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Pianist 池田みどり

ピアニスト池田みどりの四苦八苦をまるごとお見せします。
http://www.hi-ho.ne.jp/~midopi/

ロコモティブシンドロームって知ってますか?

2010-11-04 | 医療
 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、骨や関節、筋肉などの働きが衰えて、自立した生活が送りづらくなり、介護が必要になったり、ねたきりになったりする危険性が高い状態のことをいいます。40歳以上の男性の実に84%、女性の79%がその予備軍と言われており、全国に4700万人以上いると推定されることがわかったそうです。その原因には主に「変形性ひざ関節症」「変形性腰椎症」「骨粗鬆症」などが挙げられます。

 運動器を構成する骨、関節(軟骨)、腱、靭帯、筋肉は、栄養、成長ホルモン、女性ホルモン、活性酸素による酸化、そして運動の影響を受けます。ロコモが原因で寝たきりにならないためには、食事+運動+食事だけではとりきれない栄養素の補填(サプリメント)の総合的な対策が必要です。

 さて、あなたのロコチェックをしてみましょう。
 □片足立ちで靴下がはけない
 □家の中でつまづいたり滑ったりする
 □階段を上がるのに手すりが必要である
 □横断歩道を青信号で渡りきれない
 □15分くら続けて歩けない
 □2Kg程度の買い物をして持ち替えるのが困難である
 □家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
 ひとつでもあてはまれば、ロコモである心配があります。ロコモーショントレーニング(ロコトレ)を始めましょう。1日3回行いましょう。
 ロコトレ その1)開眼片脚立ち 左右1分間くらいずつ1日3回
 ロコトレ その2)スクワット 深呼吸するペースで5~6回

 骨密度を測った結果、運動とサプリで、40代のころより2割増しになった人もいます。簡単な運動だけでも、寝たきりになることを防げます。手遅れにならないうちに、今から始めましょう。

※ロコモパンフレットは以下からダウンロードできます。
 社団法人 日本整形外科学会 http://www.joa.or.jp/jp/public/locomo/

 【ライフケア カルチャー講座】
 http://www.lifecarekk.com/ 

インフルエンザ予防接種してきました。

2010-10-28 | 医療
 急に寒くなりました。夏の疲れも出てきそうですね。早めにインフルエンザ予防接種をしておこうと思い、今日、病院で受けてきました。注射が上手だったから、蚊にさされたくらいにしか痛くなかったです。3000円でした。

 ジャムズネット東京でもインフルエンザ予防接種を勧めています。

【インフルエンザワクチン接種開始のお知らせ】

国内でのインフルエンザワクチン接種事業が開始されました。
関東地方ではインフルエンザの患者が増加し始めています。
今年は、昨年大流行した新型インフルエンザワクチンを含む3価のワクチンを、優先順位なくどなたでも接種することが可能です。
早めに予防接種を受けておきましょう。
詳細は下記厚生労働省のHPをご覧ください。
【インフルエンザ対策関連情報】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_vaccine22.html
Q&A: http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_qa22.html

※2010年10月1日の記事です。

http://jamsnettokyo.web.fc2.com/

【健康講座:免疫システムというオーケストラ】

2010-10-08 | 医療
 ”免疫”は生物の歴史の中でも、生存に関わる機能として、実に巧妙に発達してきました。細菌・ウィルスなど外部からの攻撃に対して、ブロックするだけでなく、時にはそれさえも取り込んでしまうT細胞というのもあるのだということは、7月31日のブログ「免疫学者 多田富雄 “寛容”のメッセージ」で書きました。今回の講義は、もっと基礎ではありますが、かなり登場人物(?)が多いので、覚えきれません。

 外界との接触から細菌やウィルスに感染しますが、実際には皮膚と粘膜から取り込まれます。これらの自己免疫疾患としては、アレルギー・リウマチ・潰瘍性大腸がんなどがあります。また、ガンも免疫に関係する病気です。免疫の抗体には5種類あり、母体から受け継がれます。出産後は混合ワクチンなどを接種することで、抗体ができ一生働きますが、高齢化などで抗体が弱まり、免疫力が落ちることがあります。実は免疫というガードがないことは、私たちには生命の危機なのです。

 免疫力が落ちる原因としては、栄養欠損(カロリー不足とは違います)・睡眠不足・ストレスが挙げられます。免疫システムのメンバーたちは常に私たちの体を見張って、24時間休みなく働いてくれているのです。ところが、このような無理な状態が続くと、メンバーの手が回らなくなっちゃうわけです。

