「生写朝顔話」より
ひと目惚れの二人
深雪(後の朝顔)と阿曽次郎(後の駒沢)の出会い、ときめき、悲しい別れ、惚れた相手を見失うまい、離すまいとする女心をたっぷりと味わいます
特に印象的だったのは
「笑い薬の段」
島田の宿で駒沢に痺れ薬を入れた茶を飲ませようとする怪しげな医者荻野祐仙が、宿屋の主人の機転により逆に笑い薬入りの茶を飲まされてしまい、笑いが止まらず苦しむ場面と茶をたてる場面が素晴らしかったです
特に茶のお作法はまるで生身の人間のそれを見ているようで、周囲からも感嘆の声があがりました
太夫、三味線、人形
三位一体の芸は誠に素晴らしい!!!
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