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beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
https://www.beadscafe.yokohama/

夏の終わりに

2005年08月31日 | まいにち
昨日はちょいとナマイキを書きました・・・。
皆さん、どんな風にとられるかなと思っていましたが、一夜明け、
いろいろな方からメールでご感想をいただきました。
ありがとうございました。

なぜか、「私の事でしょうか?すみません。」と謝る人。(←違いますよ~)
「仕事について、ちょっといろいろ考えてみようと思います。」と決意表明する人。
取引先の人には、「もう休みの日にメールしません。」といただき・・・。(笑)
お久しぶりの友人からは、「今日は30日のブログの文章を読み(シャチョーさんからの一言)、
なんとなく胸打たれて?メールしました」だって(!?)。

コンサルタントの先生からのメールには、「会社が成長する上で核となる考え方です。」とあって、
ほっとひと安心。
かくいう私も本当は、毎日ボーっと生きているんですよ。
でも、必要な時に必要なことを考えられる人にはなりたいと思っています。
一緒に頑張りましょう!

 画像は、昨年訪れた上海の東方明珠テレビ塔。
 やっぱりこの時の旅も、「雨」でした。
 私は昔から、高いところに登るのが結構好きかもしれません。
 
 8月31日になると思い出すのが、高校3年の夏休み最後の日の事。
 なぜか友人と登った東京タワーのてっぺんの展望台から、
 キラキラ光る東京の夜景を眺め、ぽつりと話したのを覚えています。
 「8月31日が、夏休み最後の日っていうのも今日で最後だね」って。
 ただそれだけの事なんですが、17歳の夏は何か、かけがえの無い
 季節のような気がして。その一瞬がとっても特別なものに思えました。

あれから約20年・・・。
30代後半の夏も、そう悪くは無いと思います。


【今日の一本】
B00005HXX5スローなブギにしてくれ
浅野温子 山崎努 古尾谷雅人 角川エンタテインメント 2001-04-25


また選んでしまった。片岡義男・・・。
17歳当時の私は、子猫と浅野温子演じる少女の対比が魅力的で、
夢中になって見たのを覚えています。
あの南佳孝の甲高い「ウォンチュ~♪」も懐かしい・・・。
でも、今なら断然、中年男の山崎勉に感情移入してしまう。
いまだ青春に決別できない、私と同世代の大人達へ贈ります。



「考える」ということを考えてみる

2005年08月30日 | ビーズ
 beads cafe祭りが無事終了しました。
 今月は新しくbeads cafe デビューされた方も大勢で、いつもとちょっぴり違う、
 新鮮な雰囲気の中、大変な盛り上がりを見せたッスンになりました。
 キットを沢山用意したので、家の中のありったけのカゴ(頂き物のお花などが入っていた)
 をお買い物カゴとして使ってもらったんですが、皆さん大きな取っ手を腕にぶら下げて
 色とりどりのビーズをカゴに入れている姿が、赤頭巾ちゃんがお花摘みをしている
 姿のようで、なんだかとってもかわいらしかったです。
 大勢の参加者の皆さん、トラックバックしてくださった方々も、
 ホントお疲れ様でした!

レッスンを終えて思ったこと。
人間は考える葦である。
昔学校で習った言葉。たしかパスカルでしたっけ?
人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。

オリジナル作品を作るにしても、キットを作るにしても、「考える」事は必要です。
と言うより、きっぱりと、「作ること」=「考えること」 なのです。
beads cafe のレッスンでは、毎回、そんなに難しいことは考えなくてもいいのですが、
でも、少なくともどんなものが作りたいのか、こんな形にするにはどうしたらいいのか、
生徒さんの皆さんには、自分で「考えること」の出来る作り手になって欲しいと思います。
私が答えをお話するのは、簡単なんですが、その前に本人の意思が無いところには、
いくらすごい「コツ」を伝授したとして、全く無意味なものにしかなりません。
こんなものが作りたい!自分はこんな事がしたい!という熱い気持ちと、私のささやかなアドバイスが
うまい具合にマッチした方にとって、今回のbeads cafe 祭りは大変有意義なものになったに違いありません。

ビーズを組み合わせるだけだったら、ロボットでもビーズ作りはできます。
重要なのは、「何を」作るかというよりも、むしろ「なぜ」それを作りたいのか。
その目的があるからこそ、気持ちのこもった創作物が生まれるんだと私は思います。