 胸腺はそれらの免疫機能システムの元となる重要な部分ですが、ほかの臓器より委縮が早いようです。それに代わるのが腸管免疫システムです。善玉菌を増やし健康な腸でいることも、免疫に必要なんですね。

 講師、松尾政治先生からのコメントです。
「私は常に一人の存在ではないと思っています。60兆の仲間が私を支えています。その仲間のために良いことをすることが「健康管理」だと思います。(中略)「栄養管理」はまさに「免疫管理」と言えましょう。」

※ライフケア:
http://lifecare.blog6.fc2.com/blog-category-2.html

「糖尿病と栄養」

2010-09-17 | 医療
【ライフケア健康カルチャー講座/病理編】
 糖尿病は血糖が高くなる病気です。静かに進行し、全身の合併症を引き起こします。神経障害・網膜症・腎症などです。また、動脈硬化も避けられません。生活習慣病といわれるだけあって、まずは正しい糖尿病の認識と自己管理が欠かせないでしょう。血糖値をさげればよいという対処療法だけでは、思わぬ合併症を引き起こす危険性もあるようです。

 糖尿病学会では「糖尿病とその関連疾患は死因の3割を占め、関連医療費は約4.7兆円と国民医療費の約15%を占める」と危機感をあらわにしています。患者数は歯止めが利かないほどに増え続けています。

 私たちの体は、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーとして使いますが、「ブドウ糖」は脳の唯一のエネルギー源です。血糖が下がりすぎると生命の危機を感じます。あがりすぎた場合は、すい臓から分泌される「インスリン」だけが頼りになりますが、この分泌不足などによって、高血糖になります。
血管の内側には内皮細胞という薄い膜があります。これはバリアとしてだけではなく、血管を守るための一酸化窒素を生成します。血管内皮細胞機能障害によって、血栓が形成されやすくなり、毛細血管が集まる末梢の血管・網膜・腎臓から症状が現れます。その判断基準には、空腹時血糖値だけでなく、糖負荷試験も必要であると、診断基準が改定されました。(2010年7月10日・日本糖尿病学会)米国ではすでに前糖尿病とされる糖尿病の前触れである人の診断が必要であるとされています。

 ではどのように糖尿病を防いでいったらよいのでしょうか?
 ・スロー消化の糖質を食べる(ゆっくり消化される玄米、全粒粉パンなど)
 ・よく噛む
 ・食後の軽い運動
 ・水溶性繊維(アルギン酸)を食べる
 ・適度な減量(食事制限によって不足する栄養素はサプリメントで補う)
 ・食事は1日3回、規則正しく食べ、間食は控えましょう。

 糖尿病は医師に頼るだけではなく、自分の意識改革がもっとも大切です。生活の習慣から見直すことも必要でしょう。人工透析になれば、年間費用600万円もかかる、生活を圧迫する重大な事態になりえる病気です。早期発見を心がけ、普段から自分の体の変化を見逃さないようにしましょう。

 ※ライフケア http://www.lifecarekk.com/lifecare.html
 ※日本糖尿病学会 http://www.jds.or.jp/

「“光”からあなたへ -漫画家 戸部けいこさんが遺したもの-」

2010-08-04 | 医療
 自閉症は現在200人にひとりといわれています。漫画で障害者を描くことをタブーとされていましたが、敢えて自閉症の子どもとその親の葛藤を描いたのが、戸部けいこの「”光”とともに・・・~自閉症児をかかえて」です。2000年10月から2009年2月まで連載され、270万部のベストセラーになりました。多くの自閉症児をかかえる親や、普通の子育てをしている人たちにも、多くの励ましを与えました。戸部さんは、闘病の末、2010年1月になくなりました。最後まで執筆意欲を持ち続けていたということです。

 自閉症は脳障害で、まだ原因がわかっていません。一部ではミラーニューロンの障害ではないかという説も出ていますが、ミラーニューロンの存在さえ確認がとれていないため、まだ不透明のままです。乳児のころにはわからないため、自閉症と判断されるには、時間がかかります。また、症状もさまざまで、学習障害や、高機能自閉症といわれるアスペルガー症候群、サヴァン症候群なども含まれるようです。社会的には多くの不理解があり、いまだに「しつけの責任」にしている人さえあるようです。

