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TV(BS・CS)で観た映画~GWの前頃です~

2016年09月04日 | 映画(海外)

 

「グッバイ・レーニン!」2003年ドイツ
ベルリンの壁崩壊前夜に倒れて病院に運ばれ、東西ドイツが統一されたことを知らぬ母
夫が女性と西側へ逃亡してから、東側の体制に協力してきた母にとっては西側の文化は決して受け入れがたいもの
それを知る息子は、退院する母に刺激を与えないため、あくまで旧体制のままであることを装い続ける
悲しく滑稽なストーリーですが、東側には体制の変化を易々と受け入れられない人は多かったことでしょう

 

「六月燈の三姉妹」2013年 日本
鹿児島ご当地映画
淡々と描かれる三姉妹の日常
夫との離婚を考え一時的に実家に戻ってきた長女役の吹石一恵さんが良いです
下手な鹿児島弁の井上順さんは不要と思いました

 

「島唄~十五の春~」2012年 日本
南大東島ご当地映画
中学を卒業すると進学のため島を出る子供たち
一人の少女の中3の一年間を描きます
主役の三吉彩香チャンが瑞々しくて可愛らしいです
脇を小林薫さん、大竹しのぶさんらががっちり固めており安心感があります

 

「マンホール man-hole」2001年 日本
北海道・札幌を舞台にしたインディーズ映画
生真面目すぎる警官・小林正義に安田顕
その名の通り、『正義』を振りかざすあまり行き過ぎた行動に走ってしまいます
アブナイ仕事をしているのが大泉洋さん、そこでバイトをしている高校生の尾野真千子さんや小池栄子さん
皆さん若いです
なんだかんだありますが、すっきりとした終わり方に好感が持てました

 

「海に帰る日」2013年 アイルランド・イギリス
ジョン・バンヴィルによる原作とほぼ同じ
妻を亡くした老美術史家が少年時代を過ごした町を訪れる
ストーリーは少年時代サマーハウスにやってきた一家と過ごしたひと夏の出来事と、成長し町を出てからの妻との出会い、妻との最期の日々が交互に老美術史家によって語られます

 

「ベルリン・天使の詩」1987年 西ドイツ・フランス
人間になりたい天使役にブルーノ・ガンツ
ピーター・フォークが映画撮影のためにベルリンに来ている本人の役で出演しています
コロンボではないピーター・フォークを観るのは初めてでした
どうやら、地上には元・天使が大勢いるようです

 

 

「トワイライトささらさや」2014年 日本
原作は読んだものの映画は公開時に観られず残念に思っていました
夫を突然の事故死で失った新米ママの奮闘と成長を描きます
夫役の大泉洋さんが憑依する相手の役者さんたちは皆さん、大泉さんのキャラを徹底的に学んだそうです
皆さんの役者魂に頭が下がります
予想したとおり、何度も落涙でした

 

「トッツィー」1982年 アメリカ
有能ながら、その振舞いや発言から周囲は敵ばかりの役者
仕事が来なくなったことから、女装してドラマのオーディションを受け、見事合格
人気者になるも実は男性であることを隠しつづけるのでした
ダスティン・ホフマンの女装が随分と話題になりました
いやはや、何度観ても素晴らしい

 

「シングルマン」2009年 アメリカ
コリン・ファースが、恋人を事故死で亡くし自らも死ぬことばかりを考えているゲイの役を演じます
元恋人(女性)や新たに近づいてくる若者との関わりを通して自殺は思い止まるのですが…
コリン・ファースの立ち居振る舞い、表情、映像の美しさ、音楽、高級メンズファッション
どれをとっても私好みです
遺書に「ネクタイはウインザーノットで」なんてね!

 

「いまを生きる」1989年 アメリカ
母校でもある伝統校に赴任した英語教師にロビン・ウィリアムズ
型破りな授業に感化された生徒たちが様々問題を起こしたことから教職を追われることに…
最後の日、生徒たちが彼に伝えた言葉こそが彼への絶対的な信頼を現すものでした
教師と生徒との心の絆に大きな感動をもらいました

 

 


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