そして「考える」ことは、ビーズなんかだけじゃなく、仕事にも、毎日の生活の中でも本当に重要なこと。
うちのアトリエのスタッフも、このブログを読んでいるので、書いておきますが、
私の休みの日には、なるべく仕事の電話やメールをしてこないように。
(って、とんでも無い所にいたりしたら、捕まえられたくないだけかもしれませんが!)
生徒さんやお客様の為になることは何だろうか、自分だったらどうするのか、
仕事の運営上、どうすることがベストなのかをギリギリのところまで考えてみよう。
普段から自分で考えるクセをつけると、もっともっと自分も成長できるし、いい仕事ができると思うよ。
以上、シャチョーからのひとことでした。


【今日の一冊】

4163656006スタア・バーへようこそ
岸 久  文藝春秋  2004-01-28


カクテルのコンテストで世界チャンピオンになった著者が描く、バーの裏側の世界。
プロの方はどんな風にカクテルを作っているのかなと軽い気持ちで読みはじめたのですが、
その徹底した仕事ぶりに、岸さんの銀座のバーに、本気で行きたくなってきました。
好きなことを仕事にするという意味でも、非常に興味深い一冊。
とにかく、仕事に惚れ込んでいる様子と、そのサービス精神こそプロと呼べるワザなのだと感じます。
最近、どんな分野の仕事でもプロと呼べる人って少なくなっているのでは?


ワインの味

2005年08月29日 | ビーズカフェ的ヨコハマ散歩
 ラ・テンダロッサの7周年記念パーティーへ。
 今年は、超・稀少なカルトワインが入荷したとのことで、
 「怪物ワイン会」という名の怪しげな(?)催しに参加しました。

 テーブルには、常連のお客さんで、仲良しになったIさん、Hさんをはじめ、
 醗酵食品のお料理などで本も出されているという、美人料理研究家のOさんや、
 この店のオーナーの大倉氏とご一緒だったので、私のような、
 イタリアワインのわからんちんも、いろいろと皆さんの解説をお聞きしながら、
 繊細なイタリアンと、6種類のワインの味を堪能させていただきました。

最後にお出ましの、怪物ワインの正体は、「IL CABERLOT 2000」。
スタッフ鈴木さんの計らいで、二日前の夜には抜栓し、コンディションを
整えてありました。

オーナーの大倉氏によると、
1.カベルロ種という品種は、このワイナリーのみしか生産していない特別なもので
 専門家の中でも未だ解明されていない。
2.マグナム瓶だけしか生産しない、超レアもの。
3.稀少で謎めいた高価なワイン。   なのだそう・・・。

感想は・・・・・・・・、「めっちゃおいしかった!」。
ワインのおいしさを表現する言葉って難しいですね。
クリエイティヴパックの題名に、恥ずかしげもなくメロメロな題名をつけるのは得意なんですが、
ワインの味についての形容詞を言葉にすることが、私にはまだ出来ません。


【今日の一枚】

B00005HX1OSchema Livello DueO BALANC[ カルテット・モデルノ クインテットX ストリート
・ジャズ・ユニット ソウルスタンス ニコラ・コンテ ネオス レゾム
インディペンデントレーベル 2001-03-28


グルーブ感あふれる、お洒落なボサノヴァコンピレーションアルバム。
特にバランソは、よくレッスンでもかけているクールなイタリアンボッサ。
スタッフのみもこさんが、イタリアの旅行中、CDショップに入り、
一生懸命バランソのCDが欲しいと説明したのに、店のおじさんは、
「ボサノヴァ?ここはイタリアだよ!」の一点張りだったって笑い話があります。
よく冷えたスプマンテと一緒に聞きたい一枚。



ヴィンテージに憧れて

2005年08月27日 | ビーズ
 「Vintage」という言葉。調べてみると、
 「一定の希少な価値となる特徴を持った物品」の事なのだそう。
 
 今月発売された、「ビーズ・ビー Vol.8」からの依頼で、
 ヴィンテージビーズを使った作品をいくつか制作しました。
 
 今、一般的には30年~90年前に作られた、古いビーズのことを、
 ヴィンテージビーズと呼んでいるのですが、年々手に入る種類と
 数が少なくなり、ますます、その希少性が高まってきています。

