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TVドラマ(日本)・大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~/生きるとか死ぬとか父親とか/孫のナマエ ~鴎外パッパの孫の命名騒動7日間~/No Activity 本日も異常なし

2022年08月18日 | ドラマ
「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」
2020年
WOWOW 連続ドラマW
全6話
【WOWOWプラス】

原作 土橋章宏

元・伝説の賭博師で、今はただのダメ男・辰五郎(丸山隆平)
そんな辰五郎がひょんなことから長屋の代表としてお伊勢参りに出発
道中、代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた少年・三吉(斎藤汰鷹)、すぐ死にたがる訳あり美女・沙夜(芳根京子)と出会い、家族のふりをして旅を続けることになります
一方、江戸の暗黒街に知らぬ者はいないといわれる殺し屋で借金取りの菊佐(山本耕史)と子分・六助(加藤諒)が辰五郎を追って東海道を西に向かっていました

お伊勢参りを描いたロードムービー

WOWOWプレミアムの初回無料放送がイマイチで迷ったのですが気楽に観ればいいかな、と思い返しました

丸山隆平さん、演技はイマイチだけれど一生懸命なのが伝わってきて、ダメ男ながら案外いいヤツ
菊佐の山本耕史さんは珍しく抜けたところもあって意外
芳根京子さんの存在感は大きかったです

辰五郎と菊佐の因縁
天涯孤独だった辰五郎が知った“疑似”ながら家族の温かさ
道中、各宿場の名産品が紹介されます
桑名の安永餅が江戸初期からあったとは驚きでした
グルメ+動物と子供は物語に欠かせませんね

終わってみれば、はちゃめちゃだけど楽しかったです
  



「生きるとか死ぬとか父親とか」
2021年
テレビ東京 ドラマ24
全12話
【Amazon Prime Video】

原作 ジェーン・スー

ジェーン・スーさんはラジオパーソナリティ、コラムニスト、作詞家と多彩な顔を持ち女性から圧倒的な支持を集める独身のカリスマ、とのこと
恥ずかしながらお名前すら知りませんでした
主人公のモデルはジェーン・スーさん自身

40半ばの蒲原トキコ(吉田羊)、独身、は20年前に母を亡くし、70代の父・哲也(國村隼)がたった一人の肉親
破天荒な父と一度は絶縁状態寸前までいきましたが今では時々外食しながら話をする関係になっています
そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになります
ネタ集めのため父に会い、色々な家族の思い出話を聞きます
しかし、それは楽しい記憶ばかりではなく、トキコ自身が封印して、無かった事にしていた辛いものもありました

父親とトキコの関係を自分と子供たちに、または40代だった頃の自分と父親に置き換えてみると、全てではないけれど物語の内容がストンと落ちてきて「わかる~」の連続でした

毎話、冒頭に流れる、トキコがパーソナリティを務めるラジオ番組の「お悩み相談コーナー」がいいです
相方のアナウンサー役の田中みな実さんは地のままでしょうか

年を重ねることで親子関係も変化していくものだと改めて教えてもらいました





「孫のナマエ ~鴎外パッパの孫の命名騒動7日間~」
2014年
NHK
【NHK総合】

文豪・森鴎外の孫の命名をめぐる騒動をドキュメンタリーと再現ドラマで描きます

元祖キラキラネームの名付け親と言われる森鴎外
鴎外(伊武雅人)は自身の本名・林太郎が海外でうまく通じなかった経験から、子どもたちに国際的な名前を付け、孫にも同様に命名しようとしていました
ちなみに子供たちの名は
長男・於菟、長女・茉莉、次女・杏奴、次男・不律、三男・類
溺愛する長女・茉莉(黒島結奈)が出産する際提案したのは凡人の理解を超える風変わりな名前『𣝣』
読みは「じゃく」フランス語の男性名“ジャック”(Jacques)を写したものでした
茉莉の出産時、奈良にいた鴎外は毎日、茉莉の夫宛てに命名の由来などを書き連ねた手紙を送っていて、その熱意と博識には感心するばかり
今どきのキラキラネームに鴎外ほどの知識と意味を込めた名前は少ないのでは?

熱戦が続く夏の甲子園
名前にフリガナと命名の由来を説明して欲しい選手が多すぎます…

鴎外の部分は興味深かったですが黒島結奈さんが好きではないのであまり良い印象が持てませんでした
ちむどんどんも見てないし
<m(__)m>




「No Activity/本日も異常なし」
2021年
Amazonオリジナル
全6話
【Amazon Prime Video】

麻薬取引の情報を得た警視庁は各所に刑事を配置し犯人逮捕に向け準備を進めていました

ハッタリだけの刑事・時田(豊川悦司)と相棒のイケメン人たらし刑事・椎名(中村倫也)、警視庁の無線連絡室で現場に的確な指示を出す里見(木村佳乃)、新人オペレーターの大平(清野菜名)
麻薬取引に絡む犯人グループの諌山(岸谷五朗)、一条(岡山天音)、茉莉(岸井ゆきの)

時田と椎名が張り込み捜査で割り当てられた持ち場が、何と諌山らのいる麻薬取引現場近く
なのに完全に捜査の蚊帳の外雰囲気の2人はくだらないお喋りに夢中になっています
そして、そんな2人を叱り飛ばしながらも無線連絡室の2人も恋バナに花を咲かせています
さらに、闇サイトで集まっただけの諌山と一条、偶然麻薬取引の話を聞いてしまったため人質にされた茉莉の3人も絶妙にウマが合ってしまいます

豊川悦司さんですから、真面目な刑事ものと思っていたのですが完全に裏切られました
とにかく楽しい、笑える、ありえないでしょう?の連続
豊川悦司さんが、ふと見せる表情から「実はデキル刑事に違いない」と期待させて、やっぱり…の繰り返しが可笑しかったです
中村倫也さんの声、好きだな~、と思っていたら中村さんが豊川さんに「イケボ」ですね、というシーンがあって、そう言われれば豊川さんの声もいいな~、でそのシーン以降、2人の声に聞き惚れてました

肝心の麻薬取引犯逮捕は?

シーズン2制作、切に希望します!
    

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