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佐藤亜紀「鏡の影」

2010年08月01日 | さ行の作家
中世ヨーロッパ
ドイツの片田舎で百姓の倅として生まれたヨハネスは全世界を変えるにはある一点を変えれば十分であるという考えに取りつかれ、その探求の旅に出る
ある時,彼はシュピーゲルグランツと名乗る不思議な少年と出会う
少年は一つの願いと引き換えに、ヨハネスのすべてを引き渡す契約をちらつかせる
ストイックなヨハネスはその誘いを断りながらも少年と旅をする
偏屈な騎士フィヒテンガウアー、街を支配する修道士マールテンなどとの争いの中で…

ヨハネスは言った
世界の様態を創世に遡って表し改変することもできる図表
私はそれを完成させました


具体的に何のことだかサッパリ
小説なんだから,とここはスルーで


ヨハネスの弟子として行動を共にする不思議な少年
シュピーゲルグランツ
彼が重要な役割を演じています
spiegelglantz
中世ヨーロッパの演劇に現れる悪魔の名前

シュピーゲル
spiegel

「治療島」でも重要な意味を持つ単語でした
偶然とはいえ何か縁のようなものを感じます


spiegel
この単語は覚えました

小説を読めば
過去にも未来にも宇宙の果てにでも地底にでも
時間も場所も一足飛び

だから止められない!

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