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三日月堀のぶろぐ

お城・歴史の記事がメインのぶろぐです〈(_ _)〉

書籍の小口研磨

2014年12月29日 | 物欲の庵

今年も残り少なくなってきました。
家の大掃除をされている方もいらっしゃるかと思います。

ということで今回の物欲の庵は、書籍の虎口小口研磨(^^; 

西ヶ谷恭弘さんの「神奈川の城 上巻・下巻」

先日、オークションで購入しました。
価格は某ファーストフードの何ちゃらセットと同じくらいでしょうか(^^;
私的にはお得だったと思っています、お譲り頂いた方には大変感謝致します。
ただ発行年を見ると上巻が昭和47年、下巻が昭和48年と40年以上経っており、それなりの劣化がみられます。

 

上巻、特に目立つのはシミ、天にいっぱいありますね。

 

下巻、こちらもシミがあります (._.)
今回はどこまできれいになるか、試したいと思います。

 

 今回使用したのはタミヤのスポンジヤスリ、元々は模型製作する為に購入したんです(^^;
番手はかなり荒目の240を使用しました(汚れの程度ではもっと細かい番手がいいかもです)
削りカスが出ますので、
作業する前に新聞紙などを敷いて下さいね(^^;
スポンジヤスリを適当な大きさに切って、写真の様にガシガシ、ガシガシと削ります。
本当は曲がって削れたりするのを防ぐ為に、紙ヤスリに当て木をした方がいいのですが、面倒なのでそのままで削りました(^^;
スポンジヤスリだとRのついた小口でも均一に力がかかり削れるので、お値段は通常の紙ヤスリより高いのですが、使いやすいと思います。

 

研磨した神奈川の城、シミが中の方まで食い込んでいたので完全には消せませんでしたが、大分目立たなくなったかなと思います。
ヤケも磨かれて、多少キレイになったかな(^^;

気分もスッキリして、良い年を迎えられそうです~(^^)v

作業に関しては慎重にお願い致します。
一度削ってしまうと元には戻りません、あくまで自己責任でお願い致します。

 


図録 道灌の時代 戦国時代は関東から始まった 埼玉県立嵐山史跡の博物館

2014年12月23日 | 物欲の庵

発行日:平成26年12月
編集・発行:埼玉県立嵐山史跡の博物館  
サイズ:A4判
ページ数:32P
価格:300円

埼玉県立嵐山史跡の博物館、平成26年度企画展の図録です。

タイトルに道灌(太田道灌)の時代とありますが、あくまで関東の争乱の中で活躍した武将の一人として解説されていますので、道灌ファンの方はご注意を(^^;
あっ、道灌愛用と伝えられる軍配が今回、全国で初めて展示されているそうですよ、展示は12月28日までで、来年からはレプリカになるそうです(._.)

後北条氏以前のこの時代は、いろんな勢力が複雑に入り混じってなかなか理解しにくいのですが、図表などもあり解りやすく解説されています。

今回は所用があり、博物館の受付で図録のみ購入しました。
道灌の軍配、見たかったな・・・
(T_T)
来年あらためて、見学したいと思います。


図録 関東三国志 越相同盟と北条氏邦

2014年11月29日 | 物欲の庵

発行日  平成26年11月
編集・発行  寄居町教育委員会 鉢形城歴史館  
サイズ  A4判
ページ数  69P
価格  800円

 

鉢形城歴史館の特別展 『関東三国志 越相同盟と北条氏邦』の展示図録です。

永禄11年(1569年)に武田氏が駿河に侵攻し、武田・今川・北条の三国同盟が破棄されました。
北条氏は永禄12年(1570年)、今ままで敵対していた上杉氏と同盟(越相同盟)することになります。 
越相同盟は2年ほどで破棄されてしまうのですが、上杉氏との外交を担ったのが北条氏邦です。
その同盟過程が、上杉家文書を中心に描かれています。

この特別展(図録)のキーワードは、戦国大名の『外交』
古文書の内容はなかなか難しいのですが、今回の図録はテーマがはっきりしていて北条・上杉ファンの方にお勧めです、もちろん武田もね(^^;

黒田基樹先生の「越相同盟と北条氏邦」と題したコラムもあり、お勧めの図録です(^_^)d

特別展は終了してしまいましたが、図録の郵送販売もしているようですので、興味のある方は如何でしょうか~

 

 

 


埼玉の古城址

2014年05月06日 | 物欲の庵

   著者:  中田正光
  出版社:  有峰書店新社
 発行年:  昭和58年12月 平成元年6月 第2刷
   サイズ:  四六判
ページ数:  324P
   定価:  1800円

以前紹介した『多摩丘陵の古城址』シリーズの一冊、『秩父路の古城址』の続刊になります。
埼玉県内の115ヶ所の城館を、縄張り図とともに解説されています。

著者は中田正光先生、『秩父路の古城址』・『戦国武田の城』など、城郭関係の書籍を執筆されています。

発行されてから年数が経ち、その間に破壊されてしまった城址、新しく発見された城址などもありますが、縄張り図を見ながら現地を訪れ妄想を膨らませるのも、お城好きの楽しみ方のひとつです f(^^;)

神保町の大型書店のブックカバーをかけていたので、新品で購入したのは間違いないと思うのですが、何時ごろ購入したのかさっぱり記憶がありません (>_<)

すでに古書でしか入手出来ないようですが、埼玉県内の図書館で蔵書しているようですので(一部図書館はありませんでした)一度ご覧になっては如何でしょうか~

※蔵書の確認には、『埼玉県立図書館』のホームページ、『埼玉県内公共図書館等 横断検索システム』を利用致しました。

 


図録 戦国時代の青梅 ~三田氏の滅亡と北条氏~

2014年04月05日 | 物欲の庵

     発行日:   平成26年3月
編集・発行:   青梅市郷土博物館
   サイズ:   A4判
 ページ数:   44P
    価格:   900円

青梅市郷土博物館で開催された企画展「戦国時代の青梅 ~三田氏の滅亡と北条氏~」の展示図録です。
企画展は3月で終わってしまったのですが、首をなが~~くして待ってましたぁ~(^-^ ;)

古文書が中心になりますが、勝沼城と辛垣城の俯瞰図も掲載されています。
勝沼城の古地図も掲載されていますので(文字は小さくてちょっと読めないかも)見比べてみるのも面白いと思います(^^;
三田氏は最盛期には越生・飯能などの領主にまで影響を及ぼしていたようで、大きな国衆だったことが伺われます。

図録は郵送販売もしています(私も郵送で購入しました)
詳しくは青梅郷土博物館のホームページでご確認下さい(^O^☆♪

 ※図録の副題に誤りがありました。正しくは 『戦国時代の青梅 ~三田氏の滅亡と北条氏~』 になります。    2014年4月13日 訂正

※図録はすでに完売しておりますので、博物館へのリンクを外しました。2015年1月26日