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おうち映画(海外)を5本

2019年11月20日 | 映画(海外)
「フッテージ」
原題 SINISTER
2012年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】

スランプに陥り、著書が売れないノンフィクション作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、新作を書くために一家で郊外の家に越してきます
そこはかつて一家が首を吊り、末娘が行方不明になっているという曰くつきの家で、エリソンはその事件を本にまとめるためわざわざその家を選んだのでした
屋根裏部屋で見つけた事件の様子を映した8㎜テープを見続けるエリソンの姿からして不気味です

殺人の連鎖に加わったというあたりは面白かったのですが、密教か怪しげな宗教で片付けられたのには不満が残りました





「遥かなる大地へ」
原題 FAR AND AWAY
1992年 アメリカ
【BSプレミアム】

開拓時代のアメリカ
土地を求めてアイルランドから渡ってきた一組の男女(トム・クルーズ、ニコール・キッドマン)が夢を掴むため数々の困難を乗り越えていく姿を描きます
主役の2人が実際に結婚していた時の作品
美男美女の2人とも勢いがあって若々しくて笑えるシーンも多く、ラストはバンザイ
気持ちの良い映画でした
それにしても、アメリカ大陸の土地争奪戦は、本当にあのような方法がとられていたのでしょうか?
まるでゲームのようでワクワクしました





「アフターマス」
原題 AFTERMATH
2016年 アメリカ
【ムービープラス】

2002年7月にドイツ上空で実際に起きた「ユーバーリンゲン空中衝突事故」とその後に発生した事件をヒントにしたドラマ
妻と娘を亡くし、事故の真相を追う男を演じるのはアーノルド・シュワルツェネッガー
アクション無し、シュワちゃんの静かな姿はむしろ凄味がありドラマの展開から目を離せませんでした
主人公は航空会社と事故当時の管制官に謝罪を要求しただけなのですが、管制官は世間の目から逃れるため会社側の計らいで名前も住まいも仕事も変え、時折訪ねてくる妻と息子と過ごす生活を送っていました
主人公からみれば逃げたとしか思えません
元・管制官の住まいを突き止め『謝罪して欲しい』と言いますが拒否され思わず刺殺してしまいます
年月が過ぎ、出所した主人公の後をつけるひとりの若者の姿が…
主人公は彼に謝罪します
それで負の連鎖が切られたのでしょうか…
彼らに別の選択肢は無かったのでしょうか…
やるせない思いが残る作品でした





「真夜中のカーボーイ」
原題 MIDNIGHT COWBOY
1969年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】

故郷のテキサスを後に大都会ニューヨークに出てきた若者・ジョー(ジョン・ヴォイト)
カウボーイ姿で肉体と美貌を武器に金持ちの女性に近づき富を得ようとしますが相手が一枚上手でした
金を巻き上げられ困っていたところ知り合った足の不自由なペテン師・ラッツオ(ダスティン・ホフマン)の紹介で“客”を紹介されます
しかし、それもまた詐欺
ラッツオに騙されたと知ったジョーは必死に探し歩き、無一文で酒場にしけこんでいた彼を見つけますが、その哀れな姿を見て何も言えませんでした
ホテルを追い出されたジョーに自分の部屋にくるようにすすめるジョー
お世辞にも快適とはいえない部屋で暮らしながら2人は泥沼から這い上がろうと力を合わせ、ラッツオの夢だったフロリダ行きを実現させますが、病がラッツオの身体を蝕んでいました

時折挟まれるジョーの過去や2人が見る白昼夢が、厳しい現実をより際立たせ切なくなります

フロリダでカウボーイ姿と決別したジョー
彼は新しい人生を始めることでしょう
主題歌「うわさの男」がいつまでも耳に残ります





「最高の人生の見つけ方」
原題 THE BUCKET
2007年 アメリカ
【ムービープラス】

公開中の吉永小百合&天海祐希による日本版のオリジナル

実直な自動車整備工のカーター(モーガン・フリーマン)と豪放な実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)はガンで入院した病室で出会い共に余命半年を宣告されます
棺桶に入るまでにやっておきたいことを書きだしたリストを作った2人は実現のため人生最後の旅に出ます

鼻持ちならないワガママ男・エドワードと、我関せずのカーターのやり取りが2人の名優ならではで可笑しくて切なくて胸に染みます

最後は2人とも天に召されますがラストシーンはハッピー(#^.^#)
こんな悔いの残らない人生を送りたいですね



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2 コメント

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Unknown (latifa)
2019-11-23 08:58:03
こにさん、こんにちは
遥かなる大地へと、最高の人生の見つけ方を以前見たことがあります。

遥かなるの方は、もうすっかり忘れてしまっていますが、面白かったことは、うっすら覚えています。
主演の2人も若かったでしょうね

最高の人生の見つけ方は、邦画で女性でリメイクするとは!
面白かったのだけれど、お金があってなんぼ・・・な感じもあって、そこだけ、ちょっと気になったかなー。
邦画も、いつか機会があったら見てみたいです。
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latifaさん (こに)
2019-11-23 16:36:14
>最高の人生の見つけ方は、邦画で女性でリメイクするとは!
吉永小百合さんだからOKが出たとか。

>面白かったのだけれど、お金があってなんぼ・・・な感じもあって、そこだけ、ちょっと気になったかなー。
同感です。好きなだけお金を使えれば、何でも出来そうですよね~。

邦画は日本&女性ということでオリジナルより自分の事に置き換えやすかった分、心に響くものがありました。自家用ジェットで旅なんてのは無理ですが、やれる範囲でやりたいことはやっておこうか、なんて思いました。

三枚目のトム・クルーズ&ウブなところのあるニコール・キッドマン
古い映画を観て俳優さんの”歴史”を知るのも楽しいです^^
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