 
たしかに、ヴィンテージビーズの持つ、なんとも言えない美しさは、
現在では真似の出来ない職人の技術の高さと、独特のムード、
歴史の重みのようなものを感じさせます。

そんな素敵なビーズを使って、作品作りをしていると
本当に豊かな気持ちになれるのが不思議。

そしていつか、自分の作った作品そのものが、「ヴィンテージ」な価値を生み出せるようになりたい。
素材に頼る事で甘んじているのではなく、もっともっと気持ちを込めて、
さらに気持ちが込められるだけの技術を身に付けて、大切にものづくりを続けたいなとも思うわけです。


ぐずぐずしていて、本の発売の告知が遅れていたんですが、その間、
何名かの方からご感想のメールをいただいております。
そのうちの一通を合わせてご紹介します。

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阪本先生へ

こんばんは、ベーシックやレギュラークラスでお世話になりましたOです。
初めてのメールでちょっとドキドキしています。
今日、本屋さんで「ビーズ・ビー」を何気なく手に取り、阪本先生の作品を目にしました。
とっても素敵で、もうビーズの本は数え切れないくらい増えてしまったので買わないつもりだったのですが、
すぐに、買ってしまいました。帰宅して、beads cafeのHPを見ましたが、まだ、出ていなくって、
なんだか、誰よりも早く(?)(そんなわけないのですが)見つけた!ような気がして、
より嬉しくなりました。
特に、アールヌーボーネックレスが、シックで落ち着いた色合いとデザインで、とてもbeads cafeらしいと
思いました。ディスプレイに使っているガレ?(ちょっと違うかな)の花瓶や他のアンティークでしょうか、
ピューターのグラスやコッパーの花瓶も、とても素敵。
眺めているだけで、満足です。(そういえば、先生のお宅に飾られているお皿もアンティークのものでしょうか。
いつも、素敵だな、と思っていました。)
ご活躍の場が広がって、阪本先生もお忙しくてらっしゃるとは思いますが、
どうぞ、今までのように、ビーズだけでなくその周辺にも、センスをいかんなく発揮されますように。。。
これからも、楽しみにしています。
               雑誌に先生の名前と作品を見つけて、思わずメールしてしまったOでした。
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Oさん、いち早く見つけてくださって、ありがとうございました。
ビーズと一緒に写っている小物は、我が家で普段使っている・・・・
なんて言ってみたいところですが、実際は編集部と撮影スタッフの方がご用意くださったものです。(笑)
雰囲気が本当にぴったりで、素敵ですよね。(K)



【今日の一冊】

4893968475ビーズ・ビー (Vol.8)
パッチワーク通信社 2005-08


巻頭ページに、阪本敬子の作品4つが掲載されているのですが、そのうちの
ひとつ、「チェーン使いのネックレス」は、ニューヨークのビーズショップで手に入れた、
中空の透明なグラスビーズをポイントに、数本の細いチェーンを組み合わせたネックレスです。
巻末の通販ページでほんのわずかですが、キットの通信販売の注文も受け付けておりますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。




Heavyな一日

2005年08月25日 | まいにち
 今日、仕事を終えて帰ろうと、
 アトリエのドアをあけるとそこに、
 一匹のヘビが待っていました。(ガクガク・・・)
 画像は、へっぴり腰で近寄り、携帯で撮った一枚。
 怖くて手が震え、ピンボケな画像になってしまいましたが、
 恐怖の臨場感を感じていただけると幸いです。

 それにしても、ヘビくん。
 台風の接近で、気が動転したのでしょうか。
 マンションの3階まで登ってきたようです。
 
「よく見るとかわいい顔をしてる。」とみもこさんは言っていたけれど、
キャロ嬢と私はキャーキャー騒ぐので精一杯でした。
 
そういえば、胴の部分は、綺麗なグリーンの模様だったなあ。
皮を剥いで、山田さんとこみたいに、ブレスにでもすればよかったでしょうか?