 「赤ちゃんが目を合わせてくれない、おむつが取れない、集団の中でパニックを起こしてしまう・・・」など、また、親を親とも思ってくれないということは、親にとって辛いものです。それだけでなく、社会や家族の理解を得られない現実が突きつけられます。漫画の中にも出てきますが、姑から「しつけをしないからこんなわがままになって・・・全部あなたのせいよ!」と責められることも、よくあるようです。また、このような児童にはケガはつきものですが、病院に行っても医師から「しつけが悪いから治療もできない」と言われるのも現実だそうです。

 漫画の中では次のように描かれています。「長い間の経験で自閉症は母親のしつけのせいではないんです」という専門家の話で、母親は泣きながら言います。「その言葉が一番聞きたかった」

 戸部さんは多くの取材をしました。このシリーズを描こうと決心したのは、保育園で自閉症の子どもを抱える母親が、子どもに代わって卒園の言葉を発表したときのことでした。母親はその子の代わりにきっぱりした調子で言いました。
 『大きくなったら明るい元気に働く大人になります』 彼女はすぐにその人に、取材をお願いしたそうです。「本気で描きたいの」・・・
 この言葉は、漫画を通して、多くの自閉症を抱える親達を励ましました。

 15歳の息子を持つある母親。2歳で自閉症と診断されました。彼は言葉でのコミュニケートが取れず、暴れることもあります。「でも少しずつ成長してるんですよね。あの子も私もね」ヘルパーさんにはこの漫画を渡して、自閉症への理解を深めてもらったそうです。親の手を離れていつかひとりでお買い物に行って、いつか働けるようになってほしいと願っています。

 ある脳外科医は、息子(19歳)が自閉症です。「以前は明るくなくてもいいから頭のいい子になってほしかったんです。でも今は、本人が明るくて元気であれば、勉強なんかできなくてもいいって思うようになりました」 休日を返上して、息子が馴染めるような作業福祉所を何箇所も見て周りました。今やひとりでシールを貼れる作業ができるようになりました。

 戸部さんの未発表の最後の原稿は、こんなせりふで終わっています。
 「これからも壁にぶつかり 思い悩む日は来るだろう。  現実は厳しくて 不安はいっぱい。
 でも 逃げずに何か方法をみつけていこう。 そして何か一つでも良いことをみつけてゆくの。
 どんなちっちゃなことでもかまわない。 笑顔とともに・・・ この世の光とともに・・・」

※NHK 福祉ネットワーク
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1007/100729.html

「THINK! 薬物依存」

2010-08-03 | 医療

 「薬物依存」は、一度依存症になるとどんどんと深みにはまり、再犯が多いのが特徴でもある。さらに近年は中学生、高校生など若年化しており、社会経験もないまま人生を破綻してしまう若者も増えているようある。

 

 当事者:「精神病院も入院したけどやめられないし、逮捕されたけどやめられない。どうやってやめればいいかわからない」

 家族:「夫が(息子を)殺すって。俺1人で殺すから母さんは手を出すなって。でも、やるときは一緒にやるって言いました」

 家族にとっても、もちろん当事者にとっても、一生背負う悲劇になる。

 

 ある当事者は中学校からシンナーを始め、そのまま薬物依存症になる。そのうち幻覚幻聴に悩まさるようになった。18歳のとき、麻薬所持で逮捕され精神病院に入れられる。注射を打たれ、電気ショックを受け、3日間起き上がれない状態だった。退院後は、二度と病院に行くことはなく、薬物中毒から抜け出ることもできず、症状は悪化した。妄想に取り付かれ、商店に立てこもる事件を起こすなど、何度も再犯を繰り返す。20年を経て、旭山病院の治療プログラムに出逢う。

 

【札幌市、旭山病院での取り組み】

 薬物依存の治療に取り組む病院は数少ない。現状、全国で10箇所もないほどである。この旭山病院の精神医、芦沢さんが重視しているのは、患者の生活基盤を整えることである。病院ではソーシャルワーカー8人が患者の生活サポートを行っている。彼の場合は、生活保護を受けさせ、依存症のグループホームに住まわせた。この病院ではアメリカで開発された“SMARPP”という最新の治療プログラムを使用している。

①まずは自分が病気であることを認めさせる:依存症の症状を読み上げ、自分の場合どうだったかをグループの中で発表していく。

②依存症の恐ろしさを教え治療への意欲を持たせる:自らの体験を書き、グループの中で発表していく。(交通事故を起こす、嘘をついてお金を騙し取るなど、人の話から自分のやってきたことの恐ろしさを知る)

③薬物をやめ続けるために必要なことを考えさせる:ひとりにならない、自助グループに参加する、話せる人を見つけるなど・・・

このプログラムは3ヶ月かけて行われるが、1回で終わるわけでなく、ずっと続く。薬物依存を絶つには、永遠にやめ続けるという意思が必要であり、終わったと思ったときに、また手を染めてしまう。

 

【自助グループ ダルクでの取り組み】

 かなり回復した患者には、就労支援をしている。若くから薬物依存症になっている場合、社会経験が皆無に近い。また、面接の際に自分が薬物依存であることを告知するかどうかも大きな問題になる。自助グループでは先輩たちの成功例を励みにしていくことができる。

 

薬物依存を、当事者や家族だけで解決しようと思ってもできるものではない。しかし、それをサポートする医療機関やサポート機関が少ないのも大きな問題かもしれない。

 

     NHK福祉ネットワーク

http://www.nhk.or.jp/heart-net/think/program/


40代のうつ

2010-08-01 | 医療
 厚生労働省の調べでは、日本人の6人から7人にひとりが”うつ病”だそうです。さらに女性は男性の2倍の患者数がいるそうです。女性の場合、仕事以外に子育てや家事、そして夫のサポート、両親の面倒や介護など、負担が重いという現実があります。特に40代は男性にとって働き盛りでギリギリの状態で仕事に臨まなくてはならない年代ですが、妻はそのサポートをしながら、まだ自立しきれなく反抗期でもある子どもの問題も同時に抱えます。さらに両親の介護問題なども出てくる年代でもあります。

【夫婦うつの場合】 
 ある夫婦の場合です。夫婦ともども歯科医で治療院を経営。1日60人程度の患者を抱えています。夫は医師として社会貢献したいという想いもあり、講演会や若手の研修でかなりの無理をしながらやってきました。5年ほど前から夫が過労からうつを発症しました。妻は夫のサポートをするために、カルテの整理や経理までを一手に引き受け、家事の負担も増えました。1年ほど前から、今度は妻が過労から自殺願望も出るなどの症状が出たため、心療内科を受診したところ、うつ病の手前だということが判明しました。仕事中は症状は押さえられていますが、帰宅すると疲れがどっと出るようです。毎日7時に帰宅しますが、すぐに夕飯の支度をすることもできません。少しずつ改善に向かっている夫が、現在は子育てや家事も負担するようにしています。

 東京女子医科大学教授であり、付属の女性生涯健康センター所長である、精神科医の加茂登志子先生は次のように語ります。
 「うつになった場合、自分にかかる仕事量の負担を減らしていく必要があります。伴侶がうつになるとそれを肩代わりすることになりますが、40代、50代の働き盛りの場合はそうもいかないという場合が多いのです」
 
 この夫婦の場合は、ふたりで話し合い、スタッフの数を増やし仕事量を減らしたり、休日をちゃんと取るなどの工夫をしました。また、「夫婦カウンセリング」も受け、本音を話しあう環境を作りました。
 「うつ病の治療の基本である服薬や、病気に対する理解などがありますが、このような方法論も取り入れるとよいでしょう。女性については家事や子育てなどの負担の軽減は重要です」

【更年期うつの場合】
 45歳の女性。35歳頃から頭痛、耳鳴り、ひどいめまいに悩まされ、内科・耳鼻科・脳外科など受けるが改善されず、そのうち眠れない、部屋にひきこもるなどの症状がひどくなり、心療内科を受診しましたが、抗うつ剤も効きませんでした。
 「ほんとうに私がこの世から消えたほうが家族は楽になるんじゃないかと、そういう風に考えました」
 婦人科の受診で女性ホルモンの数値が低いことから、更年期障害であることがわかり、低用量ピルを服用したところ、症状が改善されました。
 加茂氏:「婦人科で外科手術をなさった場合、あるいは体質的に早めに更年期障害が出る方は、30代後半から40代前半にわりあい多く見受けられます。更年期障害の多くの症状は、女性ホルモンの現象によるもので、エストロゲンの補充療法をすることで改善されます。しかしそれでも改善されないうつもあります。更年期はもともとうつ病の発症しやすい年代です。その場合はうつ病という観点での治療が必要です。数ヶ月婦人科で治療してもよくならない場合は、心療内科を受診されることをおすすめします。医師にも治療してみないとわからない場合があります。中には婦人科と心療内科両方の治療が必要な場合もあります」

【うつ病:治療のカギ】
 1.薬  2.充分な休養  3.人生のギアチェンジ

【番組以外の情報から】
服薬は抗うつ剤の過剰摂取などの問題も含んでいます。
次の点は日本うつ病理学界理事長、野村聡一郎氏の見解で、下記のひとつでも該当する場合、治療に疑問があるそうです。
1.薬の処方や副作用について説明しない
2.いきなり3種類以上の抗うつ薬を出す(胃腸薬などは別です)
3.薬がどんどん増える
4.薬について質問をすると、不機嫌になる
5.薬以外の対応法を知らないようだ

まずは正しい知識を患者側で身につけることが必要かと思います。

※NHK福祉ネットワーク
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/

「神経難病における音楽療法を考える会」

2010-07-17 | 医療
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病(PD)などの神経難病に対する実践を通して、音楽療法の可能性を考える神経内科医、音楽療法士、関連職種の人たちの会です。今回は第7回。パシフィコ横浜の会議室はほとんど満席で、250名近くの人が集まりました。3時間半に及ぶプログラムでした。

 特別講演はスウェーデンから、ストックホルム・エステルマルム音楽アカデミー院長の加勢園子さんの「脳機能回復促進音楽療法について」。このFMT脳機能回復促進音楽療法の創始者ラッセ・イエルム氏のプレゼンテーション資料で講演は進められました。ひじょうにフィジカルな療法だという印象を受けました。
 
 生野理花先生(お茶の水女子大学比較社会文化学科博士)の「音楽療法士の立場から」では、あるパーキンソン病患者との長い療法の報告を聞きましたが、興味深いものでした。また、本町クリニック服部優子医師の「医師の立場からの音楽療法の今後」では、医師会への音楽療法に関するアンケート結果を知ることができて、音楽療法に肯定的な医師が多いことに、多少ならずとも明るい未来を感じました。

 最後は日本ALS協会東京支部のALS患者である佐々木さんと日本ALS協会の川口有美子さんとの「患者・家族の立場から」で、奥様から当事者のお話を聞き、患者さんのお宅で開かれた出前コンサートのビデオを見せていただきました。

 正直な感想ですが、医学的見地からの研究対象といった音楽療法には、どこか違和感を感じました。対照的に患者さん宅での出前コンサートには私が思っている”音楽の力”を感じました。

 最後に観客の中からパーキンソン病の患者さんからご意見が出ました。マイクの前で立つのがやっとのような病状の年配の男性でした。「私は素人なので何もわかりませんが、音楽が大好きで、たくさんの歌唱会に入っています。毎日のように歌を歌っています。私から音楽を取ったら何も残りません」というご意見に満場の拍手が送られました。

 講演会が終わって、佐々木さんの奥様、それに川口さんとお話をさせていただきました。自分が経験したALSに関する本を出したこと、協会にアルバムを50枚寄付させていただいたことをお話し、ぜひボランティアで出前コンサートに協力させてほしいとお願いしました。本を出す前からずっと思い続けていたことです。何かのご縁で今日お会いできたことで、一歩進められたらうれしいです。

乳がんシンポジウム”患者力を高める”映像URL

2010-07-14 | 医療
【2010/7/10 BCネットワーク 第2回乳がんシンポジウム 映像URL】

先日の乳がんシンポジウムの様子を録画でご覧になれます。
シンポジウムは4時間半にわたりましたので、4つのファイルに分かれています。
特にパネルディスカッションは、ご覧いただきたい内容です。

http://www.ustream.tv/recorded/8229016  
●開会の辞:  土井卓子先生(湘南記念病院乳がん甲状腺センター長)
●BCネットワーク活動紹介/演者紹介:  山本眞基子(BCネットワーク代表)

http://www.ustream.tv/recorded/8183337  
●パネルディスカッション:日本でのこれからの医師と患者のより良い関係を模索して
福田 護先生(聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンター院長、聖マリアンナ医科大学外科学特任教授 乳腺・内分泌外科)
石川 孝先生(横浜市立大学付属市民総合医療センター乳腺甲状腺外科部長)
石山 暁先生(横浜市立病院 がん検診センター診断担当部長 乳腺外科長)

http://www.ustream.tv/recorded/8185053  
●演奏
森美紀子(歌)池田みどり(ピアノ)

http://www.ustream.tv/recorded/8185417  
●テイラーメイドの乳がん治療:
山内 英子先生(聖路加国際病院ブレストセンター 乳腺外科部長)
●乳がん患者さんへの代替/統合医療からのサポート提案:
白田 正樹氏(株)サン•メディカ創立者/代表)

http://www.ustream.tv/recorded/8182686  (音声のみ)
● Dr. Freya Schnabel (フリヤ・シュナベル)
(NYU Cancer Institute-NYU Clinical Cancer Center)(乳腺外科部長 & ニューヨーク大学外科教授)

当日USTREAMからの生中継がありましたが、通信事情が悪く、一部音声のみとなりましたことを、お詫び申し上げます。録画については、シュナベル先生の基調講演以外は、すべて録画されておりますので、ご覧ください。

いよいよ明日、BCネット「第2回乳がんシンポジウム@横浜」です!

2010-07-09 | 医療
《BCネット「第2回乳がんシンポジウム@横浜」開催のお知らせ
乳がんを通して患者力を高めよう~NYから講師を迎えて》

米国在住日本人乳がん患者の非営利団体である BCネットワークが、インタラクティブな乳がんシンポジウムを提供いたします。 ニューヨーク大学 乳腺外科部長のシュナベル先生(Dr.Freya Schnabel)の基調講演、 パネルディスカッションでは日本での患者と医師のより良い関係の構築、患者力を高める方法について討論していただきます。
※Dr.Freya Schnabel:ニューヨー ク・コロンビア大学病院乳腺外科部長。患者さんと協力して大学内に患者啓発非営利団体(Woman at risk) を創設された功績を持つ。

●開催日 : 2010年.7月10日(土)
●場所 :はまぎんホール ”ヴィアマーレ”http://www.yokohama-viamare.or.jp/
JR・横浜市営地下鉄線 桜木町駅下車 動く歩道利用5分
みなとみらい線 みなとみらい駅下車「クイーンズスクエア連絡口」「けやき通り口」より 徒歩7分
●時間 : 13:00 ~17:30
●参加費用 : 1,000円(ぜひご予約ください。予約方法は文末に記載しています。)
●主催団体 : BCネットワーク(Young Japanese Breast Cancer Network) 代表:山本眞基子
●共催団体 : 湘南記念病院 乳がん甲状腺センター.ジャムズネット東京
●司会 : 関根 友実 (元朝日放送所属アナウンサー & 医療を支える関西オカンの会代表)

【プログラム】
●ごあいさつ:土井 卓子先生(湘南記念病院 乳がん甲状腺センター長)
●仲本 光一先生:(外務省医務官、ジャムズネット東京代表 )
●基調講演 : Dr. Freya Schnabel (NYU Cancer Institute-NYU Clinical Cancer Center)(乳腺外科部長 & ニューヨーク大学外科教授)
●パネルディスカッション:司会 土井卓子先生
福田 護先生(聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンター院長、聖マリアンナ医科大学外科学特任教授 乳腺・内分泌外科)
石川 孝先生(横浜市立大学付属市民総合医療センター乳腺甲状腺外科部長
石山 暁先生( 横浜市立病院 がん検診センター診断担当部長 乳腺外科長 )
●テイラーメイドの乳がん治療:山内 英子先生(聖路加国際病院ブレストセンター 乳腺外科医長)
●乳がん患者さんへの代替/統合医療からのサポート提案::白田 正樹氏((株)サン•メディカ創立者/代表)
●ワークショップ
1)がん術後のリハビリエクササイズ:大木 麻梨子氏(乳がんサバイバー、リンパ浮腫対策委員会代表)
2)乳がん治療時の化粧法:山崎 多賀子氏(乳がんサバイバー、 美容ジャーナリスト)
●演奏会/懇親会 森美紀子(歌)・池田みどり(ピアノ)
●しこり入りのブレストモデル模型体験コーナー
●サイレントオークション
●豪華商品の抽選会
●各企業のデモンストレーション
など盛りだくさん!

●詳細はBCネットワークジャパンをご覧ください。http://bcnetworkjapan.org/
●お申し込みはこちらからどうぞ ネット予約http://bcnetworkjapan.org/cn16/pg123.html
メールでの予約post@bcnetwork.org
お電話での予約050-5806-7496 メール・お電話ともに、お名前、お電話番号とお住まいの県と市をお知らせください。
※当日満席となりましたら,入場をお断りする事もございます。

★ご来場できない方々のために、生中継をご覧ください。
生中継URL:http://www.y150.tv