私は一応居飛車党ではありますが振り飛車もわりと好きなタイプで、気分転換に振り飛車を指す事もたまにあります。
振り飛車の中で一番良く指すのがノーマル四間飛車、その次がノーマル三間飛車(本人はコーヤン流のつもり)という感じでしょうか。ゴキゲン中飛車などそれ以外の振り飛車もごくまれに指すことがありますが、角交換四間飛車だけはとても指せません。
角交換四間飛車を指したい気持ちはあるのです。なんといっても藤井ファンの私ですから、藤井先生と同じ戦型を指したい! 藤井先生とお揃いになりたい!(←気持ち悪い) と思ったりもするのです。
でも、角交換四間飛車は打開が難しい。同じ角交換系の将棋でも中飛車ならば5筋からさばいて行くことも出来るのでしょうが、角交換四間飛車の場合はそうもいきません。結局、自陣角を打って打開していくような将棋が多いような気がします。この自陣角が私にとってネックなのです。
自陣角、それも筋違い角を打つというのはかなりの構想力が必要です。打った角がお荷物になるようでは、もう負けが八割がた決まったようなものなのですから。必ず角が働く位置・タイミングに打たなくてはなりません。
でもそれってちょっと私の手には余るんですよね。意気揚々と角を打ってもいつの間にか負担になり、最終的に桂とか香と交換になる、なんてこともしばしばなのです。もうちょっと棋力があがれば、角交換四間飛車も面白いのかなあなんて思ったりもするのですが、現状ではちょっと厳しい感じですね。