茨城県つくば市の谷田部郷土資料館で行われている「巡回企画展 小田氏治と戦国時代の城館」に行って来ました。
小田氏の歴史、小田城と領内の城館が縄張り図付で展示解説されていました。
入館料無料で企画展のパンフレット(8ページもの)も頂けました(^^*)
この後は小田城へ向かい案内所で展示を見学した後、2時間ほどかけて整備された遺構復元広場と周辺を散策してきました。
遺構復元広場以外にも堀跡や土塁と思われる箇所がありました。
この後つくば市中央図書館で資料収集、180ページ程複写しました(^^ゞ
巡回企画展は今月31日まで開催されていますよ~三 (/ ^^)/
残暑見舞い申し上げます。
先日、東京都立川市歴史民俗資料館の企画展「立川の遺跡2017」に行って来ました。
昨年(平成28年度)の発掘調査の展示会でしたが、今回は立川氏系図や以前に立川氏館跡で発掘された遺物なども展示されていて、当日は展示解説を聴きながら興味深く見学しました。
企画展を見学した後、資料館の西隣にある常楽院に向かいました。
「立川の歴史散歩」によると、常楽院は普済寺の末寺として江戸時代に建てられたと伝えられていて、段丘に張り出した部分に建っていることから、立川氏の出城だったのではないか、という人もいるそうです。
また「立川氏館跡」では、一説には館跡との指摘もあるが明らかではない、とあります。
常楽院の墓地案内パンフレットによれば、常楽院が建てられる前には「阿弥陀院」と称し1570年の戦国時代から存在していたそうです。
〇常楽院と境内墓地に佇む板碑
崖線を段切り状にした高台に位置し土塁や堀などの城郭遺構は確認出来ませんでしたが、境内墓地からは普済寺(立川氏館跡)方面が見渡せました。
また板碑が一基、静かに佇んでいました(-人-)
〇常楽院を南西より望む
常楽院周辺を探検しましたが城郭遺構は無く、この場所に砦あるいは館があったのかは分かりませんでした(._.)
また境内墓地に板碑がありましたが元々ここに存在したものなのか、あるいは別の場所にあったものがここに持ち込まれたものなのか、そしてどのような人が板碑を建てたのかなど詳細は不明です。
しかし資料館や常楽院周辺は縄文~近世までの遺跡(台遺跡・台の下遺跡)があり、人の営みが古くからあった事が伺えます。
水に恵まれた場所であり、中世の領主がここに館を構えていても不思議ではないかな・・・と思いました~(^_^;)
地形などによる伝承地としての館跡でした~
※立川市歴史民俗資料館企画展「立川の遺跡2017」は9月3日まで開催しています。
〇参考資料
・改訂版立川の歴史散歩 立川市教育委員会
・立川氏館跡 第3節調査地点をめぐる地理的・歴史的景観 立川氏館跡遺跡調査会
・常楽院 墓地案内パンフレット
・遺跡地図情報インターネット提供サービス webサイト
※地図は後ほど掲載します_(._.)_
※9月23日追記 地図を掲載しました┌(_ _)┐
鉢形城歴史館の特別展「後北条氏の庭園 ~出土遺物を中心に~」に行って来ました。
今回の展示は小田原城・八王子城の庭園遺構の解説と出土した遺物がビッシリと展示してありました ~(^_^;)
そうそう、鉢形城は今年度から第2期保存整備事業として発掘調査が再開されるそうです。
今後どんな発見があるのか、期待大ですね(^_^)
毛呂山町歴史民俗資料館の特別展「古道と宿の景観~毛呂山の宿みち歴史探訪~」に行って来ました。
「鎌倉街道」や「古道」と「宿」地名から中世毛呂山の風景をひもとこうとする特別展です。
大類館や発掘調査で堀跡が見つかった毛呂堀ノ内の城館跡の遺物や遺構のパネル展示なんかもありました(^_^;)
無料の展示解説の資料や、特別展解説図録(600円)も用意されていますョ。
古道に興味のある方はお勧めの特別展です!(^_^)d
下の写真は昨年2月に訪れた毛呂山の鎌倉街道上道です。