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トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の彗星」

2021年11月01日 | 海外の作家



訳・下村隆一
講談社文庫
2011年4月 第1刷発行
2021年8月 第25刷発行
240頁
解説・下村隆一
附記・山室静
ムーミン谷の魅力1 「ムーミン谷の彗星」風変わりでも、かまわない・冨原眞弓

ムーミン全集【新版】

長い尾をひいた彗星が地球にむかってくるというのでムーミン谷は大騒ぎ
ムーミントロールは仲良しのスニフと遠くの天文台に彗星を調べに出発し、旅の途中でスナフキンやスノーク、スノークのお嬢さんと友達になります
やがて火の玉のような彗星が地球に衝突する時間が刻々と迫ってきて…

中学生の時以来の再読
あまり覚えていませんがスニフのキャラは当時は許容範囲外だったのではないかしら
今、読み返してみると自分に正直に生きている登場人物(人ではないけれど)皆が愛おしいです
雑貨屋での買い物は意味不明で落語の『臺算』みたいで楽しく、楽天的過ぎるムーミンママはキュート、ママの頼みなら何があっても頑張るパパは頼もしかったです
じゃこうねずみやヘルムの存在は、「あ、こういう人いる」な感覚で読めました
私も大人になったのネ

スナフキンの名言
なんでも自分のものにして、もってかえろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしてるんだ。そして、立ち去るときには、それを頭の中へしまっておくのさ。


第8巻まで
ボチボチ読んでいきます(*^^)v


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