4/11 柳家三三独演会 三三らくごin桑名

 

柳家三三独演会
三三らくごin桑名

 

会場は

桑名市民会館・小ホール

名鉄から近鉄に乗り継いで自宅からは約1時間

近鉄名古屋駅から桑名駅まで急行で20分強

近鉄桑名駅から徒歩8分ほどと便利なところです

三重県といっても名古屋圏ですネ

近鉄は大阪・難波や伊勢志摩へ向かう特急以外は滅多に乗りませんので

車窓からの長良川河口堰や名古屋駅周辺の高層ビルなどの景色を興味深く眺めつつ短い鉄道の旅でした

ホール内の後ろの方は空席も目立ちましたが

こじんまりした会場ならでは

アットホームな雰囲気が良かったです

 

 

演目は

 

 

 

 

 

本当の独演会

三三師匠お一人です

 

「たらちね」

ガサツで言葉遣いの荒い男の所に嫁にきた女性には一つだけキズがあった

それは言葉遣いが丁寧過ぎて周囲と噛み合わないこと

この噺ほどの違いでは無くても、世代や業界の違いなどから相手の使う言葉が通じないいということは現代でもよくありますね

わからなくてもわからないなりに理解しようとする男が可笑しかったです

 

「茶の湯」

隠居した老人が暇を持て余し茶の湯でも、と思い立ったのは良かったのだが

茶の湯を全く知らないくせに知ったかぶりをして周囲にとんでもない迷惑をかける

茶の湯に招待された面々が何ともいえぬ味の茶を飲むときの様子、特に顔芸はピカイチ

「ジヌよさらば」で片桐はいりさんが見せたそれより数倍上です！

 

仲入り

 

「粗忽の釘」

粗忽者の亭主が引っ越し先で壁に八寸釘を打ってしまい、隣に迷惑をかけていやしまいか謝りに行くのだが、行先を間違えたり、本題とは別の話をして帰ってしまったり

この噺は3度目くらいかと思いますが、初めて聞く様々なエピソードがあってより噺に色がついて面白かったです

 

 

馬鹿騒ぎするような噺家さんではありません

玄人好みですね

楽しい二時間はあっという間でした

 

 

来週も落語の予定です～～～(^_^)/~