beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
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ベートーヴェン

2006年05月28日 | ビーズカフェ的ヨコハマ散歩
 5月に入ってから、なぜか気分はベートーヴェン。
 夫のCDラックから、こっそりいろいろ拝借して、
 アトリエの早朝BGMにずっと聴いていたんですが、
 週末、そんなマイブームにぴったりの演奏会に出かけてきました。

 パーヴォ・ヤルヴィ指揮
 ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団
 ベートーヴェン交響曲全曲演奏会
 (横浜みなとみらいホール)

パーヴォ・ヤルヴィ氏は「今ヨーロッパで最も刺激的なベートーヴェン」(チラシより抜粋)
と言われる話題の指揮者。
詳しい批評は、評論家の方にお任せするとして、私は純粋に「良かった!」。
(ってそんな私ごときが言葉にできないので)
交響曲1番は、その昔、大学のOBオケで弾いた事があるんですが、
同じ曲とは思えないほどの軽快さ!
ええ、そりゃオケのメンバーが違いすぎます。

淡いピンクのベルベット張りのゴムまりというものが、この世にあるとして、
それを賢そうな少女が、ぽんぽんと毬つきをしている・・・・
なんだか意味不明なんですが、弦の軽やかな掛け合いを聴いていたら、
そんな情景が頭に浮かびました。

演奏が終わってロビーに出ると、長蛇の列が。
よく見ると、CDやパンフレットに指揮者がサインをしてくれるのだとか。

最近、こんな私に対してどういうわけか、サインが欲しいなんていうことをおっしゃる方がいらして、
私もカエルの似顔絵など書いてお茶を濁した事があるので、ヤルヴィ氏がどんなサインをするのか
後学のためにも見てみようと少し待っていたんですが、なかなかご本人は登場せず。
帰りにバーで一杯飲んで帰る予定にしていたので、その場を後にしました。


 今日のカクテルは、その名も「ヨコハマ」。
 数少ない日本の地名の付いたカクテルの中でも
 わりとメジャーなカクテルだそう。
 ドライジンとウオッカにオレンジジュース、グレナデンシロップ。
 薬草系のリキュールのアブサンが効いてます。
 
 みなとみらいホールの演奏会の後に、隣のパンパシフィックホテルのバーで
 軽く一杯カクテルのコースは、結構気に入っています。


【今日の一枚】
B000ALIZQUベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&第3番
ヤルヴィ(パーヴォ),ドイツ・カンマーフィル 仲道郁代 仲道郁代 ヤルヴィ(パーヴォ)
BMG JAPAN 2005-10-26

別にサインをもらうつもりではなかったんですが、ピアノも聴いてみたくて、
ロビーで購入しました。
これからじっくり聴くことにします。





大人の遠足

2006年05月26日 | ビーズ
 久々に気持ちよく晴れた木曜日。
 かねてから計画していた、マダムクラスのイベントを開催。
 久々にのんびりしてきました。
 詳細は、こちらにまとめましたので、
 よろしければ、ご覧くださいね。
 http://www.beadscafe.net/ensoku.html

 今回、雨女の出る幕は全く無しの五月晴れに恵まれました。
 集合時間の5分前には、参加者全員がビシっと勢ぞろい。
 恐るべし、マダムクラス・・・。


【今日の一枚】
B000EMH8JKおいしい水
アストラッド・ジルベルト
ユニバーサルクラシック 2006-04-05
あえての一枚。
ボサノヴァブームが再燃してしばらく経つけれど、やはりこの一枚は欠かせない。
少女っぽさの残る歌声と、ちょっぴりおセンチ気分もミックスして。
こんな明るい初夏の朝に聴くのに丁度よいのです。




 

力士とビーズ

2006年05月20日 | ビーズ
 今朝、新聞を読んでいたら、
 朝日新聞「be on Saturday」に、見覚えのあるお姿と、作業トレイが・・・。

 北桜英敏さんのスキッ!
 「ビーズ編み」 立ち合いの集中力養う

 →関連記事
 今から5年ほど前、私が両国でレッスンを行っている縁で、
 テレビ朝日の「夢巡業」という、ひとりひとりの力士の趣味を追う番組で、
 北桜関のビーズ作りのお手伝いをさせてもらったことがあるんです。

これぞスポーツマン!という、礼儀正しくて、ユーモアいっぱいの明るさ、さりげない気配りが
本当に素敵な方だったこと、覚えています。
それこそ、フランクフルトみたいな大きくて太い指で、
桜をイメージしたラブリーなリングを、あっという間に作ってしまう器用さに驚きました。

「本などを見て作品を作っていると、途中で投げ出したくなるときがあるんだけど、
ここでイライラしたら、自分の負けだと思って、集中する訓練にしている。」と
おっしゃっていたんですが、5年たった今でも続けていらっしゃるとは、
北桜関も相当ハマったクチですね・・・。(笑)

番組の収録後、余ったビーズを、お店の方が北桜関に「差し上げます」とおっしゃったところ、
ほんのわずかな量を、「先生も半分どうぞ」と私にまで気を使ってくださる、そんなお人柄。

beads cafe一同、陰ながら、応援しています!




妖怪はお好き?

2006年05月11日 | 不思議な話

 連休中に、境港まで足を伸ばし、
 妖怪たちに会ってきました。

 ここは、ゲゲゲの鬼太郎の作者の
 水木しげる先生の故郷だとか。
 商店街のいたるところに、
 妖怪のオブジェが並んでいます。



 私は子供の頃から、
 テーマパーク的な場所は、
 あまり得意では無いのですが、
 「水木しげるロード」は、古い街の商店街の
 普通の空気がそのままに残っていて・・・。





 店先のディスプレイは、
 どれも、その店、その店の工夫と
 ユーモアにあふれていて、
 本当にほほえましい。








 ここに行けば、いつまでも少年のままの鬼太郎や
 かわいくて、憎めない妖怪たちが待っていてくれるでしょう。

 ◆水木しげるの妖怪ワールド 
 水木しげる先生の公式サイト かなりお洒落。







出西窯のうつわ

2006年05月03日 | まいにち










 










GW、いかがお過ごしでしょうか?
私は仕事をなんとか一段落させ、2日の最終便の飛行機に乗って
島根に遊びに来ました。
今日は、出雲神話の舞台、斐伊川のほとりにある出西窯
うつわ三昧の一日。
ちょうど開催されていた「柳宗理 暮らしのためのデザイン展」で、小皿や一輪挿しなど
沢山購入してしまった・・・・。
横浜に帰ったら、これらの器でおいしそうなお料理、作ろうっと。


【今日の一冊】
4582831605柳宗理 エッセイ
柳 宗理
平凡社 2003-06-24

柳宋理が主張している考えで、「アノニマスデザイン」というものがあります。
ひと言で言うと、無名性のプロダクトデザインのこと。
商業主義に偏重したデザインのアンチテーゼなのだそう。
私は子供の頃から文房具が好きで、それも何てこと無い砂けしゴムの角の丸みだったり、
ペンてるの普通のサインペンの微妙なラインの美しさとその書きやすさだったり、
そういう道具にたまらなく魅力を感じる。
ちょっと柳先生の主張が、私の言いたくてもうまく言葉にできなかった事と
通じているような気がして嬉しいナ。