2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』でのお城のシーン、んっ!なんとなく見たことあるお城だぞ!!と思って調べたら静岡県浜松市の高根城でした (^_^;)
高根城へ行ったのは9年ほど前、『北遠のお城めぐり 蘇る戦国時代』という素敵なパンフレットがある事を知り、パンフレットをもらう為に?!夜出発し東名高速の牧之原SAで仮眠、当日は浜松市博物館・二俣城・そして高根城と訪れました。
走行距離およそ700キロ、一泊一日の強行軍でした(^_^;)
高根城
遠江最北端の山城。この地の豪族奥山氏が南北朝時代、後醍醐天皇の孫由機良親王を守るために築いたとされる。戦国時代、今川・徳川・武田の勢力争いの狭間で内部分裂を起こすが、元亀3年の武田信玄の遠江侵攻時には、武田方の城として、青崩峠越えの警備を任された。
現在、城門、井楼(せいろう)櫓、礎石建物、木柵などが復元されている。中世の山城としては、全国で初めて全面発掘に基き再現されたと言われている。
『北遠のお城めぐり 蘇る戦国時代』天竜区魅力ある区づくり事業実行委員会(お城を活かしたまちづくり部会)発行パンフレットより
城は、通称三角山(標高420メートル・比高150メートル)の北側尾根上に位置し、北から本曲輪・二の曲輪・三の曲輪という三つの曲輪によって構成。中心曲輪である本曲輪は、西側に土塁、東北隅に大手、東南隅に搦手が設けられており、北側に残る腰曲輪状の削平地は、大手門へ至る通路と推定される。内部には、主殿、櫓、倉庫が配され、本曲輪搦手下には、厳重な虎口を設け、本曲輪の防備をより強固なものにしていた。二の曲輪は、本曲輪の南側にあり、堀切を挟んで三の曲輪がさらに南に配されていた。城域を区切るのは中央に土塁を挟む武田氏独特の二重堀切で、その幅は約30メートルを測る。全体的に見れば、非常にコンパクトにまとめられた城と呼べる。
『北遠の城』 天竜区魅力ある区づくり事業実行委員会(お城を活かしたまちづくり部会)発行ガイドブックより
〇本曲輪の虎口と大手門
〇城域を区切る2重堀切と三の曲輪
三の曲輪の奥には二の曲輪が見えます。
〇『はままつ城めぐり』『北遠の城』各ガイドブックと『北遠のお城めぐり 蘇る戦国時代』パンフレット
ワタクシの手元にある浜松市内のお城巡りに必須の資料たち、このパンフレットをもらう為にわざわざ浜松へ遠征したワタクシ、物欲のなせる業ですf(^^;)
今回は大河ドラマに便乗して記事にしてみました~(^-^ ;)
※高根城の写真はいずれも2008年に撮影したものです。
高根城は浜松市中心部から距離がありますので、訪れる際には事前に道のりなど良く調べてから訪れる事をお勧めします。
グーグルマップに高根城と駐車場の位置を落としてあります。