goo blog サービス終了のお知らせ 

三日月堀のぶろぐ

お城・歴史の記事がメインのぶろぐです〈(_ _)〉

萩日吉神社の横堀状遺構 埼玉県比企郡ときがわ町西平

2015年01月19日 | 埼玉 社寺

埼玉県比企郡ときがわ町の萩日吉神社に行って来ました。

当神社は、欽明天皇六年(五三七)十一月、蘇我稲目によって創建されたと伝えられ萩明神と呼ばれていました。その後、平安時代初期に天台宗関東別院となった慈光寺一山鎮護のため、近江国(現滋賀県)の比叡山から日吉大神を勧請合祀し、萩日吉山王宮に改称したといわれています。また、明治元年(一八六八)十一月、神仏分離令の布告により、再び萩日吉神社と名称を改め、現在に至っています。
当神社には、流鏑馬のほかにも、神楽(無形民俗文化財)と境内の社叢(天然記念物が、埼玉県の文化財に指定されています。神楽は毎年二回奉納され、一月第三日曜日に小神楽、四月二十九日に太々神楽が行われます。このほか、児持杉(天然記念物)と毎年十月に奉納される西平・上サ地区ささら獅子舞(無形民俗文化財)が町指定の文化財です。

※萩日吉神社・ときがわ町教育委員会編集・発行の「萩日吉神社 流鏑馬祭り」パンフレットより引用

 

毎年、親戚へ年賀の挨拶の後一緒にお参りしているんですが、児持杉の先にある長~い石段の途中、左手に横堀状遺構があります(^^;

 

上から見た横堀状遺構 

前々から気になっていたので、ときがわ町の生涯学習課に伺ったところ、年代やどういう性格のものかは不明だが昭和の初期に鎌倉時代後期の瓦が採集されている事や、横堀状遺構の位置、ここに城を築く意味があるのか・・・など城館に関するものではないとの事でした、ありゃ~残念(._.)

結果は私が想像した事とは違ったものでしたが、城館に詳しい方にお話しを伺えた事は大変貴重な収穫でした。
お忙しい中対応して頂き、感謝致します<(_ _)>

この遺構、いったいなんなのでしょう・・・(?_?)

※21015年1月20日 グーグルマップを追加しました<(_ _)>

 


瑞岩寺の山口氏墓塔 埼玉県所沢市大字山口

2015年01月12日 | 埼玉 社寺

山口城址から東方へ1.5㎞ほどの場所に、山口氏の菩提寺として創建されたとされる瑞岩寺があります。

まず本堂前でお参りしてから、山口氏の墓塔へお参りに行きました。

山口氏の墓塔は3基ありましたが、石の色(石質?)や大きさが違ったり五輪塔と宝篋印塔の残欠を組み合わせたものもあり、現在残っているのはどうも完形ではないようです(._.)

山口氏の墓塔の解説板によると、左側の墓塔は基礎部分に彫られている年号と瑞岩寺に伝わる山口城主・山口高実の位牌の紀年銘が一致しているそうです。
※永徳3年(1383)6月13日に足利氏満と戦って討死したという。

ところで右側の墓塔の笠の部分、どこかで見たことあるような・・・と考えてみたら竹間沢の城で紹介した泉蔵院の宝篋印塔の残欠を思い出しました。

同じ時代のものなんでしょうか?チョット気になりました(^^;