「屋上のあるアパート」
2011年
TBS ドラマスペシャル
【日本映画専門チャンネル】
原作 阿川佐知子
実家暮らしでイマイチ足元がしっかりしていない女性(長澤まさみ)
勤務先の出版社が倒産し、周囲から実家に甘えていると言われ奮起、独り暮らしを始めます
倒産した会社の元社長の口利きで再就職、そこで好きな料理関係の記事を書かせてもらえるようになります
そんなある日、独り暮らしのアパートに突然転がり込んできた親友(芦名星)
夫と離婚するとイギリスから戻ってきたのです
仕事は順調、屋上で個性的な住人たちと語らったり、親友の今後は気になりますがそれなり落ち着いた生活を送っていたのですが…
再就職先の社長(吉田栄作)の告白を断り、会社を辞め、親友は夫の元に戻り、とすべてを失くしたかのようですべてを手に入れた彼女の未来に待っているものは?
阿川佐和子さんらしい内容で気分よく観られました
長澤さん、今と殆どお変わりなくとても可愛らしいです
残念で仕方ないのは芦名さんです
とても存在感のある脇役をこなしておられたのに…
2人の女優さんに比べて、吉田栄作さんが魅力が無くなったと感じました
ただ顔の造作が良いだけではねぇ
このドラマが放送されたのは東日本大震災の1週間後のことでスポンサー名を外して放送されたとか
当時だったら平静な気持ちでは観られなかったと思いますが、逆に励まされていたかも、とも思いました
「野田ともうします。」
2010~2013年
NHKワンセグ、Eテレ
20話x3シーズン
【NHK総合】
原作 柘植文
野田さん(江口のりこ)は埼玉にある東京平成大学文学部ロシア語科に通う女子大生
大学では手影絵サークルに所属
いつも眼鏡に三つ編み、グレーのトレーナーにブルージーンズ、スニーカー
独特なキャラクターを持った彼女はしばしば級友から浮いてしまう存在です
でも、サークルの先輩(安藤サクラ、越村友一)や数少ない友人(小林涼子、相馬圭佑)、アルバイト先の同僚(増田有華、池谷のぶえ)たちは何故か野田さんのことが気になって仕方ありません
超ポジティブで好奇心旺盛、空気読めない我が道を行く野田さんの物語です
常に地味な江口さん(しまむらチョイス)に対し安藤サクラさんのファッションがキュートで可愛らしいです
彼女のキャラもなかなかでした
野田さんがしまむらで選んだ水着姿、見てみたかったわ
今や人気女優の仲間入りをした江口のりこさん
無表情なのに滲み出る内面といえるのかな
江口さんをあてがきしたかのような物語でした
1話5分という短さがちょうど良かったです
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