少し昔のTVドラマ

 

TBS
「源氏物語」
1981年
プロデューサー、ディレクター、監督・久世光彦
脚本・向田邦子 

光源氏に沢田研二
ジュリー～～～～ッ！
若かりし頃のジュリーは素敵ですねぇ
猶更、今のジュリーの姿が哀しい…
光源氏と恋物語を繰り広げる女たちには、八千草薫、十朱幸代、倍賞美津子、いしだあゆみ、風吹ジュン、叶和貴子、朝加真由美、藤真利子、渡辺美佐子ら
豪華です
光源氏の人格形成の元となった自らの出生と母への思い、帝への思い
きちんと読んだことのない源氏物語
こんなんなのかな？
役者を見るドラマなのでしょうか？
今では、このような豪華なドラマ制作はなかなか難しいでしょうねぇ

 

 

 

TBS
「夏目家の食卓」
2005年
演出・久世光彦
脚本・筒井ともみ 

文豪・夏目漱石と妻・鏡子が繰り広げるホームドラマ
本木雅弘＆宮沢りえの体当たり演技に圧倒されます
本作や懐かしの「寺内貫太郎一家」みたいなドラマはもう作られないのかしら

 

 

 

 

CBC
「幽婚」
1998年
プロデューサー、ディレクター、監督・山本恵三
脚本・市川森一 

中国・福建省に伝わるしきたり「幽婚」
婚約中の女性が急死したとき、婚約相手と祝言をあげてから葬送するというものです
それが四国のある村に残されており、名古屋の霊柩車運送会社に勤める男性が急死した女性と婚約者を乗せていくことになるのですが、同乗していた婚約者が姿を消してしまいます
運転手に役所広司、急死した女性に寺島しのぶ
このお二人だから出来上がったドラマという感じ
CBC制作だからか板東英二さんもご出演されています
今はどこで何をされているのかしらん

 

 

 

藤沢周平原作が2本

TBS
「小ぬか雨」
1980年

履物屋を営む女の家に突然入り込んできた男
追われているので匿って欲しいという男と数日を過ごすうち、互いに惹かれ合う二人なのでした
吉永小百合＆三浦友和
まだ若い三浦友和さんと息子さんの貴大さんの眼が同じでした
ラストの吉永小百合さんは切なく美しく、まるで映画のラストシーンのようです

 

TBS
「赤い夕日」
1985年

呉服屋の女房に収まって忙しくも充実した日々を送っている女の元に、父親（養父）が危篤という知らせがきます
娘と父の互いを思う心に打たれます
呉服屋の旦那もなかなかの人物でした
女に池内淳子さん、養父に田村高廣さん、旦那に井川比佐志さん
これもラストの池内淳子さんの姿にジ～ンときます

 

 

おまけ
演劇です

NHK
「天守物語」
2011年公演

原作・泉鏡花
富姫に篠井英介さん、姫川図書之助に平岡祐太さん、奥女中・薄に江波杏子さん
斬新でした
素晴らしい！
たまたまこの再放送を発見した自分を誉めてやりたい(^_^;)