【今日の一枚】
4473018180ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説
モダンチョキチョキズ B00005G5WA

モダチョキって覚えていますか?「ああ、あのコミックバンドね。」って大抵の方は
おっしゃるのだけれど・・・。私は好きでした。天才の集団だと思ってます。特にこの
「ボンゲンガンバンガラビンゲン」は名盤中の名盤。悟りの境地を感じる歌詞とホーン
セクションを始めとする高い音楽性!今日はこの中の一曲、「蛇はスネーク」でも聞こうっと。
「コブラ~ニシキに青大将~ へび~ヘビ~Heavy~♪」





まあ、ええがな。

2005年08月25日 | ビーズカフェ的ヨコハマ散歩
 野毛にある、「横浜にぎわい座」に行ってきました。
 この日の出演は、三笑亭夢丸、三遊亭遊吉、入船亭扇里、
 マギー隆司(マジック)、若倉健(ワンマン笑)の皆さん。
 トリに、入船亭扇橋の「藁人形」。いぶし銀の魅力のある噺家さんだ。
 女郎屋を舞台に、哀れな坊主、西念の悲惨で救いようの無い物語が、
 扇橋師匠の淡々とした語り口で進んでゆく。
 ところどころにちりばめられた笑いと、オチが、この話の未来に光を与えている。
 私の座右の銘は「笑う門には福来る」。
 笑顔でいる人の心の中に、福は生まれるというのが持論です。
 みなさんは、いかがですか?


【今日の一冊】
4473018180「まあ、ええがな」のこころ
森村 泰昌 淡交社 2001-05


表紙の女性は極妻の岩下志麻のように見えるけれど、「女優家Mの物語」などの
セルフポートレート作品で有名な森村泰昌氏。「まあ、ええがな」というのは、
彼の父親の口癖とか。 ~私はいっそ、あきらめという否定的な言葉を、この世の
辞書から消し去ることを提案したい。そしてかわりに、「まあ、ええがな」という
表現を積極的に導入してみたい。~あとがきより。 私も全く同感である。




恒例行事

2005年08月24日 | ビーズ










beads cafe はこの夏、1999年のオープンから7年目を迎えました。
と書いていて、一番驚いているのがこの私。
小学校一年生が、中学生になってしまうんですね。
は~。よく続いているもんだ。

毎月行っているレッスンの中で、自然と生まれた恒例行事のようなものがあります。
その中のひとつが、「夏の恒例!beads cafe 祭り!」
いつもはひとつのテーマに沿って、作品づくりを行いますが、
年に一度のこのレッスンは、たっくさんあるキットの中から
自分で好きなものを選んで作るも良し、beads cafe セレクトの
ビーズを使ってオリジナルレッスンの組み立てを勉強するも良し。の
お祭りみたいなレッスン。

さらにここ数年、祭りのイベントとして加わったのが、ソフトクリーム大会。
なんとこの季節だけは、サロンにマシーンを設置して、
レッスン当日は、皆さん自分でニョロニョロして楽しみます。

それでは、今年参加を予定されている皆さんに、ソフトクリームのラインナップを発表します!
今年のアイスは、バニラ・抹茶・黒ゴマ・キャラメル・マンゴーの5種。
お好きなものをお召し上がりくださいな。お待ちしています!


【今日の一枚】
B000AHQH32黒猫よ、待て!/風の丘
ラリーパパ&カーネギーママ  インディペンデントレーベル 2005-08-13


アコースティックな音色と、ナイーブな空気感。若き5人組が奏でるどこか懐かしいサウンドが
心地良い。この夏、「ラリパパ」待望の公式録音盤がいよいよ発売されました!私事で恐縮
ですが、ベースの水田十夢は、ケボコの従弟にあたります。
以前、NHK-FMの公開録画中に楽屋見舞いに訪れた母が、バンド名をど忘れし、
受付で「モーニングママの水田をお願いします!」と言ってしまった事件あり。
どうぞ応援よろしくお願いします!





新潟のこと

2005年08月23日 | ビーズ
20日、新潟から無事戻りました。
おかげさまで、心配していた「雨」は日中は全く降らず・・・。
ただ、翌21日に、新潟中越地方で大きな地震があったようですが、皆さん、ご無事でしょうか?

レッスンに参加くださった皆さんをはじめ、お世話になった方々、ありがとうございました。
新潟伊勢丹、ビーズアート展は本日最終日を迎えます。
まだご来場されてない、新潟地方の皆さん、ぜひぜひおいでくださいね!

