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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2018年05月25日 | 映画(海外)

 

 

「ミラクル・ニール!」
原題 ABSOLUTLEY ANYTHING
2015年 イギリス

 

70年代に打ち上げられた探査機が宇宙人の元に届きます
メッセージとして搭載されたプレートを見た彼らは地球を下等生物の住む星と判断、破壊を決定します
しかし、その前に銀河法に則り、無作為に抽出した人間に全知全能のパワーを授けて、その様子を天上から具に観察することにします
それによっては存続もあり、ということらしいです
重大な責務を与えられたのがイギリスに暮らすいい加減な教師・ニール(サイモン・ペッグ)と会話能力を身に着けた愛犬デニス(声、ロビン・ウィリアムズ)
本人たちは、自分たちに地球の命運がかかっているとはつゆ知らず、パワーの使い道を楽しんだり、結果で悩んだり…
気軽に楽しめるSFコメディです
サイモン・ペッグに外れ無し
それと愛犬デニスがグッジョブなのです!
ロビン・ウィリアムズさん、天国で自分の映画を観て穏やかに過ごしてらっしゃるといいなぁ

 

 

 

 

「天国は、ほんとうにある」
原題 HEAVEN IS FOR REAL
2014年 アメリカ 

生きるか死ぬかの大手術中に天国を旅してきたと話す少年と、その家族の実話を描いた小説の映画化
少年の父親は小さな会社を経営しながら牧師も務めており、毎週日曜の彼の説教は町の人々の心の拠所でもありました
信仰心がない自分には理解し難いところもありましたが、最後の父親の説教には心打たれました
神-愛-天国
誰の心にも天国はある
誰もが天国を見たことがある
基本、信じるか信じないかはその人次第
要は“愛”なのだというアメリカ映画らしい内容でした

 

 

 

 

「夜」
原題 LA NOTTE
1961年 イタリア、フランス 

ミケランジェロ・アントニーオ監督による「愛の不毛3部作」の中の1作とのこと

作家のジョバンニ(マルチェロ・マストロヤンニ)と妻のリディア(ジャンヌ・モロー)
作家夫人として何不自由のない暮らしを送っていたリディアですが、夫との間にあったはずの“愛”を見失ったと感じ始めており、言いようのない不安に苛まれていました
ジョバンニとリディアのような夫婦もいれば、長年一緒に過ごしてきて“愛”の形が変わっても、もし“愛”が消えてしまっていても、それはそれでやり過ごす夫婦もいるのでしょう
ラストからは確かに「愛は不毛」なのは伝わってきますが、何だかなぁ…でした

 

 

 

 

「バリー・リンドン」
原題 BARRY LYNDON
1975年 ドイツ、イギリス 

18世紀のアイルランドを舞台に、野心に燃える若者、バリー・リンドンの半生を描いた歴史ロマン
主人公を演じるのはライアン・オニール
彼の地位を不動のものとした「ある愛の詩」以前の作です
登場人物たちより18世紀のヨーロッパを見事に再現した映像に感心しました
当時の映像技術でここまで“リアル”に再現できるとは驚き
さすがスタンリー・キューブリック監督
185分という長い作品ですが退屈することは無かったです
サー・マイケル・マレー・ホーダーンによるナレーションに負うところは大きかったかも
アラン・リックマンに似た声が素敵でした
『その後、彼は落ちぶれた賭博使として生きたとも言われているが、どのような末路を辿ったかは定かではない』
ということでした^^

 

 

 

 

「アクトレス~女たちの舞台」
原題 SILS MARIA
2014年 フランス、スイス、ドイツ 

華やかな芸能界で生きる大女優の孤独と葛藤を描きます
有能なマネージャー、バレンティーヌ(クリステン・スチュワート)と二人三脚で仕事をこなすベテラン女優、マリア(ジュリエット・ビノシュ)は、自分の出世作のリメイク版への出演依頼を受けますが、与えられたのはかつて自分が演じた若き美女役ではなく、中年の上司で“消え去る者”役でした
老いを突き付けられた時、人はどのように対応すべきなのでしょうね
分かってはいても悩んだり八つ当たりしたり悪あがきするものなのでしょう
若手女優(クロエ・グレース・モレッツ)の登場に狼狽え嫉妬するマリアに共感し、また彼女の実力を認めながらも自分の意見を述べるところなど見習うところが多々ありました
又、仕事を引き受けてからマネージャーと舞台の稽古をするシーン
現実の会話なのかと思ったら台詞の練習だったり、劇中劇と現実がリンクする展開は見応えがあって惹きこまれました
ドロドロとした内容を想像していましたが、その一歩手前
作中の役としての女優たち&出演者たちの見事なアクトレス魂を見せていただきました
面白かったです!

 

 


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