ふと周囲を見回してみると、イチョウ並木道の車道で停車している高級セダンの車体に、なんと紅葉のイチョウ並木が車体ボディに鏡のように写っていました。これはすごい発見をした!と思い、撮影しました。
イチョウ並木道の北側に建っている絵画館前に近づくにつれ、ますます人通りが激しくなってきました。
高揚が最盛期を迎えているイチョウ並木道の散策を続けていきます。
既に散り始めていて、枝が露出しているイチョウの木々も結構多かったです。
しばらく歩いていると、東京都内を巡る「はとバス」の定期観光バスがイチョウ並木道に停車しました。バスの全面ガラスに写るイチョウ並木の紅葉も、先ほどの高級セダン車の「車体紅葉」?と同じく綺麗だったので撮影しました。
黄金のトンネルとなっているイチョウ並木道に停車中の「はとバス」の最新式セレガ(日野製・ハイブリッド)です。東京を代表する観光バスであるはとバスの車体の塗装は黄色と、紅葉のイチョウ並木道の組み合わせは、本当に絵になりますね。
イチョウ並木道の北端部に広がっている「聖徳記念絵画館」前に到着しました。絵画館前の広場では「いちょう祭り」のイベントや屋台の出店などで賑やかです。
いちょう祭りの喧騒の中を通り抜けて、JR千駄ヶ谷駅へ向かって散策を続けていきます。東京ヤクルトスワローズの本拠地である「明治神宮球場」の脇を通り抜けていきます。
前方に2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場となる「国立霞ヶ丘競技場」の広大な敷地が見えてきました。紅葉のイチョウ並木道の喧騒とは打って変わって、閑散とした雰囲気に包まれていました。
国立競技場周辺も紅葉が一応は進んでいるみたいですが、御世辞にもそれほど綺麗とは言えませんね。
国立霞ヶ丘競技場の「青山門」前に到着しました。2020年の東京オリンピックのメイン会場は、本来は中央区の晴海ふ頭に新しく建設されるはずだったのですが、東日本大震災後に、大規模災害時の避難問題の観点から、ここ千駄ヶ谷の国立競技場を建て替える計画に変更された経緯があります。
総工事費は解体費を除いて1300億円程度を見込んでいます。現在の競技場は2014年7月から2015年10月にかけて解体され、2015年10月から「新国立競技場」の建設を開始し、2019年3月までに完成する予定となっています。
今年の2013年9月7日にブエノスアイレスで開催されたIOC総会で2020年夏季オリンピックの開催が東京に決まったわけですが、あと7年しかありません。7年は長いように見えて、インフラ整備などを考えると意外と短いように思うので、これから東京は忙しくなりそうですね。
国立競技場の敷地の南側を回り込んでJR千駄ヶ谷駅方向へ向かいます。国立競技場の南側に建っている「日本青年館」の建物の脇を通り抜けていきます。この建物も、国立競技場の建て替え・増築工事によって取り壊すとか取り壊さないとか噂がありますが、どうなるのでしょうか。
「霞岳町交差点」から日本青年館と国立競技場の敷地の間を通っている坂を下っていきます。
「代々木門」の脇を通り抜けていきます。代々木門周辺には工事用のフェンスが設置されていて、これから何か工事が始まるみたいです。早速取り壊し工事が始まるのでしょうか?
1964年開催の東京オリンピックのメイン会場でもあった国立競技場ですが、そろそろ半世紀を迎えることから老朽化が進んできているのだとか。建て替えによって、立派な新国立競技場に生まれ変わってほしいです。