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おうち映画(日本)を5本

2018年09月29日 | 映画(国内)

 

 

 

「マイマイ新子と千年の魔法」
2009年
【日本映画専門チャンネル】 

芥川賞作家・高樹のぶ子が幼少時代を描いた自伝的小説のアニメーション映画
舞台は、昭和30年代の山口県防府市
小学3年生の新子は祖父から聞かされた千年前の町の姿やそこに生きた人々のことを空想するのを楽しみにしている少し変わった女の子
ある日、新子の通う小学校に東京から転校生・貴伊子がやってきます
なかなか田舎に馴染めなかった貴伊子でしたが、新子と遊ぶようになり心を通わせていきます
転校初日に母親の形見の香水をつけて登校したことで周囲から浮いてしまった貴伊子が、やがて防府の方言を話し、新子よりも早く走れるようになる過程を無理なく細やかに表現しています
千年前の同じ地、窮屈な暮らしにウンザリしているお姫様と現在の新子たちとの緩いリンクが上手いと思いました
上級生の父親の自殺を通して知る大人の世界
少女たちはまたひとつ成長していきます
千年前から、そして千年後も人の営みは続くのです

 

 

 

 

「言の葉の庭」
2013年
【Netflix】 

これもアニメーション
新海誠監督が現代の東京を舞台に描く恋物語
靴職人を目指す高校生タカオは雨が降ると学校をさぼり、公園内にある日本庭園で靴のスケッチを描いていました
そんなある日、謎めいた年上の女性ユキノと出会い、雨の日だけの逢瀬を重ねていきます
純愛でもなく、友情でもなく、何となく…なのかなぁ
正直、物語には入り込めませんでした
特にマンションから飛び出したタカオを追い掛けるユキノと、その後の生活には全くガッカリ
タカオは良いのですけどね
ただ、雨、水、光の描写の美しさには目を瞠るものがありました
それだけでも良しとしましょう

 

 

 

 

「ひゃくはち」
2008年
【Netflix】 

野球名門校の補欠部員、雅人(斉藤嘉樹)とノブ(中村蒼)
甲子園のベンチ入りを目指して毎日苛酷な練習に耐えています
上級生が引退し、自分たちにもチャンスが巡ってくるかと期待する彼らですが、有望株の新入生の入部により高校最後の甲子園のベンチ入りを巡って争うことになってしまいます
死ぬほど頑張っても甲子園のグラウンドの土を踏めない選手がいるのですね
切ないです
悲しいです
でも、明るいのです 

県大会決勝で、最大のピンチに見舞われたとき雅人が“秘密特訓”の成果を発揮するラストにはホント笑えました!

汗と泥にまみれたイガグリ頭の選手たちの白い歯と笑顔
爽快な青春映画でした 

高良健吾さん、桐谷健太さん、太賀さんら、現在活躍中の若手俳優さんが多く出演しているのも“目の保養”になります♪

 

 

 

「追憶」
2017年
【日本映画専門チャンネル】 

ひとつの殺人事件の刑事(岡田准一)、容疑者(小栗旬)、被害者(柄本祐)として再会した幼馴染3人が心の奥に向き合う様子を描きます

親に捨てられた13歳の少年・篤は似た境遇の啓太、悟と共に、喫茶店を営む仁科涼子(安藤サクラ)の元で家族のように暮らしていました
涼子のおかげで明るく育っていく3人の少年たちですが、ある事件をきっかけに幸せな日々は終わりを迎え、彼らは離れ離れになってしまいます
25年後、刑事となった篤は無残な刺殺体となって発見された悟と再会を果たします
捜査が進められていく中、啓太が悟と会っていたことが判り容疑者としてマークされてしまいます
 

内容としてはイマイチ
若手実力派俳優3人と安藤サクラで見せた作品です

 

 

 

 

「つみきのいえ」
2008年
【Netflix】 

数々の映画賞を受賞した短編アニメ
確か、絵本を購入したのですが見当たらず… 

海水面の上昇に伴い家を上へ上へと建て増し続けていく独り暮らしの老人
愛用のパイプを落としてしまったので潜水服を着て下へ下へと潜っていきます
家を遡ると共に蘇る家族との思い出 

妻との出会い

結婚

娘の誕生

娘の結婚

妻の看取り

 

現実の部屋に戻った老人は妻と自分のグラスを用意しワインを注ぎます
良き人生だったのでしょうね

 

 


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