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柴崎友香「虹色と幸運」

2015年11月15日 | さ行の作家

 

ちくま文庫
2015年4月 第1刷発行
解説・江南亜美子
309頁

 

 

初読です

 

合わない

くどい

しつこい

 

徐々に慣れてきて4時間ほどで読了

 

解説からの引用ですが

登場人物たちの心情に丹念に分け入り微細に描き出すため、全ての登場人物の内面に入り込むことのできる三人称の多元的な視点が設定されており、次々と切り替わる人物たちの内面や見た景色が積み上がって物語が進んでいきます
この視点の切り替わりの頻繁なこと
登場人物が無駄に多いことに疲れました
読者は書き手の操作性をうるさく思うが、本作の視点移動はそれを感じさせないほどのなめらかさで魔術的な高速スイッチングだとのこと

いやぁ~、ワタクシにはうるさいだけでした
なんだか湿度が高くてベタベタした印象

 

合う合わないは個人の感想ですから、あくまでも

 

作品のテーマは良いと思います
30歳を過ぎた3人の女性、既婚者(子供3人)、大学事務局勤務(年下彼氏と同棲中、実家の母とうまくいっていない)、イラストレーター(彼氏無し、母と同居)
3人の女性たちの少しだけ波風の立つ日常
彼女たちの今後を応援したい気持ちになりました
頑張れ!世の女性たち!

 

 


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