 それで、私が新潟に行った20日。
 いつもbeades cafe のオリジナルペンチ
 お願いしている新潟の燕三条のペンチ屋さんが、
 わざわざ会場まで会いに来てくださいました。
 燕三条といえば金物。金物といえば燕三条と
 言われるように、伝統を守る職人の街で有名な土地ですが、
 生徒さんから、「めちゃくちゃ使いやすい!」
 「今までのペンチワークが嘘のようにラクになって、
 ピン丸めが怖くなくなった!」と、絶賛いただいている
 beads cafe のペンチ達もすべて、燕三条の生まれです。

 と、ここまで書きましたが、その日の夜、新潟駅近くのお店で
 今は新潟に住んでいる友人とお酒を飲みながら、
 軽くそんな話をしたところ、「燕と三条は全く別物なんだよ!」
 とえらく注意を受けました。
 「職人の町燕」「商人の町三条」と言われ、その土地柄と気質は大きく異なるのだそう。
 ◆燕市 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 今まで、何となくごっちゃに考えていましたが、
 Kくん、勉強になりました。ありがとう。
 ご一緒させてもらった、婚約者のA子さんもとっても素敵な方で、また日本酒のおいしい時期に
 お二人のところにお邪魔する約束をして、新潟駅から新幹線に乗り込みました。
 

【今日の一冊】
4262129187おうちでカクテル
YYT project 池田書店 2004-06


最近ハマっている、私の密かな趣味は、カクテル作り。ジン・ウォッカ・ラム・ウィスキー、
それからカンパリ・シャルトリューズ・アプリコットブランデーに、コアントローと、
リキュール類もずいぶん揃いました。でも、例の銀色のシェイカーはまだ持ってません。
beads cafeのレッスンで、特別に夜の部でも作って、皆さんにオリジナルカクテルでも
お出しできるように早くなりたいものです。(嘘)




新潟伊勢丹 「夏のビーズアート展」

2005年08月19日 | ビーズ
 新潟伊勢丹 「夏のビーズアート展」が始まりました。
 係りの方にお聞きしたところ、初日から
 「beads cafe のHPを見て来ました」とおっしゃって
 キットを買っていって下さった方もあるそうで。
 どなたかわかりませんが、ありがとうございました!

 画像は、真っ黒ビーズをひたすら編んで、
 バンブー風の丸い持ち手を取り付けたシックなバッグ。
 たしか、2000年の冬に作ったものですが、
 あまりのビーズの多さと根気の無さ(?)で、制作中に高熱を発しながら
 レッスンの準備をした覚えがあります。この作品は、会場内の阪本敬子の
 スペースに展示してあるほか、沢山のbeads cafe のキットをご用意しております。
 新潟近辺の皆様のご来場を心よりお待ちしております。 

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 伊勢丹新潟店 6F催事場 8月18日(木)~23日(火)
 8/20 11:30~のレッスンのご予約受付中!
 (阪本も、横浜から駆けつけます!)
 ご予約・お問い合わせは 025-243-7392(家庭用品直通)まで。
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【今日の一冊】
B00006591M太陽にほえろ! マカロニ刑事編 DVD-BOX I
萩原健一 石原裕次郎 竜雷太 バップ 2002-07-21


このところ、CSで「太陽にほえろ!」の再放送をやっているので、DVDに録画して、
寝る前に必ず1話ずつ見ています。先日別のTVでやっていたのですが、
石原裕次郎はかなりの雨男だったそう。亡くなった今でも法事のたびに雨だとか。
気象予報士でもあるズミ先輩によると「地球温暖化が原因で、最近は雨男、雨女が
少なくなった」そうです。そんな少数派のケボコは、20日の新潟行きを前に、周囲から、
「念のため自衛隊に要請を出しておいた方がいいのでは?」とからかわれていますが、
新潟の皆さん、どうしましょう?



白ワインが飲みたくて

2005年08月16日 | おいしいもの
 早いもので、夏休み最終日。
 おかげさまで、この5日間、のんびり過ごさせていただきました。
 休日最後の晩餐は何かワインに合うおつまみを、ということで、
 上から、ソーセージとキャベツの蒸し煮、
 カマンベールチーズ
 アジのカルパッチョ
 アボガド ディル添え
 ガーリックトースト
 ワインは、チリの白ワイン。
 

 おいしいお酒と、旨いつまみがあれば、何も言うことなし!
 明日から、また頑張るゾー!
 

【今日の一冊】
4388057894ワインのおかず
江上 佳奈美・北島 素幸・田崎 真也
柴田書店 1997-02


今日作った、ソーセージとキャベツの蒸し煮は、この本からのレシピ。
ドイツの家庭料理、ザワークラフトは、ちゃんと作ると手間がかかりますが、
これは、ソーセージとざく切りのキャベツをひとつのお鍋にほうりこんで、
キャラウェイシードと、塩・コショウ・バター・白ワインヴィネガーで煮込むだけ。
料理と呼ぶのもおこがましいぐらい、シンプルだけど、それぞれの素材から出た
旨味がいい具合に溶け合って素晴らしくオイシイ。オススメです!




