九州場所で連勝を止められた相手の稀勢の里(左)と、けいこをする白鵬=高橋美帆撮影
大相撲初場所(1月9日初日・両国国技館)前の横綱審議委員会けいこ総見が23日、国技館で一般に公開して行われた。
自身初の6連覇を目指す白鵬はまだ始動段階で、感触を確かめているような印象。大関陣とは取らなかったが、先場所、連勝を63で止められた相手の稀勢の里や、優勝を最後まで争った豊ノ島らを相手に計14番取った。特に稀勢の里には、張り手を交えた激しい攻めを見せ、館内が盛り上がる場面もあった。「思ったより体も動いた。お客さんにいいところを見せられたと思う」と満足げだった横綱に対し、稀勢の里は「横綱の突きには重みがあった。まだまだです。(九州場所は)たまたま勝ったんだな、と感じた」と反省していた。
(2010年12月23日19時20分
読売新聞)
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