「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」

2016年04月28日 | 映画・DVD・テレビ
久しぶりにまとめて「ロード・オブ・ザ・リング」三部作と「ホビット」の二部作をDVDでみた。🎬

どちらも映画館で見ていないのは痛恨の極みだが、だからといって、この作品の素晴らしさは言葉で言い尽くせないほどの迫力で私の心に迫って来る。

魔の指輪を葬ろうとするために旅に出るホビットと仲間たちの壮大な冒険物語だが、
指輪の魔力に魅せられて闇の世界に引き込まれそうになるフロドと彼を守ろうとするサムの二人を中心に、この世界を闇の力から救うため立ち上がる人々の強さに心揺さぶられる。

ニュージーランドの大自然のロケに基づいた圧倒的な映像と音楽で、CGでもあるのを忘れるほどのファンタジーの世界が広がってゆく。🏰🎠

私のなかでは一番といってもいい素晴らしい映画です❗

早くホビット三作目のDVDでないなかぁ~✨

「羊と鋼の森」   宮下奈都

2016年04月28日 | 読書
 本屋大賞をとるまえから気になっていた。

 まず、タイトルと装丁が素敵なことと、立ち読みした途端、ピアノの情景が
 浮かんできたこと。

 本屋で思わず目頭が熱くなって困ったので、慌てて購入し、じっくりと読む。

 
 これは家にピアノがある家庭や、学校のピアノに少なからず関心のあった人は
 誰でも感じるノスタルジックな思いを、具現化した本なのだと。
 
 
 母が亡くなってから、あえて思い出そうとしなかった。
 
 暗い蔵の奥に 私専用に置かれたそれは、習うのをやめた後も、哀しい時、楽しい時、
 そばで弾いて 私の心の友だった。
 またピアノが好きで、私よりも上手な母が時折弾いてくれたショパンは母の人柄そのものの響きだった。

 母が亡くなった後、それを本当は持ってきたかった。
 蔵を壊したとき、その処理をどうしたか本当は聞きたかった。
 でも、いろいろな思いが重なって、結局、古いピアノはどこかにいってしまった。

 私にとってそれは友だったのに、母の病と死によって目をふさぎ、きちんと向き合わなかったことを
 後悔している。

 しかし、この本を読んだことによって、私の心が少し救われたような気がするのは、
 今もどこかで、私のピアノが鳴っているからと思えるような気にさせてくれたから。

 
 この本を読んだすべての人の心にピアノの森の響きが、永遠に届きますように。





 

 

桜と錦帯橋

2016年04月10日 | 日記
梅の季節から、すっかり桜の季節となりました。

先日、岩国の錦帯橋へ行ってきました。

当日は温かく風もなく、桜満開の下を歩きながら美しいアーチを描く錦帯橋を堪能してきました。

橋を渡りながら、日本の技術の素晴らしさと川との調和を考えた見事な様式の美を感じました。
日本各地に、それぞれの歴史があり地域に根づいている文化があることを、誇らしく思います。