ちょっといいメール③ 【10000人】

2005年08月12日 | ちょっとe-mail
 夏休み初日。
 昨晩飲み会だったので、ゆっくり朝寝坊したあとに、
 ふらっと大船、鎌倉方面に出かけてきました。
 私の散策はいつも行き当たりばったり。
 でも、鎌倉でコーヒーを飲みたくなると、必ず行くのが
 若宮大路から少し入ったところにある「玄」というお店です。
 木目の一枚板の大きいカウンターに、レンガの壁の落ち着いた珈琲店。
 自家焙煎豆を水出しにした極上のアイスコーヒーが最高なのです。 
 今日も無口なマスターが、カウンターでひとつひとつ豆を
 丁寧に選別している姿が見えました。


さて、先日SMAP占いの事を書いたところ、
生徒さんのひとりから、ぐっと来るメールが届きましたので、ご紹介します。
 
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阪本先生

(中略)
そんなわけで、時々覗いてた先生のBlog、
結構真剣に読んでしまい、大層、刺激を受けました。

ところで・・・
一生の間に10000人もの異性に、そもそも出会えるのでしょうか?
会う異性、会う異性、片っ端から好きにならないと間に合いませんね。

学生時代、友達に「好きになる男性は一生に一人でいい」と言って、
思い切り馬鹿にされた私です。
すでにそのときには100人くらい好きになってた気がするけど。
でも、最近しみじみ思っています。
世界中の異性ぜーんぶ忘れろと言われたら忘れる自信がある。
ただ一人を除いては。

You are always gonna be the one
宇多田ヒカルのFirst Loveの歌詞ですが、
この歌を桑田佳祐が歌っているのが好きで、通勤の行き帰りに聴いています。
ちなみにNo.2は桑田君でこの辺は、先生とはだいぶ好みが違うかも。
No.3はいまのところイ・ビョンホンですが、
3位以下はころころ変わるのでなんとも・・・

SMAP占い、私は木村君でした。
恋愛すると相手がめろめろになってくれるそうです、うふふ。
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「First Love」ほんといい歌ですよね。
そして、それを地で行く、Mさん。
なんて素敵なんでしょう!(ぽっ)
ちなみに、Mさんには今年、初孫がお生まれになりました。
(ケボコ・ちなみに私も木村くんでした うふふ)  


 【今日の一枚】

B0000006D6Zaca
The L.A. 4
Concord Jazz 1993-12-14

高校2年の夏、父のレコードコレクションから、こっそり拝借し、カセットに録音して
テープが伸びて音がふにゃふにゃになるまで聞いた一枚。
今思うと、ローリンド・アルメイドのギターには、クラシックの端正な技法、
ジャズのスウィング感、ボサノヴァのサウダージがすべてある。
この夏、ふと思い出して久しぶりに聞きなおしてみたら、これがまた新鮮で素晴らしい!!
改めてシビれまくりました。間違いなく私の青春の一枚です。





一生のあいだに、好きになる異性は何人?

2005年08月10日 | まいにち
 そろそろ皆さん、お盆休みの時期でしょうか?
 beads cafe もあさってから5日間、お休みさせていただきます。
 そんなまったり気分の今日、ランチの時間に占いの話になり、
 アトリエスタッフ全員でSMAP占いをして遊びました。
 特に熱狂的なスマップのファンがいるわけじゃないのですが・・・。
 
 それで私、
 「一生のあいだに、10000人の異性を好きになります。」って出ちゃいました。
 これスマップと何の関係があるのでしょうか?



 【今日の一本】
B00005ETAGラブ・ソング【字幕版】
レオン・ライ ピーター・チャン
コロムビアミュージックエンタテインメント 1999-10-21


原題はテレサ・テンの曲名と同じ「甜蜜蜜」。何度見ても、丁寧に作られたよい作品だと思います。
大陸から出てきた二人の別れと再会の10年間。車の運転席に座ったレイキウが、
せつなさで、ハンドルに突っ伏したとたんに鳴るクラクション。
振り返ったシウクワンが車に歩み寄るシーンが忘れられません。
レオン・ライ演じる、シウクワンと、マギー・チャン演じるレイキウが、もしこの占いをしたら、
何人と出るだろう。(しないだろうけど)




カフェのこと

2005年08月09日 | ビーズカフェ的ヨコハマ散歩











普段、辛党を自認している私ですが、
年に何度か、無性に甘いものが食べたくなるときがあります。
週末、その年に何度かの一日だったようで、
夕方から赤レンガ倉庫の中にあるカフェに行きました。
生クリームが、北欧のオーロラみたいなプリン、おいしかったです。
(スイーツの食べ比べなどは、あまり趣味じゃないので、名称不明)

昔、会社勤めをしていたころ、体調を崩して、
少し仕事を休んでいた時のことを思い出しました。
ちょうど1998年頃のことでしょうか。
5つ年上の同僚Aさんが、フランスのカフェばかり写っている
良い雰囲気の写真集をお見舞いにと送ってくれました。
カフェが、まだブームになるかならないかのハシリの時期。

私は嬉しくて、本当に毎日眺めて過ごしました。
私がその時欲していたものは、何て言うか、
まさにカフェの空気だったんです。

その後会社を退職し、1999年にビーズの教室を始めるときも、
なぜか自然にCAFEという言葉が浮かびました。

今でもふと思うのですが、Aさんは、どうしてあのとき、
あの本を私に選んでくれたのかなと・・・。
そして人の心を和ませる「カフェの空気」とは一体何なのか、
今はビーズでそれを探し続けている私です。


 【今日の一枚】
B00006BGSTバッハ:オルガン名曲集
プレストン(サイモン)  バッハユニバーサルクラシック 2002-09-25


Aさんと一緒に、お昼休みに近くの霊南坂教会や、サントリーホールに、
パイプオルガンをよく聴きに行きました。いろいろなことでごちゃごちゃになった頭と心に、
オルガンの凛として静かな音色がしみわたるようでした。
そして、なぜか神に懺悔したくなる罪深い子羊・ケボコでありました。
バッハのオルガンの曲の中では、「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」が一番好きです。






日本の文様

2005年08月07日 | ビーズ
 【七宝】
 七宝は同じ大きさの円の円周を
 四分の一づつ重ねて繋いでゆく文様で、
 有職文では「輪違い」と呼ぶ。
 七宝の円形は円満を表し、
 吉祥文様としてもイメージが定着し、
 宝尽くしの一つに数えられるようになった。
 (日本・中国の文様事典より)


というわけで、この七宝をイメージして作ったトンボ玉とイエロージェイドのレトロ風リングです。
私としては、和洋折衷のレトロな雰囲気を出したかったのですが、いかがでしょう?
中央の丸いビーズは、透明×白に、ベージュの分銅繋ぎのような柄のトンボ玉。
そして、回りを囲むクリーム色は、イエロージェイド。
分銅繋ぎも、七宝も、縁起がよく、宝尽くしの文様として好まれた柄だそうで、
このリングも身に付けることで、何かめでたいことにつながると良いのですが。



 【今日の一冊】
4881081500日本・中国の文様事典
視覚デザイン研究所 2000-01


あの、犬神家の一族でもお馴染みの、「斧・琴・菊」は、歌舞伎役者の
三代目尾上菊五郎が自分の芸名の「菊」の文字が入った吉祥文様ということで
愛用していたそう。「良き事聞く」にかけた洒落である。
それにしても、この本を読んでいると、文様の不思議を感じずにはいられない。
縞(ストライプ)・格子(チェック)・点(ドット)などは世界共通の人気柄なんですね。




ある日の会話

2005年08月06日 | まいにち

 にゃんこ先生は
 どこでもお昼寝。
 「暑ちぃよね~。ったく。」






 
 「あら、にゃんこ先生
 そんな場所で・・・。」

 





 

 男が本当に好きなものは二つ。
 危険と遊びである。
 そしてまた、男は女を愛するが、
 それは遊びのなかで最も危険なものであるからだ。
 byニーチェ




 「まろ、ワカンナイ。」
 









 【今日の一冊】
4871827607クマとインテリ
basso 茜新社 2005-05-14


「イタリア男、スーツ、眼鏡」っていうテーマからして何かが違う。
「ジェラートにまつわる三つの短編」などの題名のお洒落感も秀逸。
絵にしても、ストーリーにしても、大人の軽妙な雰囲気が
ちょっとしたヨーロッパの映画みたいで、私好みの短編集。
あっ、でも内容は一応ボーイズラブ(?)ものなので・・・。最初に言っときます。