左利き用はさみ

左利きの私は、ずっとこのン十年、右利き用のはさみを使ってきました。
はさみが右利き用に出来ている、と気付かされるのは
実は裁縫の時の「裁ちばさみ」を使う時なのです！(-_-;)

生地を裁ちばさみで裁断する時間って、案外長く掛かるのですよ。
すると、親指の付け根とところが痛くなって、赤く跡が付いてしまうのです。
しかし、左利き用の裁ちばさみなどは巷では売っておりませんでした。
諦めてその右利き用のを使うしかありません。

普通の工作用のはさみは、あんまり苦も無く使っておりました。

ところが、今日、何と「無印良品」のお店で
『左利き用はさみ』が売られているではありませんか！(ﾟдﾟ)！
ちょっとちっちゃい「ミニサイズ」（長さ約１０センチ）でしたが
嬉しくなって買ってしまいましたよ♪

上の写真は買った時の袋入り。（刃先にキャップが付いていました）
下が普通の右利き用のはさみと比べた形。
なるほど、交わる金具のところが反対に出来ていますね。



さっそく、某スーパーでもらった割引クーポンなんかを切ってみました。
切り離すためですよ、念のため。
そしたら、何か違う。
切り易いか、と言えば「微妙」と言いたい(~_~;)
（ただ、切れ味はとてもいいです☆♪）

なぜなら、生まれてン十年も右利き用で慣れているもんだから、
今更「ハイ、左利き用ですよ」と言われても
使い勝手が違うのですよ。

私の左手は、すっかり右利き用はさみに慣れてしまっていたのです。
恐るべし「慣れ」というものは。

県内の某市に左利き用の道具専門店があると知ったのだが、
これまで右利き用道具であふれる世界で生きて来たんだもん。
今更、と思ってしまう。
もし、ひとつ買うとしたら、もし、自分が洋裁を職業にしていたのなら
「裁ちばさみ」が欲しいところです。


※　因みに、包丁も右利き用に出来ているらしいです(-_-;)
　　ずっと無理な力で食材を切っていたんだわ、私・・・。