。
甘さはほどほどでも、何とジューシーでフレッシュなのとおかあさんは大感激。 . . . 本文を読む
おとうさんがお庭で何やら始めたようです。
ピーマンとセロリと、え~っとあとキュウリの苗を植えたんですって。
ピーマンができたら、また転がして遊んじゃおうかな、クックック。
あ、空いてるプランター発見!!
入っちゃおうっと。う~ん、なかなか居心地がいいわあ。
わたしのお花が咲くかしら。
おとうさん、土とお水があると育つよって言ってたけど、7キロ近くあるからこれ以上育たなくてもいいわね。
でも、もう一 . . . 本文を読む
もう5月なのねえ。
気持ちのいい季節、わたしのおしゃれにも気合が入ります。
夜も遅いし、寝ようかしら。
ていねいに毛づくろいをします。
ペロペロ・・・爪もみがいちゃう。
ところが、時々おねえちゃんがやってきて「ココちゃん、かわい~」と言いながら、わたしのおなかあたりに顔をうずめるの。
せっかく全身をわたしだけの匂いでまとめたのに、またやり直しじゃないの!
この「わたしだけの匂い」ってのが、おねえち . . . 